鏡に関する伝承や迷信、言い伝え、怪談や都市伝説などを集めたいと思います。
国や時代は問いませんが、日本や北東アジアの民間伝承だと特に嬉しいです。
200ptに設定しましたが、私の知らない面白いネタ1つにつき10ptほどお支払いします。
ネタごとに、参照できるURLを記載してください。
一応、国際日本文化研究センターの妖怪データベースは一通り見ましたので、それ以外で。
既出のネタや、私が知っているネタでも、新しい情報が含まれていればいくらかお礼はしますので。
よろしくお願いします!
《「西京雑記」にある、秦の始皇帝が、人の心の善悪や病気の有無を照らして見たという鏡から》人の心の善悪正邪を見抜く眼識。
今では「かげ沼」ではなく、「鏡沼」と統一して表記されている。
( 略 )
鏡沼には、名前のいわれとなった伝説がある。
鏡話では有名な吾妻鏡の中の一説なのでご存知かも
◇能 野 守 (潤星会-金剛流-平成18年度 第2回 東京金剛会例会能)
◇野守の鏡の意味 袖中抄に由来する故事成語 - Weblio辞書
能の演目「野守」は世阿弥作創作なので違う気も。
「野守の鏡」は「普通では見えないものを見ることができる鏡」の故事だが実際は水溜りで微妙かも
大阪は枚方市にある鏡伝池に関する由来のいわれの中に鏡にまつわる話が色々
「鏡を池に投げ入れて水の霊に祈願する祭祀がおこなわれたので、その名が付けられた」
これは上記の福島県の鏡沼の伝承と似てますね
「昔は鷹狩りの後、澄んだ池の水に鷹の姿を映して見せるのが例であり」
こちらも上記の野守の鏡の故事と関係ありそうですが、別に風習があったような記述
「中国にも、「山鳥、鏡に向かいて鳴く」と云う故事があり」
これは下の項目に故事ブログより抜き出しました。
山鳥鏡に向かいて鳴く
友を恋い慕う強い気持ちのたとえ。
三年も鳴かなかった山鳥に鏡を見せたところ、鏡に映る自分の姿を
仲間だと思って鳴き、息絶えたという説話から。
中国の故事のようです。
11月11日に鏡に映りながら、「入りたい、入りたい」と念じると鏡の中の世界に入ってしまう
ちなみに翌年の11月11日に「出たい、出たい」と中から念じると元の世界に戻れる。
他2つありますが既出
(4)器物に関する禁忌
・鏡を割ると縁起が悪い(佐賀)・男が鏡を繁繁と見れば死ぬ(佐賀)
・赤子に鏡を見せると何時までも赤子のようなとぼけ顔をしている(神奈川)
・赤ん坊に鏡を見せると親の後を追う(富山)
・赤ん坊に鏡を見せると人見知りをする(石川)
・鏡を表に向かって置くと気違になる(滋賀)
・鏡は常に外向きに持っていること(栃木)
赤ちゃんは重複かも
故事を手掛かりに集めてみましたが出典があるものが多く
「民間伝承」と方向性が違うでしょうか?
アウトなものはバッサバッサ斬り落としてください
能楽の「松山鏡」などもありましたがですが古典創作系は必要ないですか?
[追加]
Googleブックスで一部プレビューできる『決定版妖怪ミイラ完全File』より
(※途中ページ抜けています。)
さて、ケースの龍の骨の反対側には、冒頭で触れたもうひとつの寺宝、楊貴妃の鏡が安置されていた。
( 略 )
実は、ここに驚くべき秘密が隠されていたのである。熱田神宮には、日本の支配を計画していた唐の玄宗皇帝の野望を阻止するため、神宮ゆかりの美しい女の密偵を中国に放ったという伝承が残っているのだ。そう、その密偵こそが楊貴妃だというのである。(230ページより)
タイトルからしてこの本だけだと怪しいのですが、実物はしっかり展示されてあるようです。
http://www1.r4.rosenet.jp/gate/mei01.htm
鏡についての言い伝え。
上から3つ目にあります。
http://www.alpha-net.ne.jp/users2/sato1976/mametisiki/30-ninpu.html
「妊娠中にお葬式にでてはいけない」、
「妊娠中は火葬場に行ってはいけない」
おなかに鏡を巻きつけておくと、悪い霊を跳ね返すからOK
http://www.kanko-miyazaki.jp/kaido/100map/legendlist/042/
銀鏡神社
イワナガヒメが鏡に映った自分の醜い容姿を嘆くあまり遠くに投げたと伝えられる鏡をご神体として祀っています。
http://www.kyotodeasobo.com/art/houmotsukan/hokyoji/05hokyoji-1.html
宝鏡寺
この仏像が発見された際、宝鏡が光り輝いたため、驚いた漁師たちは仏像を朝廷へ献上しました。
http://www.wofs.jp/archives/436
1.魂を盗む鏡
今、内容見つつリンク抜き出してたら途中で気づいて・・・
ポイント上限切ってもらっていいですよ>。<
「都市伝説・・・奇憚・・・」ブログ内「鏡」検索
http://www.google.co.jp/search?q=%E9%8F%A1+site:yoshizokitan.blog.shinobi.jp/&num=100&hl=ja&lr=&safe=off&prmd=imvns&source=lnms&tbm=blg&ei=H-iaTvaxDInnmAXU4fD1AQ&sa=X&oi=mode_link&ct=mode&cd=9&ved=0CD8Q_AUoCA&prmdo=1
実は、1000ポイントも持ってないんでそもそも払えません、すみません・・・。
とりあえず、出来るだけお礼はしたいと思いますので、悪しからず!
