マンション管理組合の理事長です。
共用部分の電気代を、設備(電子メーターなど)なしで削減できる方法があれば、どなたか教えていただけませんか。現在の契約は、低圧17kW・電灯7KVAです。
負荷設備は、 エレベーター1台(5.5kW)揚水ポンプ(3,5kW)
排水ポンプ(2kW)などです。
マンションのようなケースではかなり精神論(住人にお願いモード)です。設備導入しない場合は行動ルールで対応するしかないでしょうから、やはり精神論になります。
次のような条件で、マンション共用部分のみを夜間割引サービスに加入します。
夜11時~朝7時までで、約70%割引を最大限活かすように住人にお願いする。ただし、昼は30%値上がりです。ここで昼間とは朝7時以降23時前のことです。
具体的な行動ルールはこうです。
1)昼間のお風呂や洗濯は避けてもらう
→要するに揚水ポンプと排水ポンプを昼に動かさないためです。風呂桶の溜め水を利用すれば洗濯の時間制限をはずせます。
※深夜の入浴なんて嫌でしょうけど。6時台の朝シャワー推奨なら許容されるかもしれません。トイレも水使用量が大きいのですが、夜だけ使用までは強要できないでしょう。
2)元気な住人には昼間の昇りエレベータ使用をひかえてもらう
→降りエレベータよりエネルギーを使うので。
3)共用部の照明器具を一部はずす(これは夜間割引とは関係ないですが)
一番効果高いのは各家庭でも夜間割引サービスに加入してもらうことでしょう。どうして共用部分の電気使用と連動した生活リズムになるので。ですが、干渉されるのを嫌がる住人が多いのがマンションなので、そこまではできないでしょう。上の例でも嫌がる住人はいるとは思います。
早いハナシマンションの上層階の方が共用部の電気使用量は大きいのです。エレベータでもポンプでも上層階のために動いているようなもんですから。ですので、共用部電気料金を按分して高層階ほど高く負担してもらうと節約意識は高まります。
参照:
http://www.h5.dion.ne.jp/~siosai/dennki/index.htm#STEP4
あとは空調温度の設定とかですね。
くれぐれも悪質な業者による電気代節約のセールスにだけは引っ掛からないようにして下さい。
あれは全然効果ありませんから。