なお、酵素というと消化酵素しか思い浮かんでいないのですが、この記事が消化酵素を指しているのか、どうか、書いておらず、不明です。そこで、その点にも触れてもらえると、と思っています。
イラストでは、元気そうな若い男性が肉を大量に食べており、一方で、弱々しい老人がお椀一つの御飯を食べていましたので、読者としては、消化酵素のように思いました。
酵素を使い切るという話は、某医院の待合室においてあった本です。本の趣旨は、暴飲暴食をやめて、少食粗食多噛という内容です。週刊誌とか置いておらず、食生活とか、睡眠とかの本ばかりです。ただし、似非科学っぽいものもあるのかもしれません。
生まれた時、たった3キロということは知っています。私は、3キロみまんでしたが。ただ、例えば、女性の場合、卵子はすでに卵巣にできていて、初潮後に、それをすこしずつ排出するだけにて、生後、あらたに卵子を作らない、ましてや、成人女性が卵子をあらたにつくっていたりはしない、と、学んだことがあります(昔の教育内容ですので、今は研究が進み、違う話になっているかもしれません)。というわけで、酵素があらたに作られないという話も、あながち間違いとは言えないように感じてしまったところです。
私が知っている「酵素」と付く商品で具体的な成果があるのは「万田酵素」ですが、確実な成果の対象は人間ではありません。
大根に対し適切に使用した場合に巨大な大根が得られるのは間違いありません。
それ以外の成果は未知数のようです。
ただし、人間に使用した場合の成果は充分な検証が行われていないようです。
トニック代わりに毎日使えば毛が生えるって言っていた人もいましたけどね。
ご参考までに・・・。
高齢者でもかなりの量のアミノ酸の補給が必要なのは常識だけど、そういうのとは違う万能薬のようなキャッチフレーズで客集めする。
その手の効能書きは香具師の口上のようなモンだから、購入と使用は自己責任でね。
大人になると酒タバコをすすめられたり、ムリをするからです。
酒やタバコの摂取によって、酵素造成能力が減退するというのはありそうな話だと思いました。
普通の食生活をしている人がより健康になろうとして特別な物を摂取すれば、たとえ一時的に代謝が活発になったとしても、生涯その物質を摂取し続けるのでなければ意味がありませんし、アレルギーや副作用の原因となることもあり得ます。
健康食品は気休めどころか害になる場合が多いのです。