海水から と 岩塩から精製したお塩とでは、どちらの方がミネラル豊富なのでしょうか?
アルペンザルツと言う食卓塩を買ってみました。
しかし、以前使用していた安い天日塩(メキシコ)との違いが分かりません。(値段が違うのだから、味も違うと期待していたのですが・・・)
また、かどの取れたまろやかなお塩をご存知の方いらっしゃいますか?(話には聞いた事あるのですが、実際にはどの様な味か知らないもので。。)
是非共教えて頂きたいです。 よろしくお願い致します。
)かどの取れたまろやかなお塩
沖縄の雪塩などは、そのような感じです。
粒子がパウダー状に近いぐらい細かいです。
味は、まろやかです。
まろやかなので逆に下味とかに使うのには塩味がわかりにくくて量を調整しにくいです。
安心で日本人好みの味を求めてるのでしたら、沖縄の塩から選んではどうでしょうか?
いろいろな種類はあります。(値段は、それなりにします)
料理にもよりますね。
アジア系のうまみ成分が主流の味付けに使う塩と
スパイシーさが主流のところで使う塩とでは。
)おろし金で削る なんて言うのもあるのですか・・手間が掛かって
布袋にいれて、木槌でたたいて、前もって粉々にしてビンにつめて使ってます。
確かに使いづらいですが、独特の味があります。
色のピンク色してますし、最初は抵抗がありました。
)粒度が荒いほど塩そのものの味がわかりやすいような感じがします
私もそう感じます
海外旅行にいったりする知人に、お土産に塩を買ってきてとお願いしてるときもありました。
食用なのに、人体の害のない?ごみが入ってるものもありましたし、パッケージにもその旨かかれてます。
貝殻の殻とかみたいです。
塩の場合、不純物が多く含まれてるほど味が複雑化しますから
安全を目指して、精製や再精製したものは味が似通ってくるのは当然だと思います。
海水塩、岩塩ともに、
ナトリウムを主成分に、カリウム、マグネシウム、カルシウムが多く含まれており、
そのほかには採取地によって鉄、マンガン、硫黄、亜鉛等の微量なミネラルが含まれていることが多いです。
料理の合わせ方にもよりますが、ダイレクトに塩そのものの味を見ない限りなかなか判別は難しいかもしれません。
組成を調べていたら参考になりそうなサイトがありました。
http://ganen.pinkcart-k.com/ganenerabi.htm
個人的な感想になりますが、粒度が荒いほど塩そのものの味がわかりやすいような感じがします。
細かな塩を均一に振るのではなく、少し荒めの塩をパラパラと散らしてみてはどうでしょうか。(料理にもよりますが)
ミルの用意が難しいということであれば、塊のピンク岩塩等(宝石の原石みたいな感じです)を購入し、おろし金で削ることもできます。
以前イタリアンの店をやっていましたが、仕込みを含む調理全般には海水塩、
仕上げに塩をかけるような料理には岩塩を削って使っていました。ご参考までに。
カリウムが25倍入っていると見ます。
(それだけで味がどうかというと別ですが、)
岩塩と海塩は一応違う物と思っていいです。
味の違いは、特に岩塩は物によってははっきり出ます。
(淡泊な味付けの物でないと分からないと思いますが、)
ただ、いずれもミネラル分が湿気を呼んで固まるので、いわゆる食卓塩としては不向きかもしれません。
あくまで料理用。(漬物用でいいです)
やっぱりメキシコはちょいと怪しげですね。
日本の海もそれほどきれいじゃないですけど、、
おかげ様で悶々とさせて頂きました~! でも忘れていたお塩の質問思い出しまして。。
カリウム25倍は結構すごいのでしょうか・・・軽く見過ごしておりました。
先日安売りしていたので、地中海の塩(イタリア)を勢いで買ったのですが、
これまた、地中海ってきれいなのかなぁ?? で未だに使わず仕舞です。。
そこで思ったのです! 私は岩塩の方が安心出来るのだと!
