私は労務の担当者で、社長から確定拠出年金(401k)の加入を検討するようにと指示されました。
弊社は小売業で、社員の出入りが激しいのが現実です。
このような会社でも確定拠出年金(401k)に加入するメリットはあるのでしょうか?
北見式賃金研究所の北見昌朗という人が専門サイトの中で、確定拠出年金(401k)のデメリット、つまり問題点を指摘しています。
「手数料が高いこと」「投資信託を選択すると、その手数料が要ること」が問題だとしています。つまり手数料倒れということですね。
参考になるかもしれません。
http://www.taishoku-kin.net/401k/
運用に失敗した場合は年金が相当目減りします。へたするとゼロに。特にこの20年の株のパフォーマンスが最悪なので、この期間のパフォーマンスは最低というよりマイナスですからお話になりません。
また、個人でファンドを変更する物ですから、うまく当たればいいですが、外した場合はさらに悪化します。
元本すら割り込むなら何もしない方がまだましなので、今時、導入する企業はあまりありません。それだけに、総額を増やせない証券会社としては営業をあちこちかける事になります。
確かに、今は最低とも言える時期なので、今後30~40年で株などのパフォーマンスが上がると絶対の自信があるなら良い選択です。
また、確定給付ではないので、会社にとっては企業年金運用の失敗を気にする必要はなくなります。その部分では会社にだけは有利。でも、それだったら現金でもらった方がいいな。