例えば、レンタルサーバー(さくらサーバーのビジネス程度を想定)でWordpress3.0を稼働させた場合
・20サイト分のMysqlを一つのアカウントで
・1サイトあたり月間10,000~50,000アクセス程度
・MySQL上のテーブル数はおおよそ19*20サイト分で380
上記条件の場合ですがよろしくお願いします。
【1】MySQL
Wordpressではデータベースで複雑な計算をさせたりするようなこともありませんので、最近のコンピュータの性能からすればMySQLがネックになることはなく、回線のほうが先にネックとなるため特に問題はありません
(1)
MySQLでは主にInnoDB、MyISAMのいずれかのデータベースエンジンが用いられています
MyISAMは単純な構造なため高速アクセスが可能だけれども多数の人が同時に書き込むなどには向かない
InnoDBはトランザクションなどにも対応し非常に高性能だけれどもテーブル構成やアクセス方法などを工夫しないと劇的に遅くなる場合もある
(2)
WordpressのデフォルトはMyISAM
(InnoDBの利用も可能)
さくらサーバではInnoDBは利用できないとされている
(一部サーバーではInnoDBも利用できているという話もありますが公式ではない)
http://support.sakura.ad.jp/support/manual/rs/tech_server.shtml#...
(3)
MyISAMの制限は以外と大きく、格納できるレコード約43億(2の32乗)
http://dev.mysql.com/doc/refman/5.1/ja/myisam-storage-engine.htm...
【2】ターゲット
さくらのビジネスは容量80GB、データベースは2つまで
http://www.sakura.ne.jp/rentalserver/business/index.html
http://support.sakura.ad.jp/support/manual/rs/tech_server.shtml#...
Wordpressインストール時には、テーブル名の接頭辞(プリフィックス:サイトAはA_で始まるテーブル、サイトBはB_で始まるテーブルといった具合に分けること)の設定を行う必要がありますね
Wordpressのサイト単位でクォータ(容量制限)を設定することなどは出来ませんので、どこか1サイトでも大量の画像をアップされたりすると他のサイトが使える容量が一気に激減してしまう可能性がありますね(Wordpressのアップロードするファイルのデフォルトは2MBまでなので、80GBを20サイトで割ると1サイトあたり4000枚まではアップできるという計算になりますが、十分と言えるでしょうか? 毎日携帯から3枚ずつアップするとして高画質写真でも2年は持つ計算になりますが・・・)
アクセス数が月間5万PVならば回線がネックになることはないでしょう
あとは定期的にサーバーの残容量をチェックさえしていれば良いですね
DBの1レコードの容量が何バイトで、毎日何レコードが生成されるのか分からないと具体的な回答はできません。
ビジネスプランだと、メールやWebコンテンツとDB容量を合わせて80GBということになります。
そもそも1つのデータベースであっても複数のデータベースであっても、MySQL 自身が稼働しているサーバーが同じであれば
やっている内容はほとんど一緒だったりする。
WordPress を大量に導入するだけなら、テーブルの合計数が一緒でレコード数は個別だから性能上の差はない。
複数契約して、それぞれ物理的に別のデータベースであることが確認できた状態なら別だけど。
単に管理性の問題と考えればいいかと。
なるほど。重くなったりしないかなと思ったのですが、レンタルサーバーの借り方にもよるでしょうが
そもそも分けようが同じだったわけですね。
ありがとうございます。