昔であれば証券会社や銀行の人間と電話等でやり取りするのでしょうけど、今のネット取引にも担当営業マンがいるのでしょうか。
担当営業マンがいるほどの「太い客」ならば「買い(売り)」のタイミングで教えてくれるでしょう。後で理由を聞いても意味がないですよね?
後で理由を知って納得している方は証券会社のお客ではなくアナリストなので、その方を相手している時間(情報提供している時間)は株の売買に注力するのが商売というものではないのでしょうか?
もちろん、証券会社にはアナリストがいて、外れた理由を解説する人はいますが、それは利益をもたらすものではありませんから、そこに価値は見いだせないのではないでしょうか?大きな窓の開いた相場を次の相場予想に活用できるのならば話は別ですが。
ちなみに、大きな相場変動は(1)株式相場全般の現象(2)業界・業種限定の現象(3)会社固有の現象があるのかとは思いますが、証券会社の営業に聞かなければわからない人が相場を貼るのは危険なばかりか、いいカモになること必至です。
もちろん、会社固有の現象を後ほど教えてくれるのは正当な行為なんでしょうけれど、インサイダー取引というものを徹底して禁止していることを考えると、大人の世界がどういうものか予想がつくのかとは思いますが、如何でしょうか?
証券会社は多角的な情報を提供する事によって、特定の株式の売買に関する間接的なアドバイス程度はしてくれるかもしれませんが、過去の株価変動の理由についてまで説明してくれるとは思えませんけどね。なぜなら職業的には予想屋であり、関心があるのは主に未来の予測であって、過去の分析ではないからです。
そもそもそうした情報を欲するトレーダーもほとんどいないでしょうから、過去の株価変動を説明する必要性も無いでしょうし、どうしても知りたいのであれば、自分で調べるしかないように思いますけれども。