THEME:「快適な暮らしのためのモノの持ち方ルール、収納ルール」
「こんな収納スペースがあったら!新しい設計提案プラン」
「今すぐできる、実践している、さまざまな収納の工夫」
住空間をめぐるさまざまな質問に、快適なプランを投稿していただくコーナー。イエにこれがあればいいな、こんな暮らしの工夫もしてみたい。「ハードはソフトを変え、ソフトからハードが進化する!」という快適向上マインドで、より豊かな住まい空間と暮らしの時間をご提案くださいませんか?
*回答条件* 下記のページで詳しい質問をご覧になってご投稿くださいね!
テーマ詳細
http://d.hatena.ne.jp/ie-ha-te-na/20120229
「Welcome to イエはてな」
http://d.hatena.ne.jp/ie-ha-te-na/20080731
※回答欄には、1行目に「 」をつけて、メッセージのタイトルをご記入ください。
※ピックアップ受賞メッセージは、〈みんなの住まい〉サイトにて記事紹介させていただきます。
※回答欄のはてなスターを「おすすめメッセージ」として活用しています。投稿期間中は回答欄のスターのご利用を控えていただけますようお願いいたします。
「床の下に•••」
床に扉があって、そこを開いたら収納スペースがあったらいいなー(※'▽'※)/
byマジカル☆チェリー♪
よくドラマやアニメでも出てくるのですが、屋根裏の収納スペースがあったらいいですね。
そこに出窓でもあれば理想的です。
畳の下の空間
家の畳の下にちょっとした空間があれば便利だと思います。
いちばん出入口に近い1畳分の畳の下にスペースがあって、
そこに小物を入れるとか。
持たないこと
最近の片付け収納のルールとしては、まず無駄なものを持たないことを原則としています。断捨離を試したり、着なくなった服や本、おもちゃ、道具などは積極的にリサイクルショップに持っていくようにしていて、自分の好きなもの満足できるものの比率を上げるようにしています。
くつろぐ
ところの地面になにか
入れれる空間があったらいいなーとおもいました
3段ボックスとかもいいとおもいますよ。
自由に間取りを変えられる動かせる壁というのがありますが、動かすスペースに収納がないことが欠点だと思います。そのため、それをボックス型にして収納が出来るようにしてやると、間取りも自由に変えられるし、収納スペースも増えるという一石二鳥になると思います。
「調味料収納を楽しむ」
収納するだけではなく、収納自体を楽しんじゃおう~っていうのが目的なのです。
調味料ってどこに何があったか忘れがちで、料理中は料理に集中してることもあってなかなかすぐに対応出来ない事も多いです。
もっと調味料をうまく収納しておけたらいいのになと思っていたのですが、収納というより楽しんでしまったらもっと面白いかも!と思うのです。
先ずは、これはガラスのスパイスラック。
冷蔵庫の横なので料理中に使いやすいですし、見た目も面白く解りやすい。
次にアルミにマグネットをつけて収納する方法。
マグネットで貼り付けすることが出来るので手軽さがあるかなと。
ナイスアイデアです。
続いて空き瓶を使用した収納。
ジュースビンなどは捨てるのに勿体ないですがこうして収納に使ったらエコも重なって良いかも。
この中でもやっぱりマグネットで収納する方法が個人的に面白くて良いなと思いました。
マグネットなので取る時にもサっと取れること。
戻す時も簡単に張り付けられる事。
そして何より収納を楽しむという自分の目的として一番に楽しめそうだからです。
収納=人に見せないようにする場所という概念を打ち破り、楽しんで収納できるようになればベストですね。
お客様にも一緒に楽しんで頂けたら最高です。
「椅子の下に収納」
それほど大きな空間ではないですが、椅子の下にちょっとした収納をしたりしています。
私の座っているのは丸椅子で、丸い足の間に底板がついています。
そこに今読んでいる本とか、ちょっとしたものを入れておきます。
直ぐに取り出せるので便利です。
椅子の下なので寝ている時でも簡単に取れます。
「あれはどこへやったかな」とか、置き忘れた品物も度々ここで見つけたりしています。
机の引出しに入らないような嵩張る本とか、直ぐに使いたいものなどを入れと置ける、便利な空間です。
「玄関脇に作業専用道具を入れるクローゼット」
前に新しく家を建てるときに、父が玄関近くの一角に半畳ほどのスペースの小さなクローゼットを取り付けました。
古い家には玄関先に収納場所がほとんどありませんでした。そこで外で作業するときに身につける上着や作業着は寝室の一角に引っ掛ける場所を取り付けてそこに普段は置いておいたのですが、これが見た目もあまりよろしくないですし、上着をいちいち寝室から持ち出さなくてはならないという面倒さを父は感じていたようです。
そこで、そういったものを収納しておけるスペースが欲しいと思ったようでした。
このクローゼットは見事に父の不便さを取り除いてくれたようです。
まず、思い立ったときに外で作業をしたり出かけたりしたい父にとって、寝室へいちいち戻る必要がなくて、玄関先でさっと上着や作業着を身につけてそのまま出かけられるという便利さ。
続いて、寝室自体が脱ぎっぱなしになった衣類に壁を占領されることがなくなり、すっきりしたこと。
さらに、これは衣類以外のことなのですが、床に古新聞をまとめておいて、古物回収が来たときにさっと外に出せる便利さや、外回りで使う軍手や工具類などがクローゼット内に設置した棚に置けるようになって、いちいち外の物置に行かなくてもよくなったことなど、結構便利になったことがあげられます。
こうした体験から、玄関の近くに、こうした外回りに使うものを収納できたり、すぐ外に出すが、とりあえず収納しておきたいような品物を入れるための収納場所を設置しておくのは便利である以上に、実は家の中もすっきりと片付けられるものです。
こういった作業関係の品物は家の中の収納場所にばらばらに置くと不便ですし、汚れるようなことに使うものも多いため、普通の収納場所に一緒に置くのも憚られます。
私などは作業に使うような上着は洗濯したものでないと、クローゼットに入れる気がしないのですが、こうした作業専用のクローゼットがあると、そこに上着を入れておくこともできて便利だなあと思います。
我が家で入れてる作業専用クローゼットの中身は作業着や軍手工具古新聞のほかに園芸でちょっと使いたいような空き瓶や空き箱を入れておいたり、掃除機は別の場所に収納していますが、床のホコリを取るための道具、などです。
綺麗に片付いている家にはゴミ箱が多いという話をどこかで聞いたことがあります。
これらの品々はゴミではありませんが、一般の品物と一緒に収納するのにはちょっとためらうような品々ではあります。
だからこそ、こうした品々をまとめて収納できるクローゼットが一つでもあればかなり重宝します。
「ベットの下」
「蔵とデッドスペースを有効利用!」
収納に困っていませんか?
