THEME:「リビングダイニングにて、気軽で便利なお招きじたくの工夫」
「ヌックカウンターで過ごしてみたい、こんなひととき」
「収納に困りがちなモノをスムーズにしまう工夫」
住空間をめぐるさまざまな質問に、快適なプランを投稿していただくコーナー。イエにこれがあればいいな、こんな暮らしの工夫もしてみたい。「ハードはソフトを変え、ソフトからハードが進化する!」という快適向上マインドで、より豊かな住まい空間と暮らしの時間をご提案くださいませんか?
*回答条件* 下記のページで詳しい質問をご覧になってご投稿くださいね!
テーマ詳細
http://d.hatena.ne.jp/ie-ha-te-na/20111214
「Welcome to イエはてな」
http://d.hatena.ne.jp/ie-ha-te-na/20080731
※回答欄には、1行目に「 」をつけて、メッセージのタイトルをご記入ください。
※ピックアップ受賞メッセージは、〈みんなの住まい〉サイトにて記事紹介させていただきます。
※回答欄のはてなスターを「おすすめメッセージ」として活用しています。投稿期間中は回答欄のスターのご利用を控えていただけますようお願いいたします。
「食器は割り切って入れ替える」
我が家では、日頃に使う食器類は、適度に思い切って捨てる事を
心がけていますね
食器類は、引き出物とかでももらって使ってないものとかも
あったりしますし・・
間違って割ってしまったときだけが食器の入れ替えだと
使われないままの食器も多くなってしまうし。
それで捨てる基準は・・
1.いつの間にかに少しでもかけてしまった食器。
2.キッチン用の漂白剤を使ってもよごれが
残ってしまうもの
(コーヒーを飲むコップがこれにあてはまります)
3、1と似ていますが食器がひび割れ気味になってるもの
それでも引き出物でもらって使ってない食器類は多いので
適度に入れ替えないと大変だ~と思うところです
「使ってない物の扱い方」
よく、使わないのになんとなく置いておくものはありませんか?
ちょっと周りを見回してみましょう。
・・・引っ越したばかりの方はあまりないと思いますが、
ありますよね^^;
そこで、仕分けるのです!!
ホラ、TVとかでダンシャリとか!
5秒ルールで分けます。
手順
①まず、3つの箱を用意します。
1つには「使う物」2つめには「必要ない物」そして3つめは「迷う物」と、、
②次に、分ける物を用意します。
③そして、1つにつき5秒で分けます!
ココで分けられなければ、迷う物へ!
④迷う物の確認。本当にいる? 使う?と、自問自答しましょう。
⑤最後は、捨てる
※迷う物で記念の物は無理して捨てないこと。
テーマ『リビングダイニングにて、気軽で便利なお招きじたくの工夫』
「プランターのモミの木、太陽蓄電LEDイルミネーション、手作りお菓子の飾り。」:
クリスマスも近いということで、我が家ではクリスマスの
デコレーションを始めました。モミの木のプランターは、
元々はプレゼントでいただいたものですが、毎年飾り付けをしたり、
形を整えるために育ちすぎた葉をいくつか切った部分で、
ドアにかけられる素敵なクリスマスリースも作れてお得です。
毎年同じワイヤーのフレームを使い、そこに切った葉を
さしていくのをベースにして、色々飾りを足してリースを作れます。
毎回違った飾り付けをして、違ったリースを楽しむ事ができます。
公園で拾った松ぼっくりや木の実、透明袋に入れたお菓子なども飾れます。
ツリーの方にも、ジンジャーブレッドマンの形に焼いたクッキー
(生姜はぽかぽかするので、この季節、風邪の予防にも良さそうです。
生姜と一緒にはちみつも入れれば、お子様にも人気です)や飴、
りんご飴なども作れれば透明袋に入れてぶらさげても、かわいいです。
わざわざ新しい飾りを買わなくても、手作りお菓子はかわいい飾りになり、
なおかつ、取って食べられるので、無駄がなくて便利ですよ☆
星形のクッキーもラップとホイルでくるんで飾ることができます。
今年は節電ということで、エコな感じの太陽光発電で蓄電して
夜に光るLEDライトのイルミネーションをほどこしました。
手料理をして、友人を招いて、クリスマスディナーの
おもてなしをするのが楽しみです。
簡単!ジンジャーブレッドマンの生姜クッキーのレシピ:
http://www.syouga.net/dessert/cookie.html
収納の工夫とは微妙に違うかもしれません。
収納に困りがちなモノとありますが、まず必要最低限以外買わないようにしてます。
衝動買いとかしてしまって、サイズが合わなかったり、あとあと邪魔で使わなくなるケースが多々あります。
数ヶ月すると、燃えないゴミが自然と貯まってきます。
ゴミ問題がどこの市でも大変なので、処理できない物は買う前から考えて買うようになりました。(シャンプー、ガスボンベ、消火器とか捨てるのに困った・・・。)
「かばんの片付けかた」
ある時、あまりのかばんの多さに自分をあきれたことがありました。そこで一番大きいかばんに全部のかばんを詰めこんでみました。
かなりすっきりしてそれ以来かばんの置場所には困っていません。大きいかばんなので見当たらないこともありません。
「衣類のかたずけかた」
衣類を収納というより、衣類を捨てて、すっきりさせる方法です。
その衣類をまだきたいか、きたくないか、またその衣類が、似合うか、似合わないか、などで、仕分けて、その衣類を捨ててすっきり、させる方法です。
「ヌックカウンターにオーブントースターを備え付けて」
ヌックカウンターは台所ともテーブルともつかないある意味柔軟なスペースです。たとえば軽食を作りながらそのまま食事するのにぴったりな空間ではないでしょうか。
そこで、ヌックカウンターにオーブントースターを備え付けて、カウンターでゆったりと待ちながらトースターでの調理を行い、出来上がったら、席からたたずにそのまま食事に入れる、という楽しみ方ができそうです。
焼きあがるのを待つ間には読書をしたり、なにか手仕事などしていてもいいでしょう。そのための本や道具もカウンターに備え付けてあれば軽食時のちょっとした自分の時間ができます。
朝、少し時間があれば、サラダやコーヒーを用意しておいて、ヌックカウンターへ。
トーストをそこで焼きながら新聞など読み、出来上がったらトースターからあつあつを取り出しそのまま朝食。
トースターだけでなく、コーヒーメーカーも備え付けてあれば、席から立たずに出来たてのコーヒーを味わうこともできます。
ブランチでちょっと手間をかけようと思ったら、ピザトーストやエッグドースト、またツナトーストなどもいいですね。
