# 病気・獄中生活で人が変わったようなエピソードがあるとなおよいです
例)
大病→フランクリン・ルーズベルト、池田勇人、稲盛和夫、金光大神(新宗教教祖がよく言う病気回復で啓示を得たというのは信頼度低いですが)
入獄→西郷隆盛、ヒトラー、甘粕正彦
# 佐藤優、堀江貴文は今後に期待ではありますが今のところ特に何もしていないので含まれません。落伍者が活躍できない情報化社会という示唆もなくはないですがそれを破るサンプルが欲しいです。ちなみに彼らが売文活動しかしてないじゃんなんては思ってません為念。
# 例に挙げているのは昔の人ばかりですができれば近代〜現代でお願いします(それ以外も歓迎です!)
参考)
「大人物になるには、破門と懲役と大病の3つを経験すること。」(松永安左衛門)
寺山修司
早熟の天才歌人でしたが、18の頃にネフローゼ症候群で長期入院します。このとき、谷川俊太郎と知り合ったり、賭博や競馬を闘病仲間に教えてもらったりして、人脈と人生が広がったようです。また、闘病期間の内省が、彼の芸術思想をさらに深めることになります。その後、歌人の活動だけでなく、脚本家、劇作家、評論家として活躍していきます。
マルコムX
アメリカの黒人開放運動家として、キング牧師とともに歴史に名を刻む人物ですが、若いころはメチャクチャやんちゃでした。犯罪や麻薬などで入獄した時、本来は優秀であった彼はたくさんの本を読み、宗教の教義や社会の矛盾に気がつきます。また、イスラム教の一宗派から神秘的な体験をすることにもなります。詳しくは、スパイク・リー監督の『マルコムX』をご覧になられるといいかもしれません。普通に名作です。
見沢知廉
秀才少年からヤンキー、暴走族を経て、政治活動家になります。活動家の時に、スパイ粛清事件で殺人罪に問われ長期服役、この期間に執筆活動を行い作家になりました。
宇梶剛士
少年の頃、数々の暴力事件を起こし、当時日本で最大の暴走族組織の総長として大暴れしていました。少年院に収監されていた時に、チャップリンの自伝に出会い、その後俳優として活躍されています(現在進行形)。