後始末が大変だからなぁ。
爆発時に遠ざからないといけない。
爆発後にすぐに現地に行けない。
爆心地は使用不能になる。
等のデメリットを考えると、戦術運用はほぼ不可能です。
戦略運用だと、詰将棋ですから抑止力が働いて、だれも使わない。
テロの人たちも、攻撃対象が破壊後に永久に放棄する覚悟はしにくいでしょう。(できれば使いたい設備とかありそうです)そう簡単に使えませんねぇ。
核兵器が増えたことによって、皮肉にも核抑止が働き使われることの無い兵器となりました。
こちらに核抑止についての文章があります。
参考まで。
http://www.ambafrance-jp.org/IMG/pdf/Dissuation.pdf
爆弾1つがかなり重いので、テロ組織では使いにくいだけです。将来的には心配。
テロを起こす時に、
ウランかプルトニウムを、
臨界量異常の量を、
複数の塊りに分けておいて、
現場で一つにまとめて、
即刻逃げるのは、
爆発が大き過ぎて不可能ですし、
重くて運ぶのが大変だし、
テロが終わった後も、長い時間、
残留放射性物質のせいで、現場に行けないのは、
やりすぎですし、
死の灰が風で流れて、
近隣の、無関係な場所にまで、迷惑がかかりますから、
テロには不向きです。
自爆テロでトレーラーに積み込んだ核爆弾ごとワシントン辺りで・・という事を考えているような人もかなりいるらしい。
現状のテロの影響力と、核爆弾の破壊力は、桁が違いすぎる。
やろうと思えばできると、いざ実行するには大きな隔たりがある。
戦争という枠が、唯一それを外すのだが、それでも戦術核も使用されていない。
手段としてのテロと、目的としての破壊は、それぞれ有機的に結びついている。
テロという冷静さが必要な行為に、思慮なき暴挙はありえない気がする。