自分も困っていた時期がありました。物を入れるスペースがなかったりして大変でしたね。なかなか捨てられない人にとっては特に。(^^;
一般的に必要とする収納スペースの面積としては、延べ床面積の10%から20%ぐらいが普通なんだそうです。大体、延べ床面積合わせておよそ20%ぐらいの収納スペースがあれば快適に過ごすことができるそうです。
でも20%って、例えば、2階建ての家があって一階と二階合わせて40坪の家があるとします。1坪は畳およそ2枚分です。40坪なので、その20%は8坪。つまり、畳およそ16枚分の床面積が必要となります。
こんなたくさんの収納面積は、そう簡単に用意できないと思います。
そこで、1階と2階の間などに蔵を設ける。
家に、蔵があると、およそ半分もの収納面積を確保することができるんです。
まさに、大型収納空間ですね。
さらに、デッドスペースを有効に利用することで、収納できる場所を増やすような設計にすると、すっきりと片付きそうです。
デッドスペースとは、有効に使えず、いかされていない空間のことだそうです。階段の下や屋根裏などにできる空間のことで、活用できない、活用しにくいような場所のことです。
そこで、デッドスペースを有効利用した収納を考えてみました。
例えば、壁の厚みを利用した収納をつくる。
壁とか柱の厚さを利用した収納です。奥行きもそんな長くありません。
大体、12センチから15センチほどの奥行きがとれるそうなので、本やCD・DVDなどを収納するのに使えます。
実は、「収納に困っているモノは?」といったアンケート調査があって、それを見てみると、毎回上位に来るものが「本・CD・DVD」といったものらしいです。
このようなものは、なかなか捨てられないですし、生活しているうちにどんどん増えてしまうものですよね。(^^;
このような収納があると、本とかはすべてすっきり片付きますね。
他にも、キッチンや洗面室でよく見かける床下収納を他の場所にも作って収納スペースを広げるという方法。
これが、2階にあるととっても便利です。
2階の床下収納は、1階に比べ浅くはなるのですが、湿気の心配が少ないので、とても便利です。
特に子供部屋。
子供が成長してくると、小さかった頃のものや、思い出に残っているようなものなど、捨てられないようなものがどんどん増えていきます。
そこで、あると便利なのが、床下収納。
今後、使うものではないけど、残しておきたいというものを収納するのに最適です。
他にも、寝室や畳の下に床下収納を付けるといいでしょう。
畳の下に床下収納を作っても、そこが収納になっているようには思いませんし。
イエの収納スペースというのは、少ないように思いますが、考えてみるとイエにたくさんの隠された収納スペースがあります。上記に紹介してきたもの以外に、階段下の収納とか、考えればいっぱいあると思います。蔵だって収納スペースの一つです。
このような収納スペースがあると、イエがとてもすっきりして、楽しいライフが送れると思います。
「使いやすい収納の極意は『機能別仲間分け』にあり」
収納を使いやすくしようとして整理整頓した結果、モノをどこにしまったか分からなくなって困ったことはありませんでしょうか?
我が家で実践している『機能別仲間分け』方式なら、その「モノの迷子」が、割と少なくて済みます。
モノ、特に小物を収納するとき、よくやってしまいがちなのが「大きさで分類する」というものです。はさみ、小さなのり、長い鉛筆、短い鉛筆、とあったら、「はさみ・長い鉛筆」「小さなのり・短い鉛筆」と分ける仲間分け。これは、収納スペースに合わせて片付けられるので一見便利ですが、それぞれの仲間分けに「意味」がないため、どこに何を仕舞ったか忘れてしまうと、お手上げとなります。
「機能別仲間分け」では、「長い鉛筆・短い鉛筆」「はさみ・小さなのり」というように、そのモノの「機能」を基準に仲間分けを行います。そして、それぞれを収納していきます。
こうすると、「書き物をするときは、あの場所」「切り貼りをするときには、この場所」というふうに、自分のやりたいことと場所が関連するので、モノが迷子になることが少なくなるほか、小さなモノが収納の片隅に忘れられているようなことが減ります。
ちょっと抽象的な書き方になってしまいましたが、なかなか便利です。
「室内・屋外、両面開き収納」
“イエ・ハック #003”で「子供部屋とリビングの間に、両面から出し入れできる収納」
http://q.hatena.ne.jp/1328073885#a1130257
という提案をさせていただきましたが、今回も異なる空間どうしをつなぎ、その両面から出し入れできる収納のアイデアです。
今回つなぐ空間は室内と屋外。この両面から出し入れできる収納を考えてみます。たとえば工具類などを室内からも屋外からも取り出せる場所に収納しておけたら、どんなに作業が楽になり、DIYを楽しむ機会が増えることでしょう。
「あなたー、ラック買ってきたの、取り付けてよ」
「オッケー」
こんな時は室内側から開けて工具を取り出し。
「今日はちょっと本格的なDIY。庭に出て作業するか」
こんな時は屋外側から開けて工具を取り出し。いちいち玄関から何種類もの工具を運び出す手間がなくなります。
「あなたー、ご苦労様、はいお茶」
「ありがとー!」
両面から開けられる収納は、人間が通れるスペースを確保しておけば、こんなふうに屋外と室内をつなぐ役割も担ってくれます。もちろん地震などの災害の時には物が崩れたりしやすく、通路としては使えなくなる恐れがある場所ですから、非常口としての機能を担わせることは出来ませんが、日常的な役割は果たしてくれるはずです。窓と連動した設計を考慮すれば、室内に風を通す時の空気の通り道としても役立ってくれるでしょう。
ガーデニング好きなら、園芸用の道具の収納スペースとしても活用できますね。この場合は主に家の中と外をつなぐウォークスルー型収納、道具置き場のある通路としての役割になるでしょう。庭に出る通り道に必要な道具がまとまっていたら、庭いじりが本当に楽になりますね。