オーブントースターは基本的に焼くだけですから、下ごしらえの段階では台所で行うことになりますが、台所で、具を作って食パンにのせたら、ヌックカウンターのオーブントースターで焼きます。席について、焼きあがるのを待ちますが、焼き加減をすぐ見ることができるのもいいと思います。
もちろん、軽食時に限らずとも、他の時間の過ごし方も。
田楽など、酒の肴になりそうなものを台所で準備してからオーブントースターで焼く。その焼き加減をヌックカウンターで一杯やりながら待つとか、子供さんと手軽なお菓子作りのときに、ヌックカウンターで座って焼きあがるのを見ながらおしゃべりして過ごすのもいいかもしれません。
また、趣はあまりないかもしれませんが、手軽に楽しめるということでヌックカウンターでくつろぎながらお餅を焼くというのもありますね。
じっくりとくつろぐ時間は今ないのだけれども、ちょっとした休憩や軽食時間をとりたい、というときにこの空間は最適だと思います。だからこそ、焼き上がりに立たなくてもよいように、オーブントースターが備え付けてあれば便利ではないかと思いました。
「家にあるいろいろな物の片づけ方」
これもしかしたらそのうち使うかもと思っているものはほぼ使いませんので大体は本当にすぐ捨てちゃいます
でも捨てたものの中でいざ使うものがでてきたときは買えばいい話です
ただ買えないものに関しては迷いどころですねー
沢山あるクッションなどまとめて、上からシーツや大きな布を掛けて、一気に隠します。
見た目が大きく変るので便利です。
「なかなか捨てられないモノを片付けるアイテムや方法」
僕は、モノをなかなか捨てられない性質です。
中には、バンバン捨ててしまって収納には困らない人もいると思いますが、僕は違います。
自分の頭では、「使えるものはぶっ壊れるまで使う!!」みたいになってしまっているのですかね^^。その中でも、なかなか捨てられないものが、
本(漫画・小説・書籍等)、卒業アルバム、卒業文集、、手紙、年賀状、辞典や辞書、使っていた教科書とかもろもろ。
簡単に言えば、紙類がものすごく多いです。
調べてみても、「本当に収納に困るものランキング(http://allabout.co.jp/gm/gc/67519/2/)で上位に入っています。。。
僕は、これまでもらった年賀状、手紙、学校で使った・もらった記念のものとかは、残っています。
人生長いもんですから、一枚も捨てていない僕にとっては多すぎます^^
漫画や本など、色々買っていますので、こちらもとても多いです。
そこで、このようなものを使うといいかもしれません。
http://www.hokuto-iland.com/goods/library/la.html
このようなものは、本が大量に入りますし、大変便利です。
形もさまざま、漫画だってあるし、教科書も、大きなアルバムもたくさんある人にとっては、高さも変えられるこの本棚は、正しく収納させる工夫のひとつとして入れてもいいと思います。
ここの一部にCDやDVD・BD等入れてもいいかもしれません。
デザインもいいですし、スペースもあまり要らないので快適に暮らせると思います。
しかし、それにはがきを入れるわけにはいきませんし、年賀状、手紙、はがきなどは、年々数がどんどん増えていきます。
そこで、このアイテムを使うといいかもしれません。
http://item.rakuten.co.jp/fueru/32368/
これは、100枚ごと、仕切りがついていていいです。
大体90枚前後送られてくる人にとってはうってつけかも知れません。
見返して、年賀状を見る人は、このアイテムには、タイトル記入できるところがあるので、そこに記入して、使うというのもいいかもしれません。
収納もばっちりだし、しっかり分かるので、いいと思います。
どちらにしても、収納する前に、もう読まなくてもいい・読みきった本と、まだ見たい本に分けてから入れていくとまたいいかもしれません。
このような紙類・本は、すぐに捨てるようなものではありませんし、ずっと残せるもの、ずっと使え続けられるものなので、このような小さなスペースにたくさん入れることのできる棚などは、大変いいと思います。
でも、紙類だけというわけではありませんよね。
服や靴・鞄など、なかなか捨てられなくて、困る人が多いかと思います。買っていって、ある日見てみたらこんなに!!なんてこともあったりするかもしれません。
まず、今後使えるような服と、もう着こなしたからよかったり、今はそのデザイン等が気に入らなくなった服だったり、どこかが大きく破けてたりして、捨ててしまおうと思った服に仕分けます。
破けてしまったような服は、捨てますが、まだ着れるようなもので、もう着なくてもいい服は、リサイクルショップやオークションなどに出品します。
いらない服が大量にあるときなどは、フリーマーケットに参加してもいいかもしれません。上記で説明した本なども、売るといいでしょう。
また、「売る」というメリットとかもありますよね。
「売る」ということをやると、「売れなかったものは捨ててもいいものだな」と思うようになりますし、売れば、多少の現金になりますし、捨てるのはもったいないが、売るのはリサイクルだ、と考えることもできますしね。
服の収納については、クローゼットを考える必要があると思います。
クローゼットだって、無限に入れられるわけではありませんし、服が増えたりすると、クローゼットが乱れてしまいます。
乱れると、出しっぱなしの服が多くなったり、着たい服を探すのに時間がかかったります。
まずは、そのクローゼットに、どのぐらいはいるかを調べるのがいいでしょう。
クローゼットのパイプの長さ(cm)÷2cm(洋服1枚の平均幅)
で、ハンガーパイプに吊せる枚数が出てきます。
そのぐらい吊るすために、このようにしていくと他のスペースも有効に使えるでしょう。
服をしまうために作られたクローゼットは、55~60cmの奥行きが一般的だそうです。
ハンガーパイプのあるところには、服を吊るす。
ここで、ハンガー掛けにした服を丈の長さ順に並べていくといいかもしれません。そうすると、下に一部スペースができると思います。
そこに、収納ケース等置くといいかもしれません。
天井に近いところには、季節はずれの服等入れるといいかもしれません。
このようにして、クローゼットやさまざまな方法を有効に活用していくと、服もすっきりしていくでしょう。
このように、いろんな工夫や、いろいろな便利アイテムを活用して、快適な生活を過ごせるようにするとすばらしいと思います。
「年賀はがきせっかくもらったから捨てられない」
と思っている人は結構多いんじゃないでしょうか?