本当にありがとうございます。
とりあえず書いた分投下します
お手数おかけしました。
最後のリンクは100pt分ってことで、気持ちだけですが。
ネタ質問に付き合って頂き、本当にありがとうございました。
他にもネタあったんでおいておきます。(Pt不要です)
№8の追記2に書いた鏡餅の分は№9に移行コピペするつもりが失敗して紛失してしまいました・・・
以下の書き込みははてな記法なのではてな日記にでもコピペしてもらえれば読めると思います。
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◇[http://www.tp1.jp/trivia/149.html:title=雑学No.149 鏡 その1|雑学の友]
>>
魔鏡 キリシタンがこの鏡を使い十字架などを壁面に写して礼拝していたと言います。
<<
◇[http://www.tp1.jp/trivia/150.html:title=雑学No.150 鏡 その2|雑学の友]
>>
鏡文字 破鏡 浄玻璃(じょうはり)の鏡
<<
条件にあてはまりそうなものは引用した項目かと思います。(「鏡文字」は違うかも)
また「鏡失認」は数ある迷信などの発端になったこともあるのではと感じました。以下に症例
⇒ [http://ameblo.jp/washi-n/entry-10718212058.html:title=鏡失認:mirror agnosia - 「気がきく」といわれるOT]
・「破鏡」については以下「破鏡の嘆」の解説が詳しいです。中国の風習とのこと
⇒ [http://kotowaza.exblog.jp/6889425/:title=故事ことわざ辞典blog : 15.破鏡の嘆(はきょうのたん)]
・「浄玻璃(じょうはり)の鏡」については以下解説が詳しいです。
⇒ [http://www.gujo-tv.ne.jp/~tyouzenji/zyouharinokagami.htm:title=浄玻璃の鏡 - 浄土真宗 長善寺]
⇒ [http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B5%84%E7%8E%BB%E7%92%83%E9%8F%A1:title=浄玻璃鏡(Wikipedia)]
<hr>
≪鏡開き≫
上の「雑学の友」にもあった「鏡開き」ですが
以下解説の『酒樽の上蓋はその形から鏡と呼ばれ』の部分がほぉと思いました。
⇒ [http://wedding.dictionarys.jp/%E9%8F%A1%E9%96%8B%E3%81%8D.html:title=鏡開き - ウエディング用語辞典]
また別記事では「日本酒の表面を鏡に見立てて」と別の由来で解説されています。
確かに澄みきった日本酒の表面は鏡ぽいのでこちらが語源、蓋の呼び名は発展形ではと想像。
⇒ [http://www.tbs.co.jp/radio/call/bk/20040103.html:title=鏡開きの由来について教えて下さい。 - サントリー なるほどコール 赤坂5丁目分室]
<hr>
◇[http://aaskh1.net/newpage15.html:title=日本の故事:ことわざ◆その故事ことわざの意味◆]
>>
白髪三千丈(はくはつさんぜんじょう)
白髪がきわめて長いこと。またものごとを誇張していうこと。唐の詩人、李白の詩からでたことば。「白髪三千丈、愁に緑りてかくのごとく長し、知らず明鏡の裏、いずれの処にか秋霜を得たる」。当時の一丈は約三・一メートルであったから、三千丈といえば九キロメートルあまり、ということになる。もちろんこれはレトリックであるが、ふと鏡をのぞいて自分の老いを痛感した李白のおどろきがこめられているといえるであろう。
<<
<hr>
◇[http://www.ookunitamajinja.or.jp/matsuri/kurayami.html:title=くらやみ祭|5月のお祭り|厄除け・厄払いは大國魂神社(東京・府中)]
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御鏡磨式 午後7時30分から午後8時
御輿に付ける鏡8枚を塩で磨き清める儀式。但し現在は磨いた後本殿に納める。
<目 的>
鏡とは己自身だけでなく己の心をも映し出す物であるということから、鏡を磨く事により御輿奉持者の心も磨き清める。
<由 来>
その昔は高価であると思われた鏡を神社に奉納し、御輿に乗せたその鏡を叩き、その音で魔を払ったとも思われる。魔除に使用する鏡を祭礼前に清めるのは必要不可欠な神事である。
<<
<hr>
№8の回答で少し触れた「松山鏡」ですが№7でこばさんが紹介されているWikipediaの落語「松山鏡」
と似ていますが別の能楽の演目の「松山鏡」となります。
⇒ [http://www.geocities.jp/kanwada35/matsuyamakagami.htm:title=松山鏡 - 謡曲 金剛流 美賀和会 横須賀]
解説の中で№4のこばさんの回答で紹介された佐賀の「鏡が池」の話とはまた別の
新潟の「鏡が池」にまつわる亡き母を想うあまり身を投げた民話が紹介されています。
