自由読書の場合、評価点のひとつが「学習段階に応じた図書を読みこなし、内容を理解しているかどうか」になります。
一般的にライトノベルは軽く読めて内容がやさしい、とみなされがちですから、ラノベを選んだ時点で評価はちょっと厳しくなります。他のみんながハードルのあるコースを走っているのにひとりだけハードルなしだと、早いタイムでもあまりほめてもらえないのと同じです。コンクールの上位入賞もかなり難しいといわざるをえません。
…ということを踏まえて「それでもこのラノベで書きたい」と思う作品があるなら、書いて良いと私は思います。ただし、やるからには高品質な作文を。あらすじと本文丸写しの引用で行数をかせぎ、最後に「感動した。読んでよかったと思う」でおわり、なんてのは問題外。作品のテーマについて自分なりにとことん考え、他人の借り物でない自分の言葉で表現することが大事です。書くほうの真剣さが伝われば、それなりに評価されると思います。
「ラノベにも、これほど人を成長させる作品があるのか!」と先生の目からウロコが落ちるような感想文を書いてほしいと思います。
ダメだ、と言う人を説得しなければいけません
最近の子はオープンでいいわねぇうふふうふふ。