もしもカーポートと連動した位置にこういう収納が作れたら、車用の道具や車に乗せるレジャー用品などを置いておく場所にも便利そうです。もちろんそれらは室内からも手軽に取り出して利用できます。通路の幅を確保できればカーポート用の出入り口として使えるのはもちろん、前述の工具置き場として活用すれば、カーポートを全天候型DIY作業場に転用する活用も可能ですね。
勝手口程度のスペース+αがあれば、おそらくこういう両面に扉が付いた収納を設置することが可能でしょう。室内の動線と庭の動線を一体のものとして設計していくことで、新しい「暮らしの便利」が生まれると思います。
「床下収納活用術」
イエの収納力アップに床下収納はなかなか有効です。日本のイエには昔から床下を使った収納があったようで、農家の板敷きの床の一部をパコンと外すと、下から漬け物の甕などが出てくるのを見たことがあります。
わが家でも、収納スペースはあるにこしたことはないと考え、キッチンをはじめ、その他の部屋にも複数の床下収納を設置しています。
そんな私の経験から特にお勧めしたいのは、2階の床下を積極的に活用する方法。1階に設置するのに比べると深さが確保しにくいですが、深い床下収納は出し入れがしにくいので、結局、あまり深くない方が使い勝手がいいんです。さらに2階の床下なら、湿気にやられてしまうことも少なくなります。思い出の品などの保管にも安心ですよ。
床下耐火金庫なんていうのもあり、これはちょっとしたカラクリ屋敷みたいでワクワクします。庶民のイエですから、ここに札束を入れておく、なんていうことはありませんが、不動産の登記書とか、貯金通帳とか、実印とか、ちょっとお宝の記念硬貨などなどを入れておくと、気分だけは大富豪。蓋を閉めて上にラグなどを乗せて隠せば、ルパンが来ても安心です(笑)。ちなみに床下金庫は、置いておくだけの金庫と違って、イエの構造材にガッチリ固定できますから、その点でも防犯効果が高くなっています。
1階に設置する場合は、床下収納を、床下メンテナンス用の入り口としても活用することが出来ます。たとえば、イエのメンテナンスで非常に厄介なのが漏水や排水管のトラブルですが、洗面所や風呂場の近くに床下収納を配置しておけば、いざという時には収納庫を取り払えばそこから床下に潜れますから、道具やパーツさえあれば、ある程度の水回りの対処はDIYで可能となります。
床下収納の欠点は、普段あまり開け閉めしないので、中に何を入れておいたか忘れてしまう、ということでしょう。これについて、友人はとても上手い方法を使っていました。床下収納の真上にモビールをぶら下げるのです。そのモビールには、中に入れてある物を独自に図形化したステッカー(カッティングシートを切り抜いた物)が貼ってあります。ゆらゆら可愛いモビールを眺める都度記憶が鮮明になって、これなら中身を忘れない!! とても上手い方法です。
私はわりと頻繁に出し入れしているので忘れませんが、一応収納状況は携帯で撮影して、あれ?どっちに入れたっけ、なんていう確認がしやすいようにしています。写真を撮る、見るということに全くコストがかからなくなった現代ならではの使い方ですね。
以上、床下収納をテーマに、設計プランと収納の工夫などをご紹介してみました。
「イエも暮らしもシンプルに」
日々使う物は一定量をキープし、必要なものを、必要なだけ持つこと。
これが綺麗な部屋を保ち、物の出し入れをスムーズにしてすっきり暮らすコツ。
でも、頭では解っていても実行するのは難しいんですよね。
私は結婚を際に、これまでの人生に関わってきた物たちを整理する機会がありました。
しかし、夫は物をほとんど処分せずまったく必要のない物も大量に荷造りして新居に持って来てしまい、荷物が荷解きできないほどあふれ、ごちゃごちゃとしたイエで新生活を始めることになりました。
このころから、すっきりした暮らしに対する憧れと、収納方法の模索が始りました。
しかしいくら収納方法に凝っても、部屋が片付かないからと隙間家具などを購入し、収納場所を増やせば、今度はその収納家具で部屋が圧迫されます。
物が多いままではすっきりした暮らしを手に入れることはできないとすぐに悟りました。
また、綺麗に収納したつもりでも、物を管理しきれなければせっかくの物が死蔵品となりしまった物は無駄となってしまうのです。
収納方法やインテリアについて考えるのは、物が部屋の適量となってからの方がいいと思いました。
そこで暮らしに対する考え方と、物の減量について基準を設けることに。
・物の量は、収納場所の8割にして、スペースを空ける
・新しいのを買ったら古いのは一つ手放す
・季節のものなどよく使わないものは、どこに何をしまったかメモを残して家族で情報を共有する
・季節ごとに服や物を見直す
・〇年間使わなかったら、または〇年使ったらなど処分する時期をきめる
・賞味期限、使用期限、期限があるクーポンに書類などは、期限を定期的にチェックし、過ぎたら処分するなど。
ところで人の物なら、これは使ってないよね?と指摘できたり、服が多いことが問題なんだ、などと問題点にも気づきやすいのですが、普段から使い、毎日のように目にしている物についてはなかなか客観的に見られません。
おまけに片付いていなくても見て見ぬふりをしているうちに見慣れてしまい、いつしか気にならなくなったりもします。
そんな時、部屋を客観的に見る方法が、映像に撮ることです。
デジタルカメラや携帯電話のカメラ機能を使い、日頃から乱雑さや片付けたいなぁと気になっている箇所を撮影してみてください。
レンズを通してみると、現実が浮かび上がり改めて現状を見つめることができ、またイエ以外でも時間がある時に整理の検討をすることができます。
自分ではどうしたらいいのか考えられない場合でも、画像があれば、イエに来てもらわなくても人に現状を相談をできるメリットもあります。
ついでに写真を撮る時に各所のサイズを測っておくといいですね。
次に、そこが物であふれ片付かない(片付けられない)理由を探っていきます。
・そこでよく使うのに収納が充分でない
・未使用品、新品同様なのにもったいない
・いつか使う、やせたら着たい服など
・高かったから捨てるのが惜しい
・いただき物、家族の物、思い出の物ですてられないなど
物を減らし→仕舞い易く取り出しやすい収納→使ったら元に戻す→要らなくなったら処分