自分が送った年賀はがきを捨てられるとショックな人もいるとは思いますが実際年賀はがきの意味というのはその年がよい年でありますようになどといった「その年」限定なのです。なので次の年に変わったらもう全ての年賀はがきを捨てちゃってもいいと思います。中々のスペースをとる年賀はがきをこの際全部捨てちゃいましょう
そうすると一気に片付いて気持ちがいいうえに他に物を置けるようになります
「ヌックカウンターを子どもの勉強スペースに」
あと何年かしたら娘は小学生になります。
子どもが小さいうちはリビングやダイニング等の家族が見守る場所で学習すると、勉強する習慣が付くと言われ、最近ではリビングに子ども用の学習机を配置したり、ダイニングテーブルで勉強する、という考え方が浸透してきているようです。
でも、リビングに学習机を置くのは勉強する場所作りにはいいのですが、リビングは他の家族やお客様もいらっしゃる場所であり、ただでさえ物も集中する場所なので、学習机をどーんと置いてしまうと見た目に圧迫感があったり、そもそもスペースの確保自体が難しかったりもします。
そんな時に我が家で考えているのが、キッチンのすぐ近くで勉強をする、という方法です。
もちろんダイニングテーブルでもいいのですが、ヌックカウンターであれば横や後ろに座ってはもちろん、キッチンで作業しながらも子どもを前から見守っていられます。
すると子どもの目線の動きで、集中力がと切れそうになったときにすぐに声を掛けてあげられたり、ちょっと分からないところもすぐに教えられたりと、何かわからない時にすぐに対応することが出来ます。
小さい頃は勉強の仕方自体が分からないですし、とにかく聞きたいことだらけでしょうから、すぐ聞ける環境を作ってあげるのが必要だと思います。
大きくなって一人でも勉強が出来るようになった時には、今度は静かな子ども部屋で勉強しているより雑音に対してタフになり、どんな時にも勉強できる集中力を養うのに一役かってくれそうです。
また、娘としても普段からがんばってる姿を親が見ていることが、勉強するモチベーションUPにも繋がるかな~なんてね。
そして勉強をする際に、ヌックカウンターの傍にあると便利かな~と思っているのが、勉強をサポートするためのワゴンです。
さぁ勉強しよう!となった時に、あれがない!?これがない!?となってしまうとせっかく高まった勉強への集中力を取り戻すのには時間がかかります。
このワゴンには、ランドセルを置けたり、辞書、プリントに筆記具など、勉強に必要なグッツをまとめておけるようにします。
キャスター付きのワゴンなら、使う時に出して、使わない時にはカウンターの下に入れておけます。
ただ、まだ小さい娘にとって、今はワゴンには勉強道具の代わりに絵本やオモチャ、折り紙にクレヨンや色鉛筆などがあった方が喜びそうです。
するとヌックカウンターがあっという間にプレイスペースに大変身♪
娘が寝てしまってから夫が帰宅した時にも、娘が作った作品やお手紙(これも一種の芸術作品)をヌックカウンターに飾って残しておけば、「今日の娘の様子」がよくわかり翌日、父娘の会話が弾むキッカケになりそうですね。
「いつでもクッキーでおもてなし」
お菓子作りが大好きなのですが、準備などには手間暇がかかります。
突然のお客様などには急に作ることも出来ず、やはり前日から材料を買いそろえたり、生地を作ったりと大変。
結局急な来客には市販のケーキを出してしまったりして、味気ないなぁと寂しく思っていました。
そんな中、思い立ったのが生地を冷凍するということ。
実は我が家では何でも生地を冷凍しちゃいます。
クッキー生地、ピザ生地、パン生地。
そう!これだけ生地が常に冷凍庫にあれば、突然のお客様だってなんのその!
手作りでおもてなし出来てしまうのです。
冷凍生地の作り方を少しご紹介
クッキー生地
通常通りクッキーの生地を作ります。
出来上がった生地を棒状にします。
形はお好みで、スクエアや丸型などどんな棒状でも構いません。
ラップにくるんで冷凍庫へ。
使う際は少し室温に戻し、程良い柔らかさの時に包丁でお好きな厚みにカットするだけ!
オーブンで焼きましょう。
ピザ生地
出来上がったピザ生地を生地を焼く際に色がほぼつかないような感じで白く焼きます。
冷めたらラップでくるんで冷凍保存してください。
使う際は冷凍のままトッピングして焼いて使えます。
パン生地
通常通り生地を作り、成形した後にラップでくるんで冷凍します。
自然解凍させて焼いてください。
我が家ではこうして生地を常に冷凍庫にまとめて作った際にストックしています。
そのため、急な来客時にもクッキーを焼いて出したり、ピザなんかはちょっとトッピングでバリエーションも増えますし、パーティーなんかも突然開いたり出来ちゃいます!
