http://www.youtube.com/watch?v=nan8Jc6vGSI
このときに、高電圧を発生させるために、電気コップをつかっています。原理的にはエレキテルです。
質問は、この静電気を発生させて電気コップに送り込む仕組みです。塩化ビニル棒から空中を電荷(電子)ががとんでいって電気コップにうつる
らしいのです。その仕組を正確に説明しているところはあるでしょうか? 電荷が飛びます。という程度の説明は随所にありますが、
その程度だと、電気コップの改良ができないのです。
電気コップは空気キャパシタ(コンデンサ)の一種で、かつてバリコンと呼ばれたものと原理は一緒です。
アルミ箔同士の距離が近くなればなるほど溜められる電荷が増えます。
参考「バリコンを作って楽しむ」「電気二重層キャパシタ」
これはデメリットもあって今度は電気が逃げやすくなります。
この原理をりようしたものにフランクリンモーターがあります。
ためたら、集電器はひっこぬくのがよさげですね。
静電気は奥が深いです。電気コップ(キャパシタ)にたまっている静電容量がわかれば少しはいろいろできそうです。
実験の教育的意味とは何かも少し考えました。