レゴリスを700℃に熱すると水素が回収できます(1gの水素を回収するのに20kgほどレゴリスが必要です)。 さらに、その水素を1000℃以上でレゴリスと反応させると、水素がレゴリスの中の酸素と結びつき、レゴリスを水(H2O)と金属類に分けることができるのです。 こうして作られた水を電気分解すれば酸素ができます。
このようなことをすることにより気体ができます。そうしていくうちに大気圏などできたりして、いろいろな化学反応が起きて生物が住むことのできる環境になっていくのではないでしょうか?
月の重力は弱いですから、
月面で、大量のガスを放出して、
大気圏を作っても、
ガスが、宇宙に逃げて、
どんどん大気が薄くなります。
http://www7a.biglobe.ne.jp/~falcons/planet_atmosphere_v4.html
の下の方で、
重力と、大気の保持力の計算が出来ます。
月の大気は、
18年で、
最初の50パーセントにまで薄くなって、
117年で、1パーセントになります。
月に生物がすめるようになったら素敵ですね。
重力が少ないので、大気圏は難しいとは思いますが、地下都市とかの可能性はあるのではないかと思っています。
地球から物資を運ばないでも、既に酸素や水素があるということは、その可能性を広げるものだと思います。
http://q.hatena.ne.jp/
ほとんど凍りつくか逃げてしまうかどっちかになってしまっているけど。
月面都市の建設には大気の維持のためにドームが必要ですが、隕石の被害からどうやってドームを護るかが課題となるらしいです。
それだと100℃程度に加熱するだけで水を取り出せますよ。
ただし大量に水を必要とするなら
周回彗星にイオンエンジンなどを取り付けて
数十年を掛けて軌道修正するほうが現実的かも知れません。