最近、ドイツ語に興味を持つようになり、ドイツ語の本を買って読みましたが、いまひとつわかりにくいです。
ネイティブのドイツ人は、これらの名詞をどう使い分けていますか?
また、極端な質問ですが、男性が女性名詞を使ったら、変な目で見られますか?
逆に女性が男性名詞を使ったら、変な目でみられるて事は、ないでしょうか?
ドイツ語は定冠詞(英語でいうtheやa)や形容詞や指示代名詞が4種類ずつに変化するんです。
男性、女性、中性、複数です。(英語は三単現のsと複数形のsだけおぼえておけばいいからだいぶ楽ですね)
会話でもフォークとナイフとスプーンで違う冠詞をつけなきゃいけないんです。
「そのフォークをとってくれ」と「そのナイフをとってくれ」では「その」の部分にあたる言葉がもう違う。
そのルールのためだけに名詞の性別がありますうざい!!!
だから全部複数なら楽なんじゃないかとおもいます。
あと全部中性名詞の世界があれば楽ですが、実は学術論文がそれにあたります
(英語からの外来語はたいてい中性です)
でもそうやっていいかげんに喋っているとドイツ人はいちいち丁寧に直してくれます!
(国民性がきっちりしているイメージがある)
でも生粋のドイツ人の大人でも性別をよくわからない言葉もあるらしいです。
http://blog.goo.ne.jp/lovesurfloveocean/e/b4e3b9f143ddf97ccf2cad9c161a6ac5
使い分けるものではありません。ある名詞は男性名詞と決まっています。
その名詞を使う時には誰がつかおうと(男性が話そうと、女性が話そうと)
かならず男性名詞として、それにあった冠詞を使います。
どの名詞が男性名詞かということは、基本的には暗記する必要があります。
ですが性によって意味が変わる語があります。
・See
der See(男性名詞):湖
die See(女性名詞):海
・Leiter
der Leiter(男性名詞):指導者・リーダー
die Leiter(女性名詞):はしご
などなど。
また、地名に定冠詞が付くところと、付かないところがあり、前置詞の有無で例えば「~へ行く」というときに前置詞が変わります。
・Deutschland(ドイツ:冠詞無し):nach Deutschland fahren
・der Sweiz(スイス:女性名詞):in die Sweiz fahren
ドイツ語の文法はここまで奥深いとは、思いませんでした。