これからの日本には産官学が連携して行わなければならない課題が多々あります。
最近、あるシンポジウムで、20世紀初頭のオランダで「なんとか海」の水防整備工
事に関して、防波堤の高さなどの仕様を決める際に、政治家,著名物理学者,建築技
術者など多彩な分野のメンバーで構成された委員会で8年間もかけて検討した結果う
まくいったという成功例の話が紹介されました。
その「海の名前」や物理学者の氏名などを含めた具体的な話を知りたいのですが、ご
存知の方は教えてください。
私も知らないのでとりあえず調べました。
これでしょうか?
海の名前は「ゾイデル海」と「ワツデン海」
関係者
●物理学者 Hendrik Antoon Lorentz(ヘンドリック・ローレンツ)
●土木学者 H.ウォルトマン
●建築技術者 Thijsse Johannes Theodoor
具体的な話は以下URLで
http://www.fnorio.com/0058resonance1/Zuidersee.htm
http://www.fujisan.co.jp/zasshi-kensaku.asp?sid=129478&q=%8Aw%8E%D2
http://iss.ndl.go.jp/books/R000000004-I10975007-00
以下の、ゾイデル海プロジェクトも参照
http://www.raax.co.jp/rsr/Report/Netherlands_Italy/Netherlands_Italy.pdf
物理学者とはローレンツですね。特殊相対論のローレンツ収縮に名前が残っています。
綿密に計算・実験・設計・施工された堤防を彼が指導しました。
その海の名称は「ゾイデル海」です。
http://www.fnorio.com/0058resonance1/Zuidersee.htm
このドキュメンタリーで知りました。映像資料が豊富で見ごたえありました。
http://japan.discovery.com/episode/index.php?eid1=415315&eid2=000000
上記の朝永の文章はこちらにもあります。