国は30年以内に80%の確率で南海トラフ大地震が起こると言っています。
30年以内に80%ということは起こるか起こらないか分かってないってことですよね?なぜ分かってないのに発表するのでしょう。
起こる確率は1年より30年。1000年と長いほど当たるわけです。
誰も期間を制限していないので、別に30年以内に80%と言う必要はないわけです。100年以内に100%とか、1000年でも良いので起こる確率を100%でないと意味がないです。
で、その30年以内に80%と言っている科学者は何年後に100%と発表していない。よって地震が発生する確率が100%も算出出来ない人間が30年以内に80%というのは全く根拠がないでしょう。
それなのに、なぜ日本政府はこんな胡散臭い科学者の確率を信じるのでしょう?
まず、国民に知らせるべきは1000年以内に100%の南海トラフ大地震が起こるとか100%を求めてからの80%の30年以内を公表すべきではと思ってしまいます?
この政府の御用聞き学者は詐欺師では?
100%が無理なら、どうやって80%を求めた?
>100%でないと意味がない
そうかもしれませんね。
だからといって、精度があがってくるまで発表されずにいて、
100%に近い結果が出たときには残り時間がほとんどない…では、困ります。
現状の成果として30年で80%という高い確率が発表されたことによって、
cawbridge2013さんのように目を向けて考える人は確実に増えたのですから、
発表したことに意義はあったと言えます。
防災対策は地域一丸となって協力したほうが大きな力になりますので、
こうした発表によって注目する人が増えるのはありがたいことです。
不幸にして80%のほうが当たっても準備は役に立つはずですし、
予想が外れてくれたら、その先の準備だと思えば良いだけです。
100%や80%といった目先の数値だけに囚われず、
全体の流れを読めるようになってください。
30年以内に80%以内と言う発表は、見つかりませんでした。
現在の英知を集めて、限界を認識した上で
時間予測モデルでの値は、以下の発表がされています。
今後30 年以内の地震発生確率は60~70%
今後40 年以内の地震発生確率は80%程度
今後50 年以内の発生確率が90%程度以上
南海トラフの地震活動の長期評価(第二版)について (平成25年5月24日)
① これまで考えられてきた固有地震モデルに基づく評価ではなく、発生しうる最大クラスも含めた地震の多様性を考慮した評価を試みる。
② 不確実性が大きくても防災に有用な情報は、これに伴う誤差やばらつき等を検討した上で、評価に活用する。
③ データの不確実性などにより、地震の発生確率などは、解釈が分かれる場合がある。そのように解釈が分かれるものについては、複数の解釈について併記する。
起こる確率を100%でないと意味がないです。
未来の出来事に100%(絶対)を求めてもあまり意味ないです。
200年以内に私が死んでいる確率が99.9999%だとして、
それにどんな意味があるのでしょう?
100%と言い切る根拠はないはず。ことが起こるまでは、99.9%よりも高くならないのでは?
確率分布から考えると、1億年先にも分布しているとも仮定できるので、今後100年間でも100%と言ってしまえないでしょう。