というのがすっきり暮らしのサイクルだと考えます。
それから、物を減らすことよって得られるメリットを思いつくまま手帳やメモ帳などに書き出してみましょう。
コツは次のように表現すると片付けるモチベーションが高まります♪
・オークションやリサイクルショップに売っておこづかいを増やす
・片付け易く、掃除がラクな部屋にする
・必要なモノがすぐに出せストレスが溜まらない生活をする
・すっきりした部屋で気分よく暮らしたい
・めんどくさがりで優柔不断な自分とさよならして、やればできる自分に変わりたい
・綺麗な部屋にして、幸運を呼び込みたい
などなど
ところで、巷でも断捨離がブームですが、のっかってなんでもかんでも物を捨てようというのではありません。
捨てるのは本当に不要な物と、物に対する執着心や物欲です。
使わなくても大切な思い出の物や、これでなくては意味がない記念の品などは、心のよりどころとして積極的に残した方がいいのです。
ただし、その残した大事な物は、いつでも見たり手にとれるように保管しておき、どこにしまったかわからないなんて死蔵品にしないこと。
こう書きながら実は我が家もまだまだすっきりとした暮らしとはほど遠いため、ああ耳が痛い~と感じています。
改めて物を整理して、すっきりしたイエになった暁には、残ったものを長く大切に使っていきたいと思っています。
「片付けたくなる収納法」
帰宅すると、皆靴を脱いだらリビングへ直行し、そこで着替える習慣があるわが家。
リビングで脱いだ上着と帽子は、手を洗いに洗面所に行く際に廊下にとりつけたフックに掛けて貰うようにしています。
コートはよっぽど汚れが酷くなければ、しばらく湿気や臭いをとばしておけばまた翌日着ていけます。
上着と帽子だけなら、廊下の壁にフックをつけるだけで壁面に収納出来ます。
しょっちゅう使うものは、しまいこむよりも取り出しやすい見せる収納が役立ちます。
壁に付けたフックに、紐をつけた洗濯ばさみが取り付けてあるだけなのですが、子ども自身で上着をかけてくれるので助かります。
収納場所が動線に無駄がなく動作も単純なため片付けをするのが苦にならないようです。
こうやって帰宅後と外出前の行動線上の玄関から廊下にかけて、服やカバン、帽子などの一時置き場があるとスムーズに片付きます。
着替えるタイミングによっては子ども部屋の扉に掛けるのでも良いですね。
子ども達の普段着(セーター、トレーナー、Tシャツ、アンダーシャツ、ズボンなど)は引き出し式収納ケースを使い、立てて収納しています。
立てる収納のメリットは、服のデザインが一部見えることからどこにどんな服があるのかわかりやすく、取りだしやすいこと。
おかげで上の方にある服ばかり着てしまったり、詰め込みすぎて下の方にあった衣類にシワがついてしまうことも無くなりました。
デメリットは、丁寧に畳まないといけないことと取りだす時にせっかく畳んで立てておいた周りの服が倒れて崩れやすいことです。
しかし、倒れても崩れにくい畳み方を見つけてから、このデメリットもあまり気にならなくなりました。
(それまではブックスタンドを使って服が倒れるのを防いでいました)
私は洗濯物をたたむのは苦手なのですが、崩れにくい畳み方は簡単で見た目がすごく綺麗な畳み方でもあったのです。
そのため最近では服以外にも下着なども立てる収納をするようになりました。
立てて収納することで自分や家族が今どんな服をどれくらい持っているのか把握できるため、量の管理と服を買いすぎてしまうことが防げます。
収納がもたらす、節約効果ですね。
そして引出しの表の面には、マスキングテープを使ってラベルを貼っています。
この時にシャツ、ズボン、下着という文字だけでなく、絵をつけてあると瞬時に中身の認識ができるのでけっこうお勧めです。
( とくに 子ども達に片づけを教える際に「絵」があることがとても効果的でした。)
マスキングテープは剥がし易く、糊も残らないので、貼り替えるのもとっても簡単です。
あらゆる物にマスキングテープのラベルを貼って、絵と名前をひらがなで書いておくことで、息子が物の名前を覚えるのにも一役買っています^^
そして大人の服は押入をクローゼット化して衣類を収納しました。
それは、洗濯ものを干す→乾いたらそのまま押入クローゼットに片付ける、という単純でラクチンな方法です。
靴下なども、専用のミニハンガーにセットで挟んでおけば、そこから取り出せます。
片手をのばせば取り出せる快適さ、そして取り易いは片付け易いでもあるのです。
部屋がスッキリすると、気持ちもスッキリ!していきます。
きっと子ども達に片付けて~!と怒ったり、モノを探してイライラすることが減ったせいでもありますね。
収納をする上で大事だなぁと思ったことは、いかに自分や家族が自然にできるか、ということです。
行動導線、そして収納場所の位置(高さ)、しまいやすさなど、人や物によって工夫しないとすぐリバウンドしてしまいます。
収納もダイエットも続けることが大切なのですよね^^
「本の収納」
本が好きな人にとっては、
本の収納は、けっこう悩みのたねかもしれません。
わたしも本をよく買うので、どのようにしまっておけばいいか、
決めかねていた時期がありました。
いまは、URLのようなポリプロピレン収納用品を使っています。
これは、ホコリも入らないし、日光もさえぎります。
本の劣化が防げるので、とても気に入っています。
◆ポリプロピレン収納用品
http://www.muji.net/store/cmdty/section/S00801
「基準を決めてものを捨てる」
何年か前、持っているものを思い切って捨てよう、と思い立ち、
かなり多くのものを捨てたことがあります。
驚くほどに要らないものがどんどん出てきましたね。^^;
もう何年も使っていないものは、捨ててしまっても困らないことが多いと思います。
次のURLには、1年使っていないものは捨てる、とありますね。
何年かはそれぞれで決めるといいですが、
そうやって、1年なら1年、2年なら2年と基準を決めて整理をすると、ずいぶん片付くものですよ。^^
◆ものを捨てる基準は、ズバリ一年に一度も使用していないもの!