パンなども喜ばれます。
来客だけではなく、自分が突然お友達の家へお邪魔する際にもピッタリです。
冷凍の便利さを活用してこうしたおもてなしは手間暇かからず手作りのおもてなしが出来るので、気持ちもこもって良いなと思ってます。
「花茶、工芸茶でおもてなし」
おもてなしにお気に入りの花茶、工芸茶はいかがでしょうか。
以前、お友達のイエでお湯をかけるとお花が咲いたような華やかな中国茶をいただいたのですが、それがとても素敵だったのです。
それは「花茶」と「工芸茶」で、花茶は文字通りお花を乾燥させたものでジャスミン茶、菊花茶、洋菊茶、ハマナス茶、玳玳花茶など色々あります。
これがまた美しく美味しい上に、目の疲れを和らげたりと、漢方薬とされるほど体にも色々良い効能があるんですって。
また工芸茶はお茶の新芽を乾燥する前に束ねて成形乾燥させて作られたもので、お湯を注ぐと優美にふんわり開きます。
茶葉のなかにほんとうにお花が縫いこまれたりしている、まだに芸術作品です。
龍の形や星の形をしているものもあったり、また花もカラフルな花が咲いたりとお湯を注ぎ時間が経つまでどんなお花か解らないサプライズがあるのです。
普段イエで飲む際には一度に一種類だけ飲むことが多いのですが、沢山の方で集まって飲み比べると、こんなお花が開いたよ!!なんて言いながらワイワイと楽しめます。
そして工芸茶は本当に名前がロマンチック。
「百合天女」百合が羽衣のごとく飛び出します。
花に恋する蝶、という可愛らしい名前の「蝶恋花」。
「海貝吐珠」茶葉が開く時の様子が貝から真珠が生まれるように見えることから「吐珠」とつけられたそうです。
「紅牡丹」なんだか和風の名前ですが、サザンカを使ったお茶で、紅い花が綺麗に咲きます。
「金蓮玉衣」マリーゴールドの花開くお茶です。香りがとても素敵です。
その他にも沢山あるロマンチックな名前の、優雅な風味の工芸茶。
緑茶と花茶を組み合わせたものですが、同じお花の組み合わせでも様々なバリエーションがあり驚かされます。
お湯を注ぐ前の乾茶の香り、お茶にした後の茶湯の色・香、そして味、その変化が面白かったです。
見た目も美しく、ホッとリラックスできるお茶のおもてなし。中の
見えるガラス茶器でいただけば、目でも楽しめます。
お茶請けには季節の果物や個包装にしたお茶菓子を添えて^^
また、念のため妊婦さんや授乳婦さん、お子さんなど香りの強いものが苦手な方用に、麦茶やほうじ茶を用意しておきましょう。
そうそうお客様をお招きする日の部屋の芳香剤には無臭のものにしておきましょう。
お茶の香りを楽しむ妨げになるのもありますが、香りの好みは人それぞれ。
なので苦手な香りの芳香剤だと、お客様がいらっしゃる間ずっと違和感があると思うのです。
おもてなしってなんだか難しそうってイメージがありますが、相手がどうしたら楽しんでくれるかな?と思う気持ちを持つのが一番のおもてなしなのかなと思っています^^
「ブーツ収納ボックスの製作」
ロングブーツは玄関での困りもの。
これを自分の部屋に置ける収納ボックスを作ってみました。
市販品だとこんな感じです。
http://www.dinos.co.jp/p/1132203969/
材料はダンボール箱。
4リットルの焼酎のペットボトルが4本入るダンボールは、底面の各辺が約30センチで、ちょうどいいサイズです。
高さは40数センチなので、2つ合体させて、高さ70センチ弱の箱にして使います。
内部の構造は、上のURLの市販品の紹介図を参考に作りました。
自分なりに工夫して必要なパーツをダンボールから切り出して、接着は装置が大げさですが手軽に扱えるホットメルトガンを使いました。
装飾は、かわいいラッピングペーパー。
水性の糊で貼るとしわが寄ったりして大変そうだったので、スプレー糊を使って貼っていきました。
やや大型の工作だったのでちょっと手間取りましたが、できばえは上々。
ほとんど市販品と変わらなさそう…かな?くらいの見栄えになりました。
うまく作れなかったらベランダに出しちゃえ、と思っていたのですが、これなら部屋に置いておけます。
でも、室内に置くとなると、湿気や臭いの対策が重要になりますね。
市販品には「臭いと湿気を防ぐ光触媒シート」が付いているようですが、私はまず、ブーツを臭くしない方法を徹底することからはじめました。
靴の臭いの原因は汗。
よく足が蒸れると言いますが、足の裏にはたくさんの汗腺がありますから、本当は蒸れるのを通り越して汗をかいているんです。
その汗に皮膚常在菌が作用すると、あの独特のニオイになっちゃうんですね。
でも、足の裏に不必要な汗をかかせにくくすることはできるんです。
汗の出具合には個人差がありますが、食事の内容をヘルシーにすることで、誰でもそれなりの対策が可能です。
特に動物性の脂肪やタンパク質をたくさん摂ると、代謝に伴って汗をかきやすくなりますから、ブーツを履く前日や当日はちょっとヴィーガン。
穀食菜食でいきましょう。
これでかなり足の蒸れが違ってきます。
もちろん日頃からの足のケアも大切ですね。
入浴をシャワーだけですませると、どうしても足の方の手入れがお留守になりがちですから、ゆっくりバスタブに浸かりましょう。
そうして、じっくりと毛穴を開かせてからケアしていくのが効果的です。
ブーツを履く時は、替えのストッキングやソックスを必ず持ちます。
そして、蒸れてきたなと思ったら迷わず履き替え。
これでかなり臭いが抑えられます。
イエに帰ったあとは、まず風通しのいい場所でしっかり乾燥。
湿気を残したまま収納すると、臭いが取れなくなったりしますから注意します。
