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そんな房総半島に魅力を感じて移住する人は増えている。建築家の馬場正尊氏もその一人だ。房総の海辺の魅力に惹かれ、08年10月、千葉県一宮町に自宅を構えた。東京にも自宅があるので、いわゆるダブルハウス族だ。
仕事の中心は東京のままで毎日働きたいが、週末は郊外で豊かな生活も実現したい。そんな時に気付いたのが、都心と郊外を行き来する「新しい郊外」という概念だった。仕方なく住むベッドタウンとしての郊外ではなく、海でサーフィンを楽しみ、自分や家族と向き合う時間も確保できる。
現在は、都心の小さなマンションと房総の自宅のダブルハウス生活だが、ローンと家賃を合わせても、都心部の80から100平米のマンションを借りるのと同じくらいなのだという。
馬場氏は、ユニークな物件をネットで紹介する「東京R不動産」を立ち上げたことで知られるが、08年夏に「房総R不動産」もスタートし、ダブルハウスを始めた。
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