何か良いお塩ご存知でしたら よろしくお願い致しますっ!
もちろん二酸化鉄が吸収されてミネラルとして利用される・・・というのとは違います。
栄養の面だけでは捉えきれない味の奥深い世界のことなので、ミネラルがどうとか身体に良いなどと小理屈を付ける必要は無いと思います。
鉄が混ざれば味が変わりますし臭いもします。
カルシウムは全ての水道水に混ざっていて、ヤカンの底や水道管の内部などをコーティングしてくれます。
これを味として感じ取っている人は稀だと思います。
日本では塩の専売が1997年まで法律で強制されていたせいで、塩の味に関しては全くの白紙状態でした。
僅かに「赤フン集団」などが釜炊きをやっていただけで、精製塩しか販売を許可されていない期間が長く続きました。
だから、有効成分の面から科学的に味の違いを捉えようとする傾向が強いのだと感じます。
味は個人の好みの問題で、科学では統計としてしか表れません。
例えば、何種類かの科学甘味料は人体には吸収されない構造ですが、味覚の世界では強烈な甘さを感じさせる食品です。
こういった感覚の要素を無視しては味の問題を語れません。
要するに美味しければ良いんです。
難しく考える必要はありません。
同期に小川ローザの「Oh~ モーレツ♡」がいますね。私にとっては微妙な年代です。
ローザは知っているけど鉄管は知らない(これ以上は歳がバレますので 黙秘!)
今の小学校は水筒持って登校です。水道水は飲まないみたいです。。
私も水道水をそのまま飲む勇気はありません。(すごく泥臭くて、、)
赤フン集団・・・違う集団ばかりが出て来てしまい本当の集団は何をする人だか・・?
お塩の話でした・・!
お塩がいろいろ出て来てくる様になってからは、昔ながらの安いお塩は使わなくなり
ましたけど、味を考えた事はありませんでした。
でもTVで「かどの取れた」とか「まろやかな」とかの表現を聞くうちに興味が出て来た
のです。
若い頃は近所に千葉そごうや三越がありましたけど、今はジャスコに行くにも小一時間
掛かります。
その上歳のせいか、美味い不味いが良く分からなくなって来た様に思います。
せめてお水とお塩位は美味しいものを! と思って質問させて頂いたのですけど前回の
コーヒー同様 自分で試してみないと分からないですよね。。
ただ、闇雲に探し回るよりアドバイスを頂いていくつかの種類に絞れれば、それに越し
た事は無いかなぁ~ と思いまして・・・
なので、難しく考える手前に居る状態です。
私共は散々ろくな物食べて来なかったので(さすがに鉄管はないですけど、、)諦めて
いますけど、子供には良い物を と思います。
皆様の美味しいと思えるお塩が私にも美味しいと感じられれば、ラッキーかなぁ。。
そんな感じです。
お返事が遅くなって申し訳ございませんでした。 ありがとうございました!
岩塩は塩化ナトリウムの純度が非常に高く、精製塩よりも容易に高純度の塩化ナトリウム溶液を作れる物質だったのです。ですから、基本的には塩化ナトリウム以外のものは、あまり含まれないという認識でした。
実際、塩化ナトリウムの結晶構造(立方体です。サイコロみたいでかっこいいです)は、岩塩構造とも呼ばれていました。
対して、塩田で作る塩は、にがりを含むので塩化ナトリウムの純度が低いものです。この塩を精製して純度を上げる精製塩は、結構手間のかかる製品です。日本では、主流がこの精製塩を使用した「食塩」になっていて、塩化ナトリウム溶液は「食塩水」と呼ばれます。
本来、岩塩も食塩もほとんど塩化ナトリウムです。成分表に書かれているほかの物質は、化学屋としては無いに等しい扱いです。生物の生体反応では、ナトリウムとカリウムとカルシウムとの反応の違いは”生命にかかわる”から微量の多少が検知できるのでしょう。けれど、化学屋としては、この分量で検知するのはめんどくさいくらい微量です。
取り留めの無い話で失礼しました。
すか・・?