整理の一歩として私が推奨する「無駄なもの」を「捨てる」ための、見きわめ方の基準は、ズバリ「一年間一度も使用していないもの」です。(「無駄なもの」ってどんなもの?おさらいはこちらから≫)
http://www.mlab.ne.jp/interior/shunou01/shunou01_20110510/
「一年ではちょっとサイクル早すぎない?」と思う方がいるかもしれません。もちろん「行事的に一年に一度」のものは残しておいて構いません。だけど服や靴などの日常的なものに関しては、このくらいの判断基準で取り除いていく必要があります。
どんどん取り除くといっても、ただ捨てる訳ではありません。「もったいないな~」と思えば、リサイクルやチャリティに出すとよいと思います。「まだ品質としては着られる」「高かったから捨てられない」そういうものこそ、リサイクルショップなどでは喜ばれ、高価で買取してくれることも多いのです。
「書類やメモ類の整理」
書類やメモ類がたまっている場合は、
デジタル化していきましょう。
入力していってもいいですし、
スキャンで取り込んでもいいですね。
こうしたことでも、けっこう収納スペースができてくると思います。
それこそ、いま流行りの「自炊」をして本を電子化し、
本を置いていたスペースを空けるというのもありかと思います。^^
読めば読むほど、かさばる本や書類、報告書などをどうやって管理したらいいでしょうか?
http://dxc.vs.land.to/
職業柄で書類や報告書がたまってしまう人、読書が趣味の人の頭を悩ます問題です。
そこで「電子化」が解答の一つにあがります。紙から電子データへと変換することで、たくさんのメリットがあります。
メリット1:情報検索を効率化
大量に保管された紙データの中から、「あの情報はどこに書いてあっただろう?」と探し出すのはたいへん難しいです。
紙の山の中でむなしく奮闘しても、見つけたい情報を探し出せるとは限りません。
書類、書籍を電子化することで、PCで検索・閲覧できるようになり、このようなムダな時間をは省くことができます。
「使い古しの座布団カバーを収納に活用」
わが家は父も母も伝統芸能に携わっている関係で、日常生活もかなり和風です。ですから、居間でも他の部屋でも、常に座布団が使われています。普段使いの座布団にはカバーがかかっていますが、それは消耗品。毎日のように使っていれば、そのうち生地が傷んだりしてきます。頻繁に取り替える物ではありませんが、それでも長い間には、使い古しの座布団カバーが貯まってきます。
そこで、このカバーを収納に活用。用意する物は、カバーのファスナーの90度となりの辺の長さと同じ細い棒。篠竹などが生えていたら、それを取ってきて使えばいいですね。とにかく、カバーのファスナーの90度となりの辺に、用意した細い棒を太めの糸でくくりつけ、ハンガーのように掛けられるフックを取り付ければ完成です。
これを、押し入れの左右の、ちょっと空いたスペースなどに吊り下げます。あとは何でも好きな物をこの中に入れていきます。出し入れは手前のファスナーを開ければいいので、とても便利。これで押し入れの中のわずかな空間が、新しい収納スペースに早変わりです。
ただし、押し入れの壁は結露することがありますし、通気の余裕がないほど物を詰めすぎると湿気でカビが出たりもしますから、下にはスノコを敷く、壁面にも適当なメッシュを壁からやや離して立てかけるなどして空間を確保するようにしましょう。
話を座布団カバーを使った収納袋に戻しますが、洋服掛けにもこれを活用すると、小物の整理にとても便利ですよ。
似たようなファスナー付きの袋物に枕カバーもありますね。これはそのまま、押し入れの整理袋に使えます。押し入れ引き出しの横などに上手に押し込んで使いましょう。ここでちょっと一手間、手前に紐を縫いつけておくと、押し入れの奥の方に押し込んでおいても取り出しやすくなって便利です。
以上、とても簡単な収納の工夫のアイデアですが、物を大切に使う再利用も兼ねてご紹介してみました。現代は物があふれている時代ですから、収納を考えると、どうしても同時に不要品の整理も考えなければならなくなります。捨て上手が整理上手といわれる暮らし方になっていきます。が、そんな現代でも、物を捨てずに再利用していくことは大切ですね。たとえ座布団カバー一枚でも、それを収納というテーマの中で再利用していけたら、とても素敵なことだと思います。
「外に置く」
外に置いておいても問題がないようなものは、
カバーなどをしたうえで、
ベランダの片隅や、物置小屋に置いておく、
というのもいいかと思います。
イエのなかだけで解決しよう、と思い込んでいると、
こうした発想があまり思い浮かんできませんので、ご参考まで…。
「トイレ収納の工夫」
トイレットペーパーなどのストック品、
掃除用具など、トイレに必要なものを収納する場合、
せまい空間であるトイレのスペースも、
タンクの両脇やトイレ上部の空間など、案外有効に利用できるものです。
以下、トイレ収納に便利なものをご紹介します。
◆カード決済・お振込送料無料INAX アッパーキャビネット (スタンダード)品番【TSF-402】
「リビングの収納アイデア」
片づけても片づけても、
散らかってしまいがちなリビングルームですが、
そこで役立ちそうなものを紹介します。
それはCOCO POCKETです。
これを使って、新聞紙や、リモコンや、ティッシュケース、郵便物などを、
ひとつのところに片づけておくと、
あれはどこに置いたかな?と、
探しものをすることも少なくなると思います。^^
「ワイヤーネット活用法」
"イエコト・ミシュラン" #043「楽しくて使いやすい!見せる収納アイデアコンテスト」の時に、「机の横に工具壁」ということで、ワイヤーネットを使ったアイデアを披露させていただきました。
http://q.hatena.ne.jp/1251694405/231388/#i231388
それを見た母が「あらいいわね」と、キッチンにも取り付けてよとリクエスト。しかしキッチンの壁面には全く余裕がありませんでしたので、冷蔵庫の側面に設置することにしました。取り付けは、たまたま手元に頑丈そうなマグネットフックがありましたので、それを2個使って、冷蔵庫の横に吊り下げる形にしました。下部も小さなマグネットフックを使って固定。フックの引っ掛け部分を結束バンド(インシュロック)でギュッと止めたら、がたつき無くうまく固定されました。
