家族で登るような、東京では高尾山や関西では六甲山や伊吹山みたいな。
山の斜面によっては電波が届かないこともありそうですし、そもそも、山の中に、携帯電話のための基地アンテナ(携帯電話基地局)が設置されているのか、どうか、と疑問に思います。
今回の山の噴火の事件では、犠牲者の方は本当にお気の毒であり、哀悼申し上げます。
私も山登りが趣味で、山で携帯が使えるかなということは、よく気になります。
少し検索してみたら、こんな投稿を見つけました。
携帯電話の基地局を地図上に表示してくれる「OpenSignalMaps」
http://programmer-jobs.blogspot.jp/2011/04/opensignalmaps.html
オープンシグナルマップ
http://opensignal.com/
英語のサイトではありますが、なかなか面白いサイトです。
実際の山での経験上からすると、このマップで圏外とされているエリアでも、山の稜線・山頂などで近い基地局との間に遮るものが何もなければ、電波が届くことが多いです。docomo, au, softbank などキャリアによっても繋がり易さは違います。最新データは分かりませんが、経験上、山ではdocomoが一番良く通じるようです。(認識されている通り、斜面のどちら側、尾根ひとつ挟むだけで電波は全く届かなくなります。場所によっては登山口など麓の時点で圏外のことが多いです。)
しかし、電波は弱い為、電池の消耗が激しくあっという間に電池切れになってしまいます。音声電話よりもメールの方がデータ量が少ないので接続率も高まり、電池の消耗量もセーブできます。(勿論、写メール等は論外)
山では、麓の時点で携帯の電源は切っておき、連絡が必要なときは、電波状況の良いところに行ってから電源を入れ、こちらから掛ける(もしくはメールする) のが無難な使い方です。(基本、必要な時以外は電源OFF)
予備電池を持参していくのは、お薦めです。アウトドア用の太陽電池パネルというのもありますが、充電効率はまだまだ発展途上のようです。
(山小屋では電力は貴重なので、充電サービスはほとんど期待できないです)
御嶽山の噴火は、多数の死者を出す災害で、何か有効な対策は立てられないのかとは思いますが、スマホなどの緊急地震速報のような噴火警報では、携帯を切ったり電池切れだと意味が無いので、ローテクですが、火口に計測器を設置の上、火口付近の人に聞こえるサイレンで警告、逃げ切れる範囲に緊急用のシェルターを設置するというのが、良いように思います。(もちろん、有毒ガスの問題があるので、シェルターは一次避難のみでしょうが)
少し蛇足も書きましたが、参考になれば幸いです。
されてる分けないよ