お買い物していて、高いお塩には大抵「ミネラル豊富」とかの肩書が付いているから、
絶対体に優しい良いお塩と思い込んで 期待に胸を膨らませての質問でしたのに。。
あの千円以上する、超高級なお塩は一体何者なのでしょう???
まさか手間賃が高いだけとか・・(もう何も信じられな~い!!)
意気揚々と、Yahooショッピングで「藻塩」と「雪塩」頼んじゃいましたぁぁ・・・
500円のお塩なんて私にしてみれば、とんでもない大冒険でしたのにぃ。。
我に返って思い出した事があります。
お塩と同じ様な期待感から、お水でも間違った事為出かしてしまったかも・・
ここ数年ミネラル・ウォーターにも気を使っていたのですけど、それもやっぱり?
明日にでも質問させて頂きたいと思います。
takejin様は化学がご専門でいらっしゃいますか。複雑な頭脳をお持ちなのでしょうね!
わざわざありがとうございました!
しまいました・・!) 大変失礼致しました。。
科学的に証明された方法では、今のところ、各種の塩の効果に違いはありません。
専売法で塩の製造が禁止されるまで、日本には様々な塩の文化がありました。
万葉集には藻塩を詠ったうたもあります。
それぞれの塩には味の違いがあり、それぞれは日本の文化の一部でした。
そして実際に料理の味付けに使った場合に、明白な「味の差」があるのは事実です。
一番問題なのは精製塩には「ミネラルがほとんど含まれていない。」ということなのです。
これは人類の、と言うよりも、生物の数十億年以上の歴史から見て非常に不自然なことです。
私達の感覚は物質を正確には判断しません。
けれども、それは何かの意味がある事だと思えてならないのです。
ミネラルが多くても、体に良いわけではありません。
ミネラルと総称される金属イオンは、ナトリウム以外は食卓塩から摂取することを期待しないほうがいいです。
必須イオンはナトリウム、カルシウム、カリウム。この3種が枯渇すると、細胞が死んだり、神経信号が途絶えます。
ナトリウムは特に重要ですから塩水で取れます。そのほかのイオン源は、濃縮された食物から摂取する必要があります。各イオン源を所謂塩から取るのは、所詮無理です。
ただ、カルシウムやカリウム、マグネシウムなどは、必須であることを体がわかっているので、「おいしい」と感じます。そこで、微量でも含まれていると、うまみとして認識されることになります。
ミネラルというのは、味に関しては非常に重要になってくるわけです。
とは言っても、塩田由来のにがりが多い塩は、結構好きですよ。天ぷらに付ける天然塩なんて、ちょっと苦味のあるほうが旨いですもの。
「大半が塩化ナトリウムなのに、この微量を検知するんだから、生体センサーの方が優秀だよなぁ」と思いながら天ぷらを食しています。
だんだん難しくなって来ました、、万葉集まで行ってしまうとは・・!
せいぜい思い付いて「武田信玄」位なものです。。
お塩を作る技術は太古からすごいものがあったのでしょうね。
日本は山国なのにどうして岩塩は取れないのでしょう??