こういう所に使用するマグネットフックは、スチール面に傷を付けない保護フィルムが付いている物を利用するようにします。でないと、冷蔵庫に傷が付いてしまいます。とにかくこれで、冷蔵庫の横がバラエティに富んだ収納スペースになりました。
ついでに洗濯機の背面の壁にも取り付けてほしいと言われました。壁を傷つけたくなかったので、こちらは突っ張り棒を2本立てて固定。これはワイヤーネットの標準的な取り付け方ですね。
百均などでも見かける小型のワイヤーネットは、インシュロックなどを用いて箱に組み立てると、クローゼット内等の整理に便利な入れ物になります。通気が良く、中身がよく見え、しかもフックなどを使って周囲に物をぶら下げたり、小物を整理する篭を付けたりと自由自在。うまく活用すると、なかなか便利に使えます。
収納の扉の裏にもワイヤーネットを取り付けると、これも何かと便利に使えます。重い物は無理ですが、筒を固定してラッピングペーパーを丸めて入れたり、コード類をぶら下げておいたりといった用途には十分です。
さらにワイヤーネットは、物を保管するという意味の収納とはちょっと違いますが、物を納まりよく収容するという意味での収納にも大きな威力を発揮します。何を納まりよく収容するかというとケーブル類。PC周りやオーディオ・ビジュアル機器周りは、あれこれケーブルが煩雑になりますね。しかも、電源ケーブルは束ねたり丸めたりしておくと熱が籠もって危険ですし、ノイズの関係から電源ケーブルと信号ケーブルは添わせず離すべきなど、色々な注意点もあります。
そこでワイヤーネットの登場です。サイズは小さな物で十分。それを機器のラックの後ろなどに置き、針金式のケーブルタイなどを使って適宜ケーブルを固定。これで驚くほど機器の周りがスッキリしますよ。
中継ケーブルをうまく使って、ワイヤーネット上でケーブルを抜き差しして配線を変更できるように工夫すると、一種のジャンクションボックスの役割も担ってくれます。複数のAV機器を使っている場合に便利な工夫です。お試しください。
「圧縮して収納する」
ふとんを 押入れにしまうときに 袋に入れて 空気を抜いて 圧縮したようにして収納できる道具が売られています。
石崎資材 布団まとめて圧縮袋 LLサイズ2枚入 バルブ式・マチ付ふとん圧縮袋 FL-02B
これを利用して タンスに入れる服を圧縮して 押入れにしまいましょう。
布団にできるならば 服でも できるはずです。
季節の変わり目に どうでしょうか?
「ベルマークや小物の収納に」
みなさん、ベルマークって ちゃんと とっておいてますか?
捨てちゃいますか?
ベルマークは 1点1円で 学校とかで 役立つものが交換できるものです。
これを 捨てちゃうなんて もったいない話です。
私は ベルマークを 切り抜いたら ボトルガムの空き容器に入れて 収納させています。
透明じゃないけど 簡単に収納して片付けられるので便利ですよ。
特に 歯が悪い私にとっては、歯にいいガムをかむことは非常によくあることで その空き容器も 使いやすくて便利です。
また、懸賞をやっている場合、応募用のマークとかを収納するのにも便利です。
あとはネジとか ピンとか 小さいものを入れるのにも 役立っています。
もちろん マジックで 外側に 何が入ってるのかは 明記しておかないと わからなくなっちゃいますけど。
「“蟹は甲羅に似せて穴を掘る”がモノの持ち方ルール」
カニは、自分の甲羅のサイズに合わせた穴を掘って砂の中に潜ります。そこから、分相応ということを教えるたとえに使われる言葉ですが、私はモノの持ち方にも、収納力に合わせた持ち方が大切だと思っています。
何かを買いたくなった時、置き場所ある?収納は大丈夫?と必ず自問自答するのです。たとえばロングブーツ。色々なタイプがあると様々なお洒落が楽しめますが、収納時にかさばるのが難点ですね。
「¥○○円かぁ、でもまだ今月はこのくらい使っても大丈夫ね」とお金のことだけを考えて買ってしまうと、次にもっと欲しいブーツが現れた時に、「収納しきれないから買えない、しょぼーん」となってしまうかもしれません。そんな先のことも考えて、収納力に見合った買い物をすることが大切だと思うのです。
さらに言うと、“モノの持ち方も腹八分目”。どんなタイプの収納でも、ギリギリ一杯まで詰め込んでしまうと、取り出すのが大変になって、詰め込んだモノがみな死蔵品になってしまいます。収納は活用するためのモノをしまっておくことですから、収納量は八分目以下。十分な空間を保っておくことが大切ですね。
そう考えていくと、倹約家じゃないのに本当に必要なモノを厳選して買うようになって、けっこうお金が貯まります。そこでこう考えます。「お店が私の倉庫なの」と。本当にモノが必要になったらその時買いに行けばいい、買わないでいることはお店を私の倉庫に使っているのと同じこと。そんなふうに考えると、あれもこれもと買い込みたくなる物欲が抑えられます。
こうしてモノの持ち方のルールが定まって収納力に余裕が出たら、本当に打ち込みたい趣味には、ちょっと無理が出来ますね。
私は布地が大好き。“イエ・ルポ 2” #042、THEME:「大量でうれしい!困った?我が家にたくさんあるモノ」の時に、私は「布だらけ、端切れだらけ」と書きましたが、
http://q.hatena.ne.jp/1253249454/234181/#i234181
あれからさらに端切れは増えています。だって、出会っちゃったら、それがもう運命なのですからw。
さらに布地好きが高じて、インドの民族衣装、サリーのコレクションにも熱が入っています。
http://q.hatena.ne.jp/1265345875/249557/#i249557
幸いどちらもあまりかさばるものではありませんから、これらは欲しくなったら、かなりルール無用で衝動買いしています。
そういうコレクションのための収納の余裕を得るためにも、これからも常に“蟹は甲羅に似せて穴を掘る”と“モノの持ち方も腹八分目”のルールを忘れずに買い物をしていこうと思っています。
「モノを買う前には必ず家族協議」
これがわが家のモノの持ち方ルールです。私は古民具が大好きです。古民具といってもピンキリで、安いモノはけっこう気軽に買える値段ですから、しばらくは調子に乗って手当たり次第買い集めていました。しかしだんだん家族の冷たい視線が…。そうです。収納の場所がなくなってきたのです。
