1人の資本家と20人の農業労働者からなる経済を考える。資本家は50kgの米を原材料にし、労働者を20人雇用して年間200日労働させることによって450kgの米を生産したとする。
1.投下労働価値論に基づいて米の価値(t=1kg当たりの投下労働量)を計算しなさい。ただし、労働一日当たりの価値を100円としなさい。
2.労働者一人当たりの年間の再生産維持のために米が10kg必要であるとき、労働者一人当たりの賃金wはいくらか
3.この生産の結果生じた剰余価値M、剰余価値率m計算しなさい。
4.資本の有機構成rとは何か説明し、求めなさい。
5.時期の生産に向けて蓄積率(剰余価値の中で資本拡大に当てる割合)を35%にするとき時期の生産額を求めなさい。ただし、生産力水準と賃金は今期と同じにする。