(あまり変な事書いていると、おバカ度数を計測されてしまうと思いますけど・・・)
「ミネラル」と言う言葉にすぐ飛び付いてしまいますけど、実際はそれが何なのか、
良く分かっていない私なのでした、、、
これ以上難しいのはダメですょ。。私のレベルまで降りて来て下さらないと。。
大変失礼致しました、、(頭の良い人は脳が皺だらけと言うでしょ 私はつるつる
だけど、すごく複雑に皺だらけなんだろうなぁ。。と思った事から出た言葉でして・・)
「ミネラル」の意味も分からず、とにかく体に良さそうだけで崇め奉ってしまいます。
サプリも飲んだりしてました。でも効果が分からないのですぐ止めちゃいますが・・
お塩の美味しい不味いは分からないのですが、一つ気付いた事があるのです。
きれいなミル付きのシーソルト(これまた安売り!)を買ったのですが、良く見たら
南アフリカ共和国の海塩で・・・分からない場所なのが何か不気味に思えてすっかり
使う気が失せました。(アフリカの皆さんごめんなさい。。)
体より頭がこれは安心とOKを出した物を美味しいと感じるのでは・・!? と思います。
単純な私の感性のなせる技?
天ぷらのお塩ですか、、一度も経験した事ないのです。。
藻塩、雪塩が届きましたら、真っ先にやってみたいと思います!
ただ、天ぷらを揚げる私の料理の腕前に問題大なのが、心配なところです・・・
(私の生体センサー壊れてないと良いんですけど。。)
分かり易く教えて下さり ありがとうございました!
例えば山奥の塩分の多い土を動物が舐めにくる場所があるそうです。
岩塩は大陸塊の内部で海からの塩分が凝集されてできます。
死海など典型的ですが、海抜はマイナスです。
日本では陸塊が小さく、そこまでの大規模な海面下の陸地は無理なので、大陸から分離する前に作られた僅かな岩塩の層が存在するのみです。
万葉集の当時から、つい近年に至るまで、塩の製造は困難を極めました。
必需品ですから、価格はべらぼうです。
藻塩は万葉集当時の製塩法ですが、物凄く効率が悪い。
なんせ、海藻を集めて、海水を掛けながら乾かし、それを焼いて残る僅かな塩を集めるやり方ですから。
流下式製塩法(流れ落ちるうちに濃度が高くなる)や入り浜式製塩法(海水のプールを作って濃度を高める)が普及したのは江戸時代ですし、高価な塩は戦略物資でもありました。
フランス産の何とか言う(名前を忘れた)有名な塩は入り浜式の製塩法で作られています。
これ等の製塩は重労働です。
グルメを自認するフランス人の料理を支える塩です。
昔の塩は高価な戦略物資だからこそ専売制をとって国家の管理に置いたんですね。
そして当時の最新のイオン交換法で安価に製造するようになった。
ただ、専売制を強制して専売公社以外の塩の製造販売を禁止してしまったので、様々な弊害や有害な既得権益も発生してしまったのです。
味の文化も失われてしまいました。
専売公社の当時の民間の製塩は有志がボランティアでやっているような形だったそうです。
販売は禁止されていますから、会員にサンプルを配る・・という形で実質的な販売に漕ぎ着けたそうです。
その当時の製塩をやっている若い連中が赤ふんどしを履いた、半分裸のかっこうが多かったので、周囲から赤フン集団の異名を奉られたのだそうです。
動物が舐めると言うと、インコに与える塩土を思い出しました。
岩塩も鉱物の一種なのですよね? 塊で採れる国はソルトマネー?(オイルマネー感覚
で書いてしまいました・・)で潤っているのでしょうか・・・
良いお塩は未だに人力で作っているのですね。
最近健康を考える様になりまして、真っ先に浮かんだのがお塩でした。
今まで全く重きを置いていなかったのですけど。。
絶対に 良いお塩=美味しい 筈だと思っています。
藻塩が明日までには届くと思うので、まず舐めてみるぞ! と虎視眈々と待ち構えている
ところです。
いつ専売公社で無くなったのかさえ知らずに、ぼーっと生きてきた様な者です。
教えて頂けて本当に勉強になります!
お塩の次はお水の質問をさせて頂きました。
こちらでも「ミネラル神話」撃沈です。。 今まで何をやってきた事やら・・・
重ね重ね疑問にお答え下さり痛み入ります! ありがとうございました!