金田一少年、コナン、2時間サスペンスなどの推理ものを見ていると、こんなパターンが、多く見受けられます。そんな事は、当たり前のことだから気にならない人はいるかもしれませんが、個人的には少し気になります。
コナンや2時間サスペンスをよく観ます。
たしかに、そのようなパターンが多いですね。
「犯人が、被害者から酷い仕打ちを受けていた」というのも、「逆に殺された被害者が、悪者として描かれる」というのも、ひとつには、「動機」をはっきりさせるためだと思います。殺人という絶対に許せないことでも、「ああ、だから殺したのか」と一応納得できます。「復讐したい」という気持ちは誰しもありますからね。
何の脈略もなく殺した、というようなものばかり扱っていると、納得もできませんし、放送倫理的にもどうかといわれるのかもしれませんね。なので一応復讐のための殺人にしている。でもだからといって悪い人を殺していいことにはありませんが。
さらに、「サプライズ」のためでもあると思います。そんな「暗い過去」など絶対に持っていないような人が、実はそんな過去があったために犯人になったのでした、というサプライズです。「いかにも怪しそうなあの人が犯人かな…と思わせておいて実は…」という展開にするための一種の常套手段といえるかもしれません。
たとえばですが、屈強な男性がそのまま犯人でした、とするとつまらないですが、、弱そうな女性が復讐のために人を殺した、となれば、「おっ、そうきたか」と思わせることができます。
>フィクションに登場する殺人事件
と広くくくるのであれば、シャーロックホームズから始まり、ウォショースキーetcまで幅広く見るべきです。
単純に被害者に恨みを持っているとは限りません。
単に猟奇殺人や大量殺人など、楽しみで殺す場合や、経済的、社会的優位を得る為に殺す場合などバリエーションは豊富です。フィクションですから。
被害者が悪いなんてとんでもない思想です。
加害者が悪いに決まってます。
水戸黄門をごらんなさい。
下働きの兵隊までみんなぶちのめして、どっちが加害者だかわからん。