実際には冷たい視線どころか、冷たい家族喧嘩にまで発展してしまいました。古民具好きとは、モノに対する愛着が強い人間のこと。愛するモノたちが、愛する家族から嫌われることほど辛いものはありません。
私は自分勝手を反省し、いったん集めたモノの大半を手放しました。それからは、どんなモノでも、購入前には必ず家族に相談することにしたのです。
それ以来、古民具に限らずどのようなモノでも、原則、ポケットに入る、あるいはデスクの引き出しや本棚に入る大きさを超えたら、家族に了解を求めてから購入するようにしています。
家族もそんな私の気持ちを分かってくれて、それならと、同じようにモノを購入する時には、必ず相談をしてくれるようになりました。
こうしたルールは強制ではありません。あくまで自主的なものですから、相談は嫌々ではなく楽しく行えます。さらに買いに行く時も家族一緒のことが多くなりました。すると、実物を見ながらさらに家族で相談できますから、古民具なら「これにはあれが一緒だとさらに素敵ね」ともう一品追加のお許しが出ることもありますし、工具類や電気製品等なら「せっかくだからワングレード上にしましょうよ」と、さらにいい買い物が出来ることもあります。
しかも、こうして個人の持ち物にも家族の意思が反映するようになると、モノがとても大切にされるようになりますね。私も家にあるモノ一品一品に、あれを買いに入った時、帰りに何を食べたなぁとか、念願のモノが手に入って嬉しそうな家族の顔が忘れられないなぁなどと記憶が蘇ってきます。モノの一つ一つが家族のヒストリー。そんな持ち方が出来るようになりました。
時には、欲しくて欲しくてたまらないモノでも、家族の反対で手に入れられないこともあります。しかし、本当に欲しければ、理解し合っている家族である限り熱意は伝わりますから、それでも反対されるとすれば、それだけの大きな理由があると理解することが出来ます。あとは、ゆっくり話し合い。
古民具の場合は一期一会、機会を逃すと次はいつ出会えるか分からないというモノもありますが、多くの場合、同じ物は二度と出回らないにしても、同等のモノとは何度でも出会える可能性が残されています。そのへんをよく見極めて、いつか訪れる一世一代のワガママを押し通す時のためにも、諦められるモノは潔く諦める選択眼が大切ですね。実はこれが、古物を見る目を育てることをさとりました。あれもこれもと自分一人の欲望のままに買い漁っていた時よりも、ルールに従ってモノを所有するようになってからの方が、古民具趣味は深まったように思います。もちろん暮らしの中のあらゆる所有物に対しても同様です。
「原則『見えない場所にしまい込まない』が収納ルール」
親子揃って機械いじりや物づくりが好きなわが家は、かなり「物」に溢れています。これ系の趣味はどうしても、ガラクタを集めてしまいがちだからです。
そこで、わが家の収納ルールは、原則「見えない場所にしまい込まない」こと。見えない場所にしまい込むと、それは時間の経過とともに忘れ去られ、ただ収納の場所塞ぎとしてしか作用しない、本当のガラクタになってしまいます。
だから原則、物は「陳列」。庭に物置を作っていますが、中はジャンクショップをイメージした陳列方式で物を置いています。小物類は引き出しに整理、大物は必要な棚をその都度仮設するなどして極力スペースを有効活用できるように努力しますが、そうした手間もまた、収納物を「記憶の中で視覚化する」作業の一貫となっています。
箱に詰めて積み上げるといった方式の保管は、ほぼ確実に収納の場所塞ぎ化を招きますので、わが家ではやってはいけないことになっています。箱詰めして整理する場合、その箱の上には、絶対に物を置いてはいけません。箱は常に単独で取り出せるようになっていなければならないのです。箱の上の空間をさらに利用する場合は、必要に応じて棚を仮設します。
そして箱の中身を全て手前に書き出します。こうして一目で内容物が把握できる「陳列」にしておかないと、わが家のような趣味のイエでは使わないガラクタが「地層」になっていき、そのうち発掘不能のダンジョンになっていきかねません(笑)。
私や父の部屋には、室内にも色々な工具やパーツが満載ですが、それらも出来るだけ「上手に陳列する」ことで、常に所在を把握できるようにしています。この整理術のモデルは、前述のようにジャンクショップ。しかも、昭和の時代のジャンク屋です。倉庫などは無く、狭い店頭に在庫の全てを並べていたような店。ちょっと見にはごちゃごちゃですが、良く見るととても機能的に分類され、整理整頓されている。そんな陳列と収納を兼ね備えたような整理術が基本です。
趣味の物の収納や保管はこれでいいのですが、生活に密着した品々の収納は、ちょっと一筋縄ではいきません。用途や利用頻度などが様々すぎますし、家族共用の生活空間では、物は出来る限り「見えない場所にしまっておく」ことが、すっきりと落ち着いた部屋を作る上でも、掃除しやすい部屋とするためにも大切だからです。
そのため、先の大震災の後、わが家もだいぶ揺れましたので、しまってある物の確認と収納の安全確保を兼ねて、順次取り出してしまい直すという作業を行いました。この時、収納物の内容と収納位置をPCでリスト化しました。出し入れの作業をする人と、リストを入力する人の分担で行えば楽々です。作業に疲れたり飽きたりしたら順次交代。こうしてわが家の収納は、何がどこに置かれているかの資料付きになりました。
暇を見つけて、個々の収納物のデータに「衣服」「夏物」「食器」「引出物」「未使用」「思い出」「破損」など各種の分類タグを付けて検索もしやすくしたりして、なかなか役立つ暮らしの在庫資料が出来上がりました。
こうして、陳列しておけない物もリストに整理しておけば、一目で何がどこにあるのかを把握できるので、物や収納スペースが無駄になることが防げます。
「捨てられる寸前のカラーボックスを収納椅子に改造」
収納の工夫の実例の一つとして、カラーボックスを横に寝かせて、中に物が入れられる椅子に改造した話を書かせていただきます。
材料となったのは、古くなって汚れて、しかもあちこちはげてしまったカラーボックス。しかし、長く愛用されてきたことが理由で捨てられてしまうのではモノがかわいそうですから、新しい活用方法を考えることにしました。
