以前パナソニックのレッツノートCF-W7というモデルを利用していたのですが、頑丈さやクオリティの高さに感動して、最近後継モデルのCF-SX1GETDRに買い替えました。ところが、2か月もしないうちに液晶が壊れてしまいました。大きな衝撃を与えるどころか、ノートPCを閉じて部屋を移動し、再びノートPCを開けただけで壊れました。頑丈を売りにしているはずなのに何故?っていう感じです。
ふと思い出したのですが、この時諸事情で3日ほど旧モデルのCF-W7の方のACアダプタを利用していました。よくないというのはわかっていましたが、物理的には無理なく接続でき、電圧は同じ、また電流も新モデルに付属する2種類のアダプタ(4.06A, 1.5A)の中間の電流(3.75A)であり、大丈夫だろうという素人判断でした。
アダプタと故障の因果関係が知りたいのですが、これが原因で液晶が故障しやすくなっていたということは構造上ありえますでしょうか?(できれば電気やPC内の電気の内部事情に詳しい方に回答をお願いしたいです)
ノート用のACアダプタはスイッチング電源なので(全てと言っていいと思う)電圧が同じで、電流に余裕があれば何の問題もありません。(電圧が安定しないとか粗悪品は別)アダプタ側の定格電流が多くとも、要求される電流しか流れませんので関係ありません。強いていえば極端に違うと効率が悪くなって省エネにはならないという程度です。少ないと起動しないか、アダプタに負荷がかかりすぎてアダプタが壊れますが、それだけで本体に影響がある事は無いと思います(壊れる時に高電圧などが流れて壊す場合はあるかと)
で、本体にも電源回路があり、アダプタの電流をさらに調整、整流しています。必要かつ十分な電力が供給されていれば、そこから先は本体の問題でアダプタには関係ありません。液晶パネル自体の駆動電圧は3vとかでしょう。アダプタの電圧とはまるで違います。バックライトは12vくらいをインバーターで数百vくらいまで昇圧しますが、最近のLEDバックライトなら逆で、こちらも3vとかです(複数直列ならもうちょい高いけど)
PCの使用電力はかなり上下しますので、最大量流れる時とほとんど流れない時と極端に変わります。ですから、定格電流は最大値をこなせれば問題無いのです。だから逆に単純なトランス電源ではなく、スイッチング電源が必須になります。(定格は入力と出力が書かれているので混同しないで下さい)
実際にも、ACアダプタは標準添付やジャンクショップ購入など色々使い分けていますが、アダプタ本体の故障やケーブル断線以外のトラブルはありません。
自作デスクトップだって、電源は色々ですよね?同じ事です。
>ノートPCを閉じて部屋を移動し、再びノートPCを開けただけで壊れました。
電源を落としての移動なら、ヒンジ部分の断線かと。
基本的に、充電は出力電圧と同程度の電圧をかけて行います。もし、定格電圧より高い電圧をかけつづけて満充電の状態に達しても、高い電圧をかけていると電位差が生じつづける為バッテリに電流を送りつづけます。そうなると、当然、蓄えきれなくなった電気エネルギーは、熱となり、回路ダメージを与え、漏電、爆裂といったことにならないとも限りません。機器側で12V3Aと書いてあれば、電圧12V・電流3Aを要求しているわけです。これを満たせない場合は動きません。
一方、ACアダプタで4.06A, 1.5Aと書いてあるのは、4.06A,流すのではなく、1.5Aまでの範囲内で機器が要求する分だけ流してくれるよということですですから、最低の1.5Aの時に、3.75Aは2倍以上の出力なので液晶が壊れる可能性も当然でてくるとおもいます。