三剤服用は副作用の観点からというよりは、費用の観点から使用をしないように通達されているようで、認可された病院では三剤処方が可能という情報もあり、錯綜してるのですが…三剤処方は費用・副作用、どちらの面でデメリットがあって使用禁止、とされているのでしょうか?以前別で質問した時には、医療費削減のためにという返答をいただいたことがあります。また、外国ではどうなのかも教えていただきたいです。
医療関係者です。
精神薬のみならず治療には多剤併用療法として三種併用療法は存在します。
しかしその場合のほとんどは主要薬剤となる緩和・完治が目的のための強いお薬と、その副作用を和らげるお薬と胃や腸が荒れないために用いるための併用処方がほとんどです。精神安定剤を3種というのが、ちょっと症状や薬の種類がわかりませんのでなんとも言えませんが、ジフェドラミンなどを含むものや抗不安薬、抗うつ薬、精神安定剤、睡眠薬などは同じ効果のものを3剤併用することはほとんどまれかと思います。扱いに慎重な薬剤の分類ですし、脳神経や循環、そのほかにも重大な副作用を生じやすいためです。もちろん経費の削減、というのもありますが多くはむしろ患者不足から少しでも検診や診療を増やして(もちろん患者様のためでもあります。)点数を稼ぎたい。もしくは悪徳な場合であると薬品企業と連携してその薬を推奨する場合もありますが・・・・。
また、海外はどうかといいますと、まず海外では日本のように無認可・未承認(もちろん法的に許されている者)の薬剤や新薬がそれほど多くの種類が流通しているわけではありません。アメリカの場合は研究には積極的でお金もありますので、多くの新薬から臨床研究を重ねて絞っていくためです。また、完治の見込みがあれば実験段階の新薬でもなんでも平気で利用します。もちろん患者様に同意していただくわけですが。
その点日本では、認可の水準が厳しく新薬から一般薬に昇格するのが遅いので、開発し続けた新薬は大量になっていきます。もちろん臨床実験も行っているので問題はありませんが。世にいうパブリックなんかですね。
そしてもう一つの黒いルールが病院との連携で利益を上げる為に薬を多く使わせたい!(もちろん臨床実験で今後に生かすためや、完治の為の場合がほとんど)という医師や病院もいまして、学会ぐるみでやってしまっているのは平均値の引き上げです。
血圧をWHOの水準から下げたりあげたりして、レッドソーンを増やし、健康診断や薬剤の使用を促そうというものです。もちろんこの結果早期診断で助かる見込みがある人は増えますのですべてが悪ではありません。
しかし、日本ではやたらに薬剤を使う療法が多いのはたしかです。
精神医学では薬剤を出す医者ほど信用できないとも言われいます。
(本当に仕方がなく、患者を思って出してる場合もあります。)
また、多いのが薬をもらえば解決すると思いがちな患者や、薬漬けに自ら追い込んで行ってしまうタイプです。
うつからの多剤依存だとしても、薬に頼るのはやがてODなどの危険も増し、依存症レベルにまで達する危険や副作用で失明や麻痺、別の病気の原因にもなります。
薬剤の名前がわからなかったので概要をかかせていただきましたが、このような問題てからくるお話ではないかと思います。
多剤大量処方 - Wikipedia
他人の妄想を真に受けない為に、上記のWikipedia を読んでください。
以前は、薬を大量、長期間出すことが、医療機関の利益になっていた為、前述の行為が医療機関の利益にならないように、処方料、処方箋料、薬剤料を減額することにしました。
利益が減る医師は、当然コレに反対しています。