◯質問内容は以下のものです。
1.性別 年齢 業種 職種
2.今の仕事で感じる楽しさ、苦労。
3.今の仕事を選んだ理由。
4.会社の満足な面、又、不満足な面。
5.今の仕事に必要と思われる能力。
6.今現在の目標(短期、中長期)
7.どんな人材が欲しいか。
8.学生生活に力をいれていた事。
9.就職活動の軸は何だったか。
10.最終的に何のために働いているのか。
質問項目が多くなってしまい申し訳ございません。
答えられる内容のみでも構いませんのでご協力お願いいたします。
回答がよせられてないので……
40代半ばのおばさんです。今は療養生活を送っていますが、30代始め頃まで事務職系勤務をしていました。その頃の話でよければ。
1.性別 年齢 業種 職種
社会人だったのは21~30代始め。女性。派遣/契約 キーパンチャー、オフコンオペレーター、一般事務等
2.今の仕事で感じる楽しさ、苦労。
数えるのを忘れてしまったのですが、多分15社以上はお世話になっています。それも色々な業界、規模でした。色々な会社にお世話になったことで、社会の仕組みの一部を知ることができました。
会社が変わる度、一から覚え治しです。基本的に共通することもありますが、書類のフォーマットや業界用語や知識等覚えていかねばなりません。それが大変でもあり、楽しみでもありました。
3.今の仕事を選んだ理由。
新卒で入った会社。研修が終わった後になってキャッチセールスの会社と分かり愕然。5月で辞職。今のようにネットで情報が得られる時代ではなく、入ってみないと分からないという感じだったのです。
で、学校で英文タイプをやっていたこと、昔からPCやワープロを触っていたこともあり、キーパンチャー(データ入力)やPCやオフコン操作の仕事に就きました。それだけの時もありましたが、PCで書類をつくりつつ、書類整理、客先へ重要書類を届ける等の仕事もありました。
4.会社の満足な面、又、不満足な面。
派遣会社によって、健康保険や年金などの扱いが社会保険か国民健康保険か違ったり、いきなり切られたりというのがありましたね。派遣会社を辞め、ハローワークから契約社員のみで就職するようになってからは、基本的に国民健康保険、国民年金となりました。
不満というか不安だったのは、契約が終わって次の職を探すまでが大変だったこと。契約満了による失業なので失業保険はすぐにもらえますが、やはり心配です。
また、こういう事務職は男性はなかなか採用されないと思います。一般事務職希望の男性はきっといらっしゃると思いますが、難しいという現状はなんとかならないかな? と少し。
5.今の仕事に必要と思われる能力。
どの会社に行っても必要とされるビジネスマンとしての基礎はあります。
1)笑顔、挨拶、はっきりとしゃべること、電話の受け答え。感謝を忘れない。
2)メモを取る。ノートにまとめる。引き継ぎの為のマニュアルを作成する。
3)何をしたか、何をしなかったか、はっきりとさせる=メモやノートで行動チェック
4)5W1H。要点をまとめ、簡潔に伝える。
5)整理整頓、清潔感を保つ。
それにプラスして、データ入力が仕事ですから、キー入力スピードは必要です。また、当時のオフコンもよくシャットダウンしたりバグがあったりしました。そういうトラブルが起きた時、上司の指示をきちんとメモし、的確に行動することができるかが大事でしたね。
先手先手を打つというのもあります。スキマ時間が出来た時、何か仕事のプラスになることは出来ないか考えたり、今の作業内容を見直したり、整理整頓したり。勿論、作業時間が来る前にすませておくのは言うまでもありません。
7.どんな人材が欲しいか。
礼儀正しい人、連想力がある人、柔軟性がある人、聞き上手かつ、そこそこ話上手な人
1)礼儀正しい人……基本ですね
2)連想力がある人……Aという行動をしたらBという結果が普通起こるが、CやDという事態が起きる事もある、という想定をして行動を出来るかという人です。
また、トラブル事例集などをまとめ、引き継ぎの時に後々の人に役に立つ資料作りができるというのも、短期契約社員では大事かなと個人的に感じます。
3)柔軟性がある人……自分の考えに固執せず、広く知識を求め、学び続けることは大事だと思います。発想だけでなく、他の方からの様々なアイデアをそれに混ぜ込んだり、応用させたりできる人はすごいと思いますね。また、例え事務職であっても、書類整理の仕方などアイデアは求められます。
4)聞き上手かつ、そこそこ話上手な人……当時、キーパンチャーは女だらけの職場でしたから(笑) お局様がいたり大変でしたね。自分は、仕事の話は別として、休息時間などでの話は苦手でした。ある程度、当時の女性のトレンドをチェックしておいたほうがよかったのかな? と、当時を振り返って思います。ただ、自分が前にでることはしなくてもいいとも同時に思いますから、ホドホドの線で、と。
8.学生生活に力をいれていた事。
専門学校がビジネス系だったので社会人になるための基礎知識はそこで学びました。英文タイプは放課後も練習していました。半泣きしつつ……(厳しい学校だったので)おかげでキー入力はそこそこの速度です。今では歳をとったのでかなり落ちましたが。
また、ビジネスマナーやビジネス文書作成の授業にも感謝しています。
PCの操作については、自分では持っていませんでしたが、自分の友人がPC好きだったりしたこともあったり、PCショップに出入りしてたこともあって基本的なことは身につけていました。
今ではPCが白物家電と同じくらい普及していますが、PCトラブル(ウイルス感染、バックアップミス、OSトラブルによるデータ損失等)が起きないようにどうすれば良いか考えたり学んだり、ネットワークリテラシー等は身につけておいて欲しいなと個人的に感じます。
10.最終的に何のために働いているのか。
生活費のためと、学ぶためでした。
自分は好奇心旺盛なので、仕事をしつつもその業界に一歩踏み入れなくては学べない事を学びたかったのです。自治体、法律系、建築、流通、サービス、色々ありました。社会で人が生活するために、色々な業種の人がこういうことをやっているのか……という「普通の生活だと見えない部分」を見ることが出来たことは良かったと思っています。
心残りは建築設計事務所にいけなかったこと。近代建築が好きなので、建築士の事務所にお世話になって、通常業務をこなしつつ、休息時間に先生にお話を聞いたり建築に関する資料を見せて頂きたかったなと。
学ぶことは楽しかったです。でも、人間生きていくためにはお金が必要です。 失業中の不安とかを思ったり、結婚していた時(専業主婦でした)の事を思い起こすと、やはりお金というのは重要なポイントです。
最後に……本当、仕事をしているときはポケットメモをとペンは常備していました。今でも当時使っていたメモを何冊か手元に置いています。元々記憶力がないので、メモに頼らざるを得ません。ですが、「誰が何を言って自分や誰かはどう行動したか」を記録することは非常に重要だと思っています。
今では古い話になってしまったかも知れませんが、ご参考になれば幸いです。