住宅ローンの返済で返済者が亡くなった場合などは私の経験などから、融資を受けるのとあわせてあらかじめ加入している生命保険から返済されると思っていたのですが、逸見さんの場合はそうではなかったことになるようです。
これは、単なる契約内容の選択の違いなのか、
それとも当時、何十年か前は現在のような生命保険にあわせて加入するというようなやり方は一般的ではなかったのか、
それとも借入額が大きすぎると(逸見さんの場合5億円超?)生命保険での返済はできないのか、
それとも何か別の事情なのか、
そのあたりが気になりました。
もしなにかそのあたりの一般的な事情などをご存じの方がいらっしゃいましたら、ご参考までにお教えいただければ幸いです。
よろしくお願いします。
まず逸見さんの場合は、
http://news.nifty.com/cs/entame/showbizddetail/postseven-2010103...
12億円の豪邸で生命保険や預貯金をかき集めて7億円を差し引いて5億円の借金です。
あらかじめ加入している生命保険から全額返金されないのかということですが、
団体信用保険の場合一般に上限額が1億です。(5ページ目の一番下)
http://www.zenshinhoren.or.jp/others/gokanyu.pdf
その返済した、7億の一部として使われていると思われます。
たいてい住宅をローンで購入するときは団体信用保険に加入しますが、
これは必ず加入しなければならないというものではありません。
また、団信はあくまで保証ですから、ほかに保証人を付ければ団信の加入義務はありませんでした。
もしかしたら、逸見さんは知り合いに保証を頼んだのかもしれません。
そうすると、もしお支払いしないとその方に大変な迷惑をかけることになりますので、
奥さまは払わないわけにはいかないでしょう。
また、いくら逸見さんとはいえ何億もの生命保険に入っていたとは思えませんし、
もともとフリーの立場であったでしょうから、生命保険も住宅ローンにも何らかの制約があったことも考えられます。
また、住宅の名義の問題も考えられます。
もし、住宅の名義が逸見さん一人であれば、もし団信に入っていれば全額補償されるでしょうが、
たとえばお二人の名義であれば奥さまには逸見さんがお亡くなりになっても
支払いの義務は残ります。
まあ、住宅ローンは長期間の支払いですから、本当に何があるかわからないですよね。
http://allabout.co.jp/finance/gc/10558/
おまけ、ちょっときになる記事を見つけました。