●時期: 1177年(治承元年)~1178年(治承2年) + α
康頼、成経は1178年(治承2年)に赦されて 京に戻れた
俊寛はそのまま鬼界ヶ島に留まらせられ翌治承3年(1179年)食を断ち自害に至る
●描写分量: 3ページ以上
文庫本になっているものが第一希望ですが、 単行本であってもかまいません。
絶版となっているものでも、古本として入手できるものが良いです。
申し訳ございませんが、コミック系 と 『平家物語』・『源平盛衰記』、
ダウンロード書籍 以外の小説本でお願い致します。
回答には次の項目を含めて下さい。
・該当小説本の タイトル
・該当小説本の 著者名
・俊寛・平康頼・藤原成経達の鬼界ヶ島滞在描写の ページ数・行数
例: P.150~155 約5ページ / P.150 10行目~P.155 20行目
・該当小説本が購入できるネット書店内URL
・該当小説本を読んだ(事がある場合)感想・コメント(短文でOK)
回答を宜しくお願い致します。
芥川龍之介のほかに、菊池寛が書いていて、新潮文庫の「藤十郎の恋・恩讐の彼方に」に収められています。ページはP.249からP.282です。
ご参考
友達なのだが、長い流人生活のうちに、情けなく愚痴っぽい成経・康頼と俊寛との間がぎくしゃくしてくる。俊寛は二人の態度にイライラしながら、でも独りの寂しさには勝てず、二人と離れられずにいる。
http://gattovolante.jugem.jp/?eid=360
ちなみに、木下順二や松谷みよ子が「俊寛」という絵本を書いています。滝沢馬琴が「俊寛僧都嶋物語」という小説を書いていますが、入手困難のようです。戯曲では小山内薫や倉田百三が書いています。
また、芥川龍之介の「俊寛」は新潮文庫「羅生門・鼻」(P.195-226)にも載っていて、こちらなら中古でなくても入手は容易ですね。
岩波文庫から出ている芥川龍之介の「或日の大石内蔵之助・枯野抄」という短編集に「俊寛」という短篇があります。
(現在は品切れ中なので中古本で入手することになります。)
それは有王が俊寛にあったときに俊寛が語った島の生活ということで描写されており、解釈が芥川龍之介の皮肉めいたものになっているので、求めている内容とちょっとずれるかもしれませんが、P201~213に渡ってその語っている部分があります。
俊寛の島の生活は平家物語では哀れな様子だったのですが、この短篇で自分の生活を語る俊寛はとても元気で平康頼・藤原成経たちの信心深さの裏話みたいなものを有王に意気揚々と話す姿が面白く、島の生活をエンジョイしている俊寛がとても可笑しかったという感想をもちました。
あります あります。
ニッチ いろいろ 今後とも宜しくお願い致します。
ニッチでなくても 宜しくお願い致します。
(^-^*)/