「天に類する」と読むのは全然見当違いでしょうか。 どなたか、おしえてください。 