・嘘をつかない
・正論
・「それを責められるとしたら、それは同じ魔法少女としての運命を背負った子だけじゃないかな?」→そう言ったにも関わらず、同じインキュベーターとしての運命を背負っていないさやかに後でボロクソ言われる→でもさやかを責めない
・人間はいちいち家畜を納得させようとしないのに、QBはまどかに事情を丁寧に説明している
・宇宙を守っている
・行動の全ては、自分でなく宇宙の為
・人間の暮らしを便利にしてくれている
・他人が作った死体を食べて処理してくれる
・「もったいないじゃないか」←宇宙を守っているだけあって、資源を大事にしている
・少女が戦えるように、魂をソウルジェムに変えてくれる
・五人の役職の名前が「魔法少女」である事から、ヒントも用意している
・宇宙の為にならない願いも叶えてくれる(ほむらの願いを叶えてもその時間軸の宇宙のエネルギーにはならないし、まどかの最後の願いなんてもっての他)
・魔女化の原因はQBではなく、大抵は魔女少女の自爆
・グリーフシードを処分してくれる
これが悪だったら人間はなんなんだよ。
自分はまだ、「反逆の物語」を見てないので、その中でTV版と違う事が描かれていたなら分からないのですが。
キュゥべえことインキュベーターが少女達と契約する時点で、グリーフシードがどうやって生まれるか、そして、絶望や悲観した少女が魔女となる時に生まれる感情エネルギーがどう使われるかについて説明をしたならば、「魔法」という単語は単なるカモフラージュにしか過ぎないと、賢い少女なら警戒するのではと自分は考えるのです。
インキュベーターは正義の味方でもないけれども、少女達を悪に染める存在でもない、ただただ、自分達の目的の為に淡々と任務を遂行しているだけだと思っています。
宇宙が崩壊するのを防いでいるといっても、一般的な少女達の日常に、そういう問題は割り込んでくるとは自分は思えません。蛇口をひねれば水が出る。そんな感じで日々は過ぎ、「上水道の仕組み」について、環境問題や、水源となる森林保全について日々頭を悩ます少女が二次元の世界では存在するとはあまり思えないのです。
40代半ばのおばさんで、好奇心旺盛だから、インキュベーターの考え方も「この広い宇宙の中にある、一つの考え方としてアリなんだろう」と頭で理解することはできますが……
それに、「物語である」ことが前提ですから、キュゥべえが細々と最初から「何故自分達が感情エネルギーについて着目したか」という部分から説明したら、物語としては面白くありませんよね。
ごちゃごちゃ書いてしまいましたが、キュゥべえは正義の味方でもなく、その逆でもないって自分は思います。