pipsは最小単位の事なので、それだけでは条件不足です。
fxは差金決済であり、証拠金の数倍の取引をするのが通例で、その倍率次第で必要資金も決まってきます。
円ドルのpipsは0.01円のようなので、1000pipsは10円の値動きを示します。
http://www.i2i.jp/fx/word/fx-ha/pip.php
計算しやすいように100円の時にドルを買い、110円になったとすれば10円の利益という事が言えます。
しかし、倍率と単位次第で資金と利益額が変わってきます。
たいていは1万$が最低単位なのですが、1万$を買うには100万円必要な事になります。そこで差金決済のうまみが倍率となります。1万$をそのまま100万円で買うのでは面白くも何ともありません。現物を買うのではなく、数値だけの取引としてレバレッジ(倍率)を10倍に設定すれば、資金量は1/10の10万円ですみます。
1000pips動くと1ドル100円→110円、差額10円ですが、1万$ですから10万円の利益が出た事になります。
逆に動けば10万円の損失となり、証拠金はゼロになります。
証拠金がゼロになった段階で、追証か決済を要求されます。
証拠金分10万円のマイナスで取引が終了します。
ただし、相場は24時間動いていますから、遅れて損失が増えればその不足分を即座に現金で要求されます。
ちょっとでも遅れると電話がすごいですよ。そこはやくざと変わりません。(支払期日は会社によりますが24時間以上という事はまずありません)
そこで、ギリギリの証拠金では身動きが取れなくなります。
1万$やるなら、やはり証拠金も100万用意すべきでしょう。
(10倍なら90万は予備費となります)
最大ドローダウンとして自動決済を設定しておけば、損失はそこまでで食い止められる事にはなります。
1000pips10円ですから、1単位、1万$でいくのなら、10万円の損失となります。従って、10万あればギリギリ足りる計算にはなります。
ただし、その数値で必ず約定するとは限りません。
相場が荒れている場合は一気に突破しますので、軽く数万以上の不足が出ます。
やはり、予備費として数十万の余裕が必要でしょう。
もちろん、読みが当たってプラス方向であれば不要です。
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