リズムが問題になることが多いようです。
一番多いのは一定の、実は早すぎるリズムで書く癖のある人。
大人で汚い字の人はたいていがそうです。
早く書こうとしてバランスを崩す人が多い。
字が全体に歪んで判別不能になって、逆弘法比べになる。
遅すぎるのも、反ってバランスが悪くなることが多いようですが、一定のリズムをつかめばそれほどワケの分からない字にはなりません。
もっとも手っ取り早くキレイに見せる方法は、字の「大きさ」と「間隔」を一定に揃えることです。
少し広い間隔で書けばキレイに見える。
急ぎすぎると字画の多寡によって字の大きさがばらついて歪む。
少しゆっくり目のリズムだと、そこまで酷くならないで済みます。