もし儲かったらその決算期のうちに急いで研究開発とか設備投資とか従業員を増やすとか従業員に臨時ボーナスをあげるとかすれば利益が次の決算期までもちこされないので、儲けが少なかったと見なされて、法人税が安くなります。
赤字にまでする必要は(上場会社であれば)ありませんね。
(まあでも個人の税金とおなじです。儲けに追いつく税金なし。なので、儲かってるときは、儲けを敢えて減らしてあとで維持費にひーひーいうよりは、ガンガン儲けてその次の期にくる納税のためにきちんと積み立て預金しておくほうが、経営方針としては賢いとおもいます。
「税金が怖い」なんて本当に儲かってる会社は思うわけがありません。法律を無視してでも儲けろなどと無茶を言う株主に対する建前とか、便利な言い訳にすぎませんよ。真に受ける必要はありません。)