血液中の水に分散させるためには、界面活性効果がある物質がまわりに付かないとだめだと思うのですが、界面活性効果がある物質はどういうものなのでしょうか。
タンパク質がコレステロールに結合してリポタンパク質になり、それで水(血液)に分散するのでしょうか。その反応が小腸で行われるのでしょうか。
それとも、全く別で、食物中のコレステロールは、ばらばらになって消化されて血液中に取り込まれ、血液中のコレステロールは別に(別の臓器で)合成されるのでしょうか。
実は、「血液中のコレステロール値を下げるためには、コレステロールを含む食物を食べないことが効果的」ということが、全くのウソ(デンプン、他の脂肪等、他の栄養素と同じ扱い)のようにも思えるし、当然本当のようにも思え、さっぱり分らないので教えて下さい。
ネット上にコレステロールについて以下の記載があります。
血液中のコレステロールや中性脂肪などが、たんぱく質と結びついたものをリポたんぱくといいます。リポたんぱくを遠心分離器にかけると、比重の違いによって軽い順に、カイロミクロン、VLDL(超低比重リポたんぱく)、LDL(低比重リポタンパク)、HDL(高比重リポたんぱく)に分けられます。コレステロールを多く含んでいるリポたんぱくとしてはのはHDLとLDLがあります。
さて、私は10数年前からLDLが基準を少し上回っているので、食べ物は悪いもの意外は満遍なく食べ、運動を欠かさず行って、現在は4日に1回に薬を飲む程度となりました。
そのコレステロールですが、食べ物から作られるものが全体の2割、残り8割は肝臓がセッセと作っています。
更に効率の良いことに小腸で再吸収され肝臓に戻される仕組みとなっています。
コレステロールは人間の体にとって必要不可欠なもので、LDLは細胞膜を作り、脂肪の消化に必要な「胆汁酸」や「性ホルモン」の原料にもなっています。
LDLの多い人はテストステロンが豊富で精力的との巷の声があります・・本当か?
その反対にコレステロール値が低くなると血管が破れやすくなったり、免疫力が低下するなどの弊害が生じ、低コレステロールの人は癌体質とも言われています。
そして役目を終えたLDLはHDLが回収作業を行い、バランスを整えています。
このバランスが崩れると脂質異常症と言われることになります。
このバランスを整えるためには酸化した油脂食品を避けることは勿論、定期的な運動や規則正しい生活、ストレスの除去、まして肥満なんてのはもってのほかです。
これらを注意すればこれ以上悪化しません。
ただし正常値に戻れる保証もありませんと自分の体験から申し上げておきます。
薬の厄介にならない様、注意してください。