また下記ページによると「明治時代にドイツ語に翻訳され、世界童話集にも収録」された有名な話のようです。
⇒ [http://www.ryounkaku.net/mr_legend.htm:title=越後松之山温泉 凌雲閣 《松之山温泉と鏡ヶ池伝説》]
こちらの民話をベースに能楽と落語の「松山鏡」が作られ
また狂言の「鏡男」というコメディータッチの演目もこちらの民話をベースにしたようです。
⇒ [http://plaza.rakuten.co.jp/seimeifan/4072:title=鏡男(かがみおとこ) - 萬華鏡-まんげきょう-]
当時はまだまだ貴重品である鏡の存在を知らない人がいたことがこれらの話を生んだ背景にあるように思いました。
と、ここまで書いていたら新たな出典が書かれた記事が出てきました。
「元々はインドの民話、中国に伝わり日本へ。」だそうです@@
⇒ [http://achikotanet.blog38.fc2.com/blog-entry-107.html:title=松之山情報館-あちこたねっと- 謡曲「松山鏡」と落語「松山鏡」]
⇒ [http://www.matsunoyama.com/modules/contents2/index.php?id=3:title=まつのやま.COM - 伝説 松山鏡]
<hr>
≪ 両鏡相照≫
◇ [http://www.pref.shimane.lg.jp/kyoikuiinkai/ryoukyousousyou/hajimeni.html:title=島根県 > 島根県教育委員会 > 両鏡相照 > はじめに]
>>
中国の故事からの引用で、既に著作権の心配はありません。
意味は「二つの鏡が真正面から相照らしていれば、互いのすべてがわかるし、余分なものも写らない」という意味のようですが、もう少しくだいて、「両鏡(ふたつの鏡)が双方相照らし合う、切磋琢磨しあう」という意味で私自身は考えております。
<<
<hr>
≪怪談・都市伝説≫
◇[http://yoshizokitan.blog.shinobi.jp/Entry/4562/:title=鏡の中のナナちゃん - 都市伝説・・・奇憚・・・]
◇[http://yoshizokitan.blog.shinobi.jp/Entry/3306/:title=鏡の写真 - 都市伝説・・・奇憚・・・]
◇[http://yoshizokitan.blog.shinobi.jp/Entry/5971/:title=鏡を覗く女 - 都市伝説・・・奇憚・・・]
※この話は少し弱いかも
◇[http://yoshizokitan.blog.shinobi.jp/Entry/4491/:title=鏡の中の話 - 都市伝説・・・奇憚・・・]
◇[http://yoshizokitan.blog.shinobi.jp/Entry/2800/:title=鏡の中の女 - 都市伝説・・・奇憚・・・]
◇[http://yoshizokitan.blog.shinobi.jp/Entry/6315/:title=鏡の向こう - 都市伝説・・・奇憚・・・]
◇[http://yoshizokitan.blog.shinobi.jp/Entry/6665/:title=2時16分 - 都市伝説・・・奇憚・・・]
◇[http://yoshizokitan.blog.shinobi.jp/Entry/5623/:title=鏡の世界 - 都市伝説・・・奇憚・・・]
◇[http://yoshizokitan.blog.shinobi.jp/Entry/3123/:title=大鏡 - 都市伝説・・・奇憚・・・]
◇[http://yoshizokitan.blog.shinobi.jp/Entry/4479/:title=鏡に映るモノ - 都市伝説・・・奇憚・・・]
◇[http://yoshizokitan.blog.shinobi.jp/Entry/4541/:title=鏡に映る男 - 都市伝説・・・奇憚・・・]
※ロシアの話
◇[http://yoshizokitan.blog.shinobi.jp/Entry/5464/:title=鏡に映る自分 - 都市伝説・・・奇憚・・・
※小ネタですがこの手の話、コントとかによくありますねw
◇[http://yoshizokitan.blog.shinobi.jp/Entry/5187/:title=納められた鏡 - 都市伝説・・・奇憚・・・]
◇[http://yoshizokitan.blog.shinobi.jp/Entry/3132/:title=鏡の中 - 都市伝説・・・奇憚・・・]
※これは思わず鳥肌
◇[http://yoshizokitan.blog.shinobi.jp/Entry/3879/:title=三面鏡 - 都市伝説・・・奇憚・・・]
◇[http://yoshizokitan.blog.shinobi.jp/Entry/5052/:title=古い鏡 - 都市伝説・・・奇憚・・・]
<hr>
コメント欄にも書きましたが、こちらの「都市伝説・・・奇憚」内に膨大に鏡関連の話がありました・・・
ブログ検索を見てもらえれば他も見れるので、このブログからはこのへんで
わざわざ本当に恐縮です・・・。
今晩にでもゆっくり読ませてもらいます!