収納は、ブーツキーパーに乾燥剤や消臭剤を組み合わせて。
乾燥剤や消臭剤の役目には、よく乾燥させたお茶殻や備長炭が使えますが、これらはなかなかの優れ物ですよ。
アルコールが主成分の除菌スプレーもよく効きます。
そして一度収納したら数日履かない。
ブーツにも休養を与えます。
こんな注意で、部屋に置いても全然臭わない状態に保つことが可能です。
どうしても気になるようなら生活空間から離れた場所に置くことになりますが、廊下や部屋に置いても気にならない状態に保っていくことがブーツのお洒落の基本、ですよねー。
少し蛇足も混じりましたが、適度な通気でブーツにとって好ましい保管条件を作り出し、形もしっかりキープしつつ収納しておける収納ボックスの素材として、ダンボールはとても適しています。
ブーツを買った時の箱に入れてもいいようなものですが、出しやすさ、しまいやすさはこっちの方が格段に上。
私は自作してしまいましたが、市販品には光触媒シートが付いていたりと、手作りにはないメリットもあるようですから、手間暇かけて作るよりは、購入を計画する方がいいのかもしれません。
「ヌックカウンターに、ホームフリージングなどの組み合わせ」
キッチンに立って料理を作る立場の人も、たまには作る手間無く気軽にカウンターに座って、ゆったりとブランチなどを楽しみたいですよね。そんな気軽な食事を可能にする準備とヌックカウンターの組み合わせは、ダイニングを素敵な行きつけの喫茶店気分に変えてくれます。
とにかく“チン”すればすぐ食べられる物を、予め色々用意しておきます。私にとって欠かせないのはカレー。カレーを美味しく作るコツの一つは、量を多く仕込むこと。だから、作る時には大きなお鍋で大量に作って、それを冷凍しておくんです。根菜類を使う料理を冷凍する場合のコツは急速冷凍。これさえ上手にこなせば、じっくり煮込んだご自慢のカレーが、手軽にカウンターで楽しめます。福神漬けやピクルス、ラッキョウなどの付け合わせもバラエティ豊かに用意しておきましょう。
軽食メニューとして欠かせないパスタも、ミートソースなどを冷凍保存しておくと、気軽に自分の味が楽しめます。そんなものレトルトでいいじゃないかと言う無かれ。カレーにしてもミートソースにしても味のバリエーションが広いですから、自分で作る人は、自分が最も好む味に作るもの。それが手軽に楽しめてこそ、満足感ある食事になるんです。
ポテトサラダなんかも気軽に冷凍して活用できますね。キュウリやタマネギなどは冷凍に向きませんから、そうした素材は使わずに作りましょう。使う時は、もちろんサラダとして食べてもいいですが、スライスしたフランスパンにお山に盛って、チーズを振りかけてオーブントースターで焼く、なんていう食べ方も楽しいですね。こういう食べ方は、お子さんの軽食用にも向いています。食べ盛りの男の子も、自分で作って食べられますよ。
パンケーキ(ホットケーキ)を大量に焼いて冷凍保存というのもお勧めです。パンケーキ作りの手間のほとんどは、生地作りと、作った後の洗い物の時間。焼いている時間も手間には違いありませんが、不思議にそれはあまり負担には感じないものですよね。むしろいい色に焼けてくれると、何度やっても楽しくなります。
冷凍保存を前提に焼く場合は、いつもよりやや粘度が低いかなと感じられるくらいに、ちょっとだけ生地の水分を多くしておくのがコツかと思います。焼けたら、まだちょっと温かいかな、くらいの状態でラップを掛けて、きちっと密封できる保存袋などに入れて冷凍しましょう。色々な種類のジャムなども常備しておくと、これだけでも素敵な軽食メニューになりますね。
こうした手作りの準備と並行して、市販の冷食も積極的に取り入れていきましょう。特に嬉しいのは冷凍スイーツ。ちょっと高級な品揃えのある所で探しましょう。本当に美味しい物に出会うためには、ある程度の購入遍歴が必要になりますが、こうした「大人のオヤツ探し」も素敵だと思いませんか。もちろん紅茶やコーヒーにも凝りましょう。
こうした下準備を整えておくと、カウンターの向こう側(キッチン)にいる時間はほんの少し。あとはゆったりとこちら側で、上質な時間が楽しめます。ダイニングテーブルに一人では侘びしいブランチも、カウンターなら「個」を楽しむお洒落な時間。もちろん二人で過ごす時間も、テーブルでの向かい合いとは違った時間が過ごせるのがカウンターの良さですね。
そんなカウンターでの時間をたっぷり楽しむためのプロデュースが、ホームフリージングなどの準備です。冷凍を意識して料理を作る。料理に合わせた冷凍方法を工夫する。うまく準備出来れば、手早く、極上の時間を演出していくことが可能でしょう。もちろんこうした準備は、今回のもう一つのテーマである、リビングダイニングでの気軽で便利なお招きじたくにも通じますね。
「お子様ランチ風プレートでカジュアルなおもてなしメニュー」
"イエコト・ミシュラン" #057「手軽に美味しく楽しく!ワンプレートメニュー・コンテスト」の時に、「創作おじさまランチ」という投稿がありました。(id:TinkerBellさん)
http://q.hatena.ne.jp/1271652851/260933/#i260933
大人のための料理でお子様ランチというコンセプトを実現する。この面白さは、ちょっぴりサプライズのおもてなし料理にも使える!と直感しました。
友だちが遊びに来た時、有り合わせの物で実験。その時のメニューはこんな感じでした。
・ライス…白いご飯をバター炒めにして、レトルトのミートソースをかけてさらに炒めてチキンライスっぽくした物。
・お弁当用クリームコロッケ
・たこさんウインナー
・茹でブロッコリー
・レタスとミニトマト
・市販のプリン
・爪楊枝で作った旗(猫の顏模様)
これらをワンプレートに盛り合わせて「はい」と出したら大好評。一品一品はとてもお客様にお出しできる物ではありませんが、ご飯を型抜きして旗を立て、色々な付け合わせを添えれば、カジュアルなおもてなし料理にグレードアップです。
プレートを構成する料理は、ほぼお弁当のそれと同じで通用します。上の例ではお弁当用コロッケを活用しましたが、他にもお弁当用として売られている冷凍食品などが大活躍してくれます。
合わせる野菜類は彩りの豊かさ優先。赤や緑の野菜をバラエティ豊かに配置します。私は温野菜と生野菜を両方添えることにしています。
お子様ランチ風プレートが定着して友だちの間で話題になったら、さらに様々な変形バージョンも開発です。たとえばごく普通のオムライスでも、周りに彩り豊かな温冷それぞれの野菜を並べて森に見立て、ライオンなどのウインナーの飾り切りを添えて旗を立てたら、これはアフリカの森や山。笑顔がはじけるおもてなしの一皿になりますよ。
カレーライスだって、型抜きしたご飯を中心にその周りを茹でブロッコリーなどで取り囲み、周りをカレーで満たしてから旗を立てると、これは海に浮かぶ小島みたい。
思い切り分厚いハンバーガーやサンドイッチに、崩れないように刺すピンに旗を付けて、バラエティ豊かな付け合わせを盛りつけても、楽しいお子様ランチ風プレートになります。
お子様ランチに付き物のおもちゃの代わりは、「えー、どう折るの?」とビックリされるような折り紙を添えて出したりすると楽しいです。今度はおめでたい扇を背負った鶴をでも配して、全て和食でまとめる「童子御膳」なんて開発しようかなぁ。もてなす方も楽しくなる、童心に帰れる色んなランチを、ぜひ皆さんも工夫してみてくださいね。
「ちょっとしたおもてなしに焼きオープンサンド」
気の利いた軽食に、そしてビールのお供にもなかなかいける一品です。
まずアンチョビバターを作ります。室温で柔らかくしたバターに、油をきったアンチョビフィレを細かくして練り合わせます。バターとアンチョビの比率はお好みで。
使うパンはバゲットが適していると思います。まず縦割りにして、適宜の長さに切っていきましょう。細長いオープンサンドになります。
この上にアンチョビバターを塗り、ベーコンやサラミ、茹でたアスパラ、スライスしたピーマンといった適当な具を乗せて、さらにグリュイエールチーズなどを乗せてオーブンで焼く。ただそれだけです。
要するに、バゲットを台に使い、ピザソースの代わりにアンチョビバターをつかったピザトースト、って感じの物ですが、これがなかなかにおいしいのです。酒飲みにも、そうで無い人にも好まれる味ですよ。
しかも料理のスキル要らずの簡単な作り方ですから、男同士の気軽な集まりにサッと作れるのはもちろんのこと。「お、うまいな、作り方教えろよ」「おぅ、まずアンチョビフィレをだな」なんていう話題でも盛り上がれるのもいいところ。こんなふうに、話題の中心になってくれる要素を備えていることも、親しい仲のもてなし料理りには大切なポイントかもしれません。
さらにピザ同様、この焼きオープンサンドのトッピングも自由自在ですから、二度目三度目の相手にもマンネリにならずに対応可。むしろ、「例のあれ、また頼むよ、ビールはこっちで用意するから」なんていう感じで、仲間内の定番にもなりつつあります。
なお、バゲットは冷凍が効きますから、急な客にも対応できるように、冷凍庫に入れておくと便利ですね。もちろんあらかじめ使うサイズに切ってから冷凍します。こんなふうにオーブンで焼く使い方をすると、冷凍した物でも思いのほか、中はふんわり、外はカリッと、おいしく仕上がります。
「たくさん採れた野菜類を“収納”する」
今回のテーマからは想定外かもしれませんが、収納に困りがちなモノとして、食材があげられることも多いと思うのです。特に家庭菜園で収穫した野菜類などは、きっと一気に食べきれないほどになるでしょうから、鮮度を落とさずキッチンの空間も圧迫しない“収納”方法の工夫が重要だと思うのです。また、うまい保存方法があるならば、車が使える時や安い時に少しまとめて買っておけるのに、と思う場合も少なくないでしょう。
昔はたいてい、野菜は「土に埋けて」保存されていました。つまり土の中が収納場所だったのですね。特に根菜類にこの方法が多く用いられていました。
例えばサトイモ。これは普通に置いておくと、いつの間にか中身が痩せてスカスカになっていたりします。これを防ぐためには、土の中が一番です。深く埋ける必要はないので、発泡スチロールの箱の中に土を入れ、その中に埋めておく程度でも大丈夫。家庭菜園などで採れた物は、株は切り離さずくっつけたままにしておきます。生育を休止させる意味で、ちょっと意地悪ですが、上下逆さまにして埋めておきます。発泡スチロールの箱等を使った場合、置き場所はベランダとか、キッチンの勝手口の外、なんていう感じでいいと思います。
山芋などもそのままにしておくと身が痩せてしまいますから、同じように埋めておきましょう。
そのほか、大抵の根菜類に、この土に埋める方法が使えます。細長い物は横に寝かせて埋けておけばいいでしょう。大根など、葉がフサフサと茂っている物は、水分の蒸散を防ぐため、葉をスパッと切り落としてしまいます。
なお、野菜類は凍結させるとダメになってしまいますから、屋外に置く場合は、保温をしっかりと。特に土の量はたっぷりと使い、上にも30cmは土を盛っておきましょう。土が少ないと野菜の水分が凍結し、「しもげ」てしまいます。
土を乾燥させてしまっても意味がありませんから、上面は藁などで覆っておくといいですね。庭に埋めるなどした場合は周囲に通気が確保できますから、上面をビニールシートなどで覆ってやるといいでしょう。
サツマイモの場合は、貯蔵最適温度が13~15度と比較的高いので、室内で保存する方が無難です。この場合は土に埋けてというわけにいきませんから、1個ずつ新聞紙に包んで保管します。その前にシートの上などに広げてしばらく干しておくと、さらに日持ちが良くなります。
こうして土に埋めて保存できるのは冬場だけ。地域により違いはありますが、11月下旬からまだ春を感じない3月初旬頃までと考えてください。
昔は「越冬用」として、どこの家でも庭先などに野菜を埋けていました。大量に採れた自家栽培野菜の収納場所として、土が大活躍していたのです。そんな昔の知恵を今の暮らしに上手く生かすと、野菜の収納力大幅アップ、さらにキッチンをすっきり保っておけると思います。
「突然の訪問歓迎、収納術でおもてなし」
部屋が片付いていない時に突然の訪問の連絡、そんな時にもあわてず歓迎できる準備がしてあれば安心だ。
まずは、急いで床やテーブル、ソファーなどの上に散らばった物を一気に片づけよう。
そこでお勧めなのが、あらかじめリビングやダイニングなど、長い時間を過ごす部屋には空っぽの籠や箱を用意しておくこと。
蓋がついていて、見た目にも素敵な物なら部屋のインテリアにもなって一石二鳥。
子供たちが広げた玩具や読みかけの新聞や雑誌、ソファーの上のぬいぐるみなど、その籠にポンポン入れていく。
ひとしきり拾い集めたら、一旦テーブルの上にその籠を置き、床に掃除機をかける。あとは邪魔にならない場所へ籠は移動しておく。
床から物がなくなれば、掃除機をかけるのも簡単、そして平らな面の上にモノが散乱していなければ、部屋は片付いて見えるものだ。
掃除機はキャスター付きの籠に入れておき、籠からコードを出せるようにしてあると、その部屋は籠に入れたままノズルだけを出して掃除機をかけられて大変便利。
ちなみに一人暮らしの部屋なら、籠や箱の代わりにレトロな皮のトランクを利用すると散らかった物をガッツリ押し込められるし、そのまま横にすればサイドテーブルとしても利用が出来て良い。
次にトイレと洗面所でおもてなしの準備。
そうじはモチロン日々しているが、お客様が来る場合は特に蛇口を光らせ、鏡なども水滴跡がないように綺麗にするだけで雰囲気が変わる。
また、みんなが使うタオルは一枚かけてあるだけだと何人も使うと濡れたのが気になったり、人が使った後に使うのが苦手な人もいるだろう。
そこでミニタオルを籠に盛って「お使いください」というメッセージカードを添えておくと、気軽にお客様が使いやすい。
使い終わったらこちらに、と別の籠を添えておくのを忘れずに。
トイレの棚と、洗面所の鏡の裏に畳んだミニタオルをジッパー付きの袋に入れておけばホコリよけにもなり、籠に入れてカードを添えて出すだけで準備完了。
そして玄関にはスリッパを並べておこう。
この来客用のスリッパは、毎日は使わないけれど、必要な時にはサッと取り出しやすくしておきたいもの。
初めは専用のラックを玄関に置いておいたのだが、子供が取り出して並べて遊ぶのが困り物。
いい収納場所はないかと思案した挙句、玄関近くの廊下にある物入れの扉の裏に注目した。
扉の裏側に市販のタオル掛けを取り付け、バーと扉の間にスリッパを並べて差し込んでおく。
タオル掛けの隙間はスリッパにピッタリで、型くずれの心配もない。
バーを取り付ける時は粘着テープよりも、扉に入っている芯にビス留めするタイプの方が頑丈で安心だ。
ところで遊びにきてくれたのが子供だと食べこぼしやお絵描きのはみ出し、紙くず、消しゴムカスなどで部屋を汚すこともよくあること。
そんな時にいちいちモップや掃除機を度々出し入れするのはちょっと面倒だし大げさだ。
もっと手軽に掃除をするために、小掃除セットを用意しておこう。
我が家では電話台の下に、片手モップにコロコロ粘着シート、ミニ雑巾、クエン酸スプレーやお掃除ウエットシート、ミニゴミ箱を小さな籠にまとめてある。
これでいつ子供たちが部屋を汚しても気軽に掃除をすることが出来る。
いつ何時来客があっても歓迎できるように、常に片付いた部屋にしておくのが理想だが、子供がいるとすぐ散らかってしまうものである。
普段から片付け易く取り出し易い収納術で、いつでも人をもてなせるイエ作りをしたいと思っている。
「足湯というお招き支度」
最近、フットバス用の器具が手に入りました。知り合いからもらってしまったのです。もらい物ですからそんなに高級な物ではないと思いますが、使ってみたらこれがなかなかいい感じ。使い終わった後の片づけは面倒ですが、リビングでも十分使えます。
私がテレビを見ながら使っていたら、そこにやってきた親戚の女の子が「私も~」。はいはいとお湯を新しくして勧めたら、「これって最高のご馳走かも~」と、それはもう気持ちよさそうにしていました。
そこから考えた新しいおもてなし、足湯というのはどうでしょうか。足利義満は大湯殿を建て、そこに多数の大名を招いたと言われています。また、昔から日本人は「お風呂をご馳走になる」という言い方もしてきました。ならば、フットバスというお招き支度も有りではないかと思うのです。
もちろんこうしたものをお勧めできるのは、気心の知れた、特に親しい相手に限られることでしょう。それだけにこれはスペシャルなおもてなしになりますね!
足の血行を促すことは、滞留しがちな血液中の老廃物を排出する効果がありますし、さらに血液の循環によって“体の中から”温まっていく足湯は、免疫力をつかさどるNK細胞を活性化させるという話もあります。大切なお客様に温かさとリラックス、そして健康も贈ることの出来るおもてなし。これが一般化するようになったら、足も体も心も温まるお付き合いの輪が日本中に広がっていくかもしれません。
衛生上の問題など、安易には取り組めない問題も残りますが、同じ釜の飯を食べ合える友人、血を分けた親戚、恋人同士などといった間柄ならすぐにでも可能ですね。足湯にエッセンシャルオイルを数滴加え、そのアロマに合わせたハーブティーをお出しする、なんていう工夫も出来たらいいですね。ここまでくると、足湯のおもてなしが趣味になっていくかもしれません。もてなす方も楽しくなりそうです。
「ヌックカウンターで過ごしたい、良質の音楽に浸るひととき」
昔、父がバンドをやっていたころ、基地の街福生に、すてきなロックスポットがあったそうです。そこは全く普通の喫茶店。しかし店内にはいつも、本当にいい音楽が流れていたそうです。
父は遠い目をしながら思い出を語ります。「俺はあの店で始めてマジック・サムのギターを聴いた。彼がこの世を去ったのは69年の12月。もうその時にはこの世の人ではなかった。かかっていたのは、彼が遺したたった2枚のアルバムのうちの1枚だった。世代を越えて、彼のブルースが心にしみ入ってきた。衝撃的だった」と。
「カウンターに座りながら、そんな本当にいい音楽に浸る。飲み物はいつも決まって、たった一杯のアメリカン。マスターに声をかける。追加のオーダーかって?とんでもない。次、俺の好きなあのアルバムかけてよって、リクエストさ」。
今、その店のことをネットで検索してみると、かつて存在していたロック喫茶として紹介されていることが多いようです。しかし父が言うには、そこは本当に普通の喫茶店。ライブ用のステージがあるわけでもない。大音響が鳴り響くお店でもない。ただひたすら、良い音楽が流れ続けるお店だったのです。
そんな音楽に浸れるダイニング。しかもテーブルではなくカウンター。このスタイルに、とても憧れます。オーディオシステムはどうしましょうか。
まずスピーカー。専用の部屋が設計できるなら、使いたいスピーカーの質に合わせた設置場所が選べますが、そうでなければ、きっと部屋の広さの関係で、天井吊り下げ型を選ぶことになるでしょう。
すると、必然的に適するアンプが決まってきます。現代的な設計のスピーカーには、同じく現代的な設計のアンプが一番です。
こういうラインナップのシステムに似合う音源は、やはり現代的なデジタルソース。古いアルバムがCDで復刻される場合、改めて現代的なシステムで再生することを前提としたリミックスが行われたりします。
父は言います。「情緒ねぇな~」(笑)。アナログLPに、ガラス管の中のヒーターが光る真空管アンプ。そんなシステムが欲しいようです。私も、本当にいい音楽に浸る空間なら、そうしたオーディオシステムが欲しくなります。
しかし、音源をデジタルと割り切れば、コンピュータが「質の高い選曲をしてくれるマスター」役を務めてくれるではありませんか。アルバムにタグを付けて管理し、何らかのつながりをたどりながら自動演奏させていくようにセットすれば、自分で選曲して流すのとまた違った音楽への浸り方が出来そうです。
もちろん家族で楽しむ時は、一人がキッチン側に入ってマスター役を務めてもいいですね。友人がやってきた時も、とびきりのコーヒーとブルースでおもてなししましょう。
「ヌックカウンターに社会貢献スペース」
テーブルというのは、四方が空間とシームレスにつながる存在ですから、物を置くなら中央部分。何も置かずに済めばそれにこしたことはありませんね。でもカウンター、特に背の低いヌックカウンターなら、向かい側に物を置いても、わりと納まりがいいのではないでしょうか。この特質が狙い目です。
私は、飲食店ならスタンド式のメニューが立っていたりするような部分に、ささやかな社会貢献アイテムを置きたいのです。たとえば小さな募金箱。小銭はすぐ手元を離れていきますから、気が付いた時にサイフから出して別にしておかないと、結局寄付せずに終わってしまいます。もし、日常的に座る場所に専用の箱が置いてあったら、けっこう役立つと思うのです。
ベルマークや古切手を入れる箱も置きましょう。こういうのも気が付いた時に切り取っておかないと、役立てようという気持ちがあっても、何となくそのままになってしまいがちです。
もし日本中のイエにこういう社会貢献スペースが用意されるようになったら、どんなに社会が進歩していくでしょう。一人一人、一軒一軒の額や量は少なくても、何百万軒、何千万軒と取り組まれていったら、その力はすごいものがあるでしょう。
私なら今はやはり被災地復興。特に福島県の警戒区域に取り残されている動物達の救援に寄付していきたいと思っています。犬猫は収容施設が満杯ですし、牛などの大型の動物はさらに資金がかかると聞いています。ニュースではほとんど処分されてしまったと聞いていた豚も、残っている所にはまだかなり生存しているらしいです。こうした家畜たちも、もう出荷は出来ませんが、遺伝資源としては大切な地域産業の宝ですから、殺してしまえば大きな痛手です。
そのほか、被災地支援に取り組んでいるたくさんの団体が、赤十字の義援金などとはまた別の援助活動を展開しています。そういう所に少しでも協力できる小さな空間をヌックカウンターの上に。
カウンター上なら募金箱などがスッキリと納まりよく置けますから、きっとダイニングの幸せと社会の笑顔を結んでいく、素敵なインターフェイスになってくれると思います。
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