先日、メジャーで10cmずつ測って、白い壁に貼り付けた色紙(寄せ書きの文字は1cm弱)を撮影しました。
被写体からの距離を30cmくらいまではボケてしまい全く分かりませんでしたが、40cmくらいから1mまではハッキリと識別できるくらい文字が写りました。(1mを超えてからはどんどん劣化していきました)
私は今までも似たような実験をしてきたのですが、今回が一番ハッキリ解像した例です。
条件は晴天、屋外の直射日光ではない最も明るい場所で撮りました。
この差は何が原因で起こるのでしょう?
またフィルムにおいて解像度を決定づける要因を、ピント以外で教えて頂きたいです。
勿論どんな撮影も手振れ、日光の加減などは考慮しています。
お詳しい方お願い致します。
アナログフィルムなので、フィルムの粒子、レンズの性能、現像方法によるところが大きいです。
またフィルムにおいて解像度を決定づける要因を、ピント以外で教えて頂きたいです。
とのこと。
そもそもISO400と言う表記がフィルムの(光に対する)感度を表しています。
ISO感度 - Wikipedia
高感度になるほど数値が大きくなり、感光度が増すため、暗い場面や高速の被写体をより速いシャッタースピードで撮影することができる。ただし、一般にはフィルムの粒子がより粗くなるため、画質を求める場合には低感度のフィルムが使用されることが多い。
解像度を求めるなら、フィルムの粒子が細かいISO200やISO100のレンズ付きフィルムを用いることをお勧めします。粒子が細かい分、光量を必要とするので、シャッタースピードは遅くなりますが。
この差は何が原因で起こるのでしょう?
について。
レンズ付きフィルムは固定焦点ですので、焦点距離が大きく影響しています。おたずねの現象に限って言えば、焦点距離の問題ですね。
レンズ付きフィルムはいわゆる被写界深度を利用してピントが合う仕掛けになっています。これの限界を超えて近すぎても遠すぎてもピントが合わなくなります。
被写界深度 - Wikipedia
「この差」は何を指していますか?
~40cmはボケ
40~100cmは合焦
100~ 画像劣化
ボケと合焦の事でしょうか?それとも1m以上だと劣化という点ですか?
「劣化」の定義もよくわからないです。少しボケてるでよろしいですか?それとも文字が読みにくくなったでしょうか?
1インチ当たりの粒子が3000ですから、ミリ当たりは約・・・ええっと電卓は・・ああ、118ですね。
フィルムの粒子がそれで、サービス版に引き延ばした場合が、、ええい面倒や。
だから、たけじんさんの通りなんです。
1m以上離れても、サービス版なんかじゃなく4ツ切りとかに引き延ばせば、たぶん読めますよ。
感度の高いフィルムは、粒子が荒い。でもパンフォーカスエリアは広い。
感度の低いフィルムは、粒子が細かい。
でも、フォーカスエリアは狭い。
この辺を解決するには、レンズを交換しないと。
質問の意図は、大学サークルで解像度の研究を行っていた際、裏面等にその時の条件を書くのですが一枚だけ分からないものがあり、どうしても気になったからです。
合焦というのも勿論ありますが、パンフォーカスのレンズ付きに関しては1〜3mが適正と言われているので、例えば1.6m等で60cm等のものと比較してフォーカスが落ちているとは考え辛いのです。
『劣化』『この差』も、フォーカスと言うよりは純粋な分解能(潰れてしまう距離かそうでないか)を知りたいという感じです。
ご回答頂ければ幸いです。
距離が長い方がピンは会いやすいから、1.6mの方が0.6mより合焦とは思う。でも、画角からは解像度で約1/3だから、その分判別しにくくなる。
解像度の研究というのは、レンズが同じという条件なのでしょうか。
レンズ付きフィルムのレンズは、結構質の幅がありそうです。