カラーボックスのサイズは、奥行きが29センチ。たいていの製品で、これが標準のようです。これを椅子…というかベンチに仕立てます。基本構造は、開口部を上にして寝かせ、その上に板で蓋をする形。ですから、そのまま使うと、座面高約30cmのベンチになることになります。
まずぼろぼろの表面をお色直しすることにしました。壁紙でも貼れば簡単ですが、わざわざ購入するのもつまらないと思い、もらってきた英字新聞をコラージュすることにしました。カラーボックスは一度解体して板の状態にして、貼る面を粗いサンドペーパーで擦って荒らし、ボンドで英字新聞を貼り込んでいきました。大きな紙を貼るとシワになりやすいので、適宜ちぎって貼り込んでいきました。ボンドが完全に乾燥したらクリアラッカーを吹いて表面保護。組み立て直すと、なかなかかっこいいリメイクが出来ました。
あとは、サイズを合わせた板を蝶番で止めて蓋にすれば、基本構造は完成です。板は手元にあったコンパネを使いました。コンパネとはコンクリート型枠用パネルのこと。コンクリを流し込んで、固まったら取り外してしまう、そんな用途に使われる板ですから、ザラザラでとてもみすぼらしい表面ですが、毎度お馴染みの親戚の女の子が、たっぷりと綿とウレタンフォームを詰め込んだフカフカの座面を作って被せてくれたので、とても見栄え良く、なおかつ座り心地もいい椅子になりました。
ちなみに最終的な座面の高さは、座って座面が沈んだ状態で約33cm。国土交通省通知による「都市公園技術標準」に記された大人・子供兼用のベンチの座面高は35~40cmですから、まあまあいい高さに仕上がりました。
蓋を持ち上げれば、自由に色々な物が入れられます。ちょっとしたおもちゃ箱の感覚ですが、私はこれを、捨ててしまえばゴミだけど捨てたらもったいない物、たとえば使用済みの包装紙やリボン、空き瓶、空き箱、空き缶などといった「リユース待ち素材」を収納しておく場所に使っています。この収納椅子そのものがリユースだからです。
この新たに確保された収納スペースは、今まで捨てがたいけれど邪魔モノだった「リユース待ち素材」の存在を、一段格上げしてくれました。一個所にまとめて管理できるので活用も促進され、使わないのに捨てられないといったゴミの貯め込みに等しい状態がなくなりました。捨てられる寸前だったカラーボックスが、「MOTTAINAI」を収納する場所に生まれ変わりました。
「蔵や土間のあるマンション」
我が家には2人の子供がおり、子の成長に従い、持ち物の種類や量がどんどん変化(主に増加)するということを実感している。
そのためあちこちに小さな収納があるよりも、大きな収納スペース(シューズイン・クローク、押入・ウオークイン・クローゼット、納戸等)
があった方が、家族の成長に合わせた対応が可能だと思われる。
かねてから収納が少ないと言われるマンションでもロフト(屋根裏収納)があれば収納力としては満足できるはずだ。
しかし、ロフトには色々な制限がある。
面積(階下の半分以下であること)と高さ(1、4メートル以下)、そして階段がつけられないため、簡易なはしごを使って上がらないといけないこと。
もちろん戸建てならば、一階の上にロフトをつくり、それを二階や中二階から取り出すという裏技も使えるだろう。
そんなことを考えていたら、ロフトの逆バージョン、床下に蔵があるマンションがあることを知った。
これは床下収納のもっと大きなもので、床下のスペースを通常より1メートルほど上げて、天井高1,4メートル以内の収納庫としたものだ。
この天井高で、面積が1階の床面積の半分以下なら床面積には含まれず、階数としてもカウントされなく固定資産税にも影響が出ない。
しかも24時間換気をつけることによって、床下でも居室と同じような環境を保てる。
雛人形に武者人形、ストーブに扇風機、冬用タイヤ、スキー道具にキャンプセットにガーデニングセット。
普段、そうしょっちゅう使わなくてかさばる物はいつも出し入れをするものが入っている押入にしまうとせっかくの押入が使いにくくなってしまう。
子どもが小さく物が少ないうちはオモチャを出しっぱなしにしてもOKな秘密の隠れ家としたらおおいに喜びそうだ。
また、同じ広さや高さ制限のあるロフトと違うことは床下の蔵へは固定式のちゃんとした階段で下りられること。
これにより誰もが簡単に移動ができ、荷物も安全に入れられて大量の荷物の収納が可能である。
この床下蔵の良いところはまだある。
床の高さを1mほど上げるため、隣のマンションがすぐ近くにあるという場合にもベランダの高さが変わり、視線がずれること。
また床の下に空間があるため、階下への防音性や断熱性が格段に良くなることだ。
コストの問題はあるだろうが、マンションの重大問題とされる防音性と収納力の二つが一度に解決できるプランだと考える。
ついでにもう一つ。
今度は、マンションに土間の話。
玄関の脇に3帖ほどの「土間収納」を作りたいと思う。
もちろん土そのものは使えないので、コンクリート敷きやタイル貼りになるだろうが縁側のように腰掛けられる所も作り、靴を履いたまま寛ぐことのできる空間を設ける。
ちょっとした来客には立ち話をしたり、待っていてもらう間そこに腰掛けてもらうというのも良い。
ここで、DIYをしてもいいし、折りたたみ自転車やベビーカー、サーフボード(持っていないが)などを置いたりとガレージのように使える場所があると嬉しい。
ベランダとは違うところは玄関につながっていることと、雨がふり込まないこと。
将来車椅子になった場合でも余裕をもって乗り換えられるスペースが欲しいと思う。
また米を30キロ単位で買っているが、キッチンに大袋のまま置くのは少々邪魔である。
土間とキッチンとがつながっていると、土付きの根菜置き場としても役立ちそうだ。
ついでに前日のゴミ置き場もベランダよりは玄関近くに置いておきたいところである。
この土間にスロップシンクなどを配置すれば、帰ってすぐ!の手洗いもできるし、野菜や靴を洗ったりするのにももってこいだ。
どちらも戸建てなら可能では?と言われそうだが我が家でこれらがマンションにあったらいいなと話していたところなのである。
「昇降式クローゼット」
ガソリンスタンドによくある給油ノズルが上から垂れていて、使うときだけ
下に下げてつかうものがあります。
それを応用して収納や椅子、机など必要なときだけ上から降ろす、というものが理想です。
コメントはありません