回答しようと思ったとおりのことが taknt さんにすでに回答されていました。
taknt さんは、いつも早いですねぇ。
私から質問者さんに逆に質問です。
トヨタと日産とホンダとマツダと三菱の車って何か違うんですか?
メルセデスベンツとBMWとAudiって何か違うんですか?
JALとANAって何か違うんですか?
docomoとauって何か違うんですか?
SONYと東芝と日立と三菱とシャープのテレビって何か違うんですか?
興味のある人やこだわりのある人には、大きな違いがあるのかもしれません。
さて、検索エンジンですが、
まずYahoo!が世界で最初に検索サービスを始めました。サイトを登録してデータベースを構築し、そのデータベースから検索する仕組みを採用しました。登録は人間が判断して手作業で登録する仕組みでした。
その後、Googleが検索サービスを始めました。こちらは、検索ロボットが勝手にネットの中を探し回ってデータベースを構築し、そのデータベースから検索する仕組みを採用しました。登録に人手が全く関わらないで、すべてコンピュータが登録を行うのが特徴です。
当初はコンピュータの性能よりも、人手の方が正しいことをすることが多かったのです。そこで、人手登録式のYahoo!の方が、ロボット登録式のGoogleよりも人気がありました。
しかし、だんだんGoogleのロボットが進化しました。コンピュータのハードウェアの性能の向上、ソフトウェアの向上、そしてGoogleの技術の進歩によって、ロボット登録型のGoogleのシステムに、Yahoo!の登録が追いつけなくなっていったのです。
Googleのシステムはもはや人工知能とも呼ばれるほどすごいものになっています。
特にGoogleが急に大きくなったのは、検索内容から検索した人の興味や関心を判断して適切な広告を出せるようにした技術のためでした。
今では、Yahoo!もGoogleのエンジンを採用するようになりました。
データベースが大きいほど、そしてロボットやコンピュータが賢いほど、役に立つ検索をしてくれます。Googleが人気があるのもそのためです。そうするとGoogleにますます広告収入が集中します。Googleはそのお金を使ってますます進化します。
日本の検索エンジンの場合、広告スペースが無理やりに大きかったり、スポンサーサイトが最初にたくさん表示されて、スクロールしないと本来の検索結果が見えないようなものもあるので、注意した方が良いですね。
これまでから、アメリカは先進的なものを最初に開発するのが得意だと言われてきました。その技術がやがて枯れてきて進歩のスピードが鈍ったところで、日本の勤勉さや細かさや集団主義が本領を発揮するようになります。自動車もテレビも、技術の進歩が著しい時には欧米で普及し日本は遅れていました。技術の進歩が頭打ちになったところで日本が追いついて、日本の得意分野になりました。検索技術などは、まだ著しい技術の進歩のまっただなかなので、日本よりもアメリカの技術が目立っていますね。でも、ネットなどの進歩のおかげで日本に居ても、すぐに最先端の技術を利用できるようになりました。