東北の太平洋沿岸地域では、地層から、過去に大津波があったことが判明しているようですが、東京湾沿岸地域の地層には、過去に大津波や、大地震があった形跡は残っていたりするのでしょうか?
もしあったとしたら、どのくらい前の地層で、どのくらいの大きさの地震(もしくは津波)だったのでしょうか?
三浦半島や房総半島には、地震の時に土地が隆起した地形
「段丘」が多数みられます。
http://staff.aist.go.jp/m.shishikura/study.htm
段丘の高さや堆積物、風化の度合いなどで、どれくらいの規模の地震がいつ起こったのかがわかります。
江の島も地震のたびに姿が変貌している島です。
http://kisha.enopo.jp/ichipooh/72-2011-04-10-03-34-57.html
鎌倉時代に入水自殺できた稚児が淵は、今は海食台として海面より上にでています。
これも、地震の結果です。
関東大震災でも、江の島は隆起しています。
津波の証拠は残りにくい(砂が到達しているとかなどしかない)ので、この隆起の結果などに、地震の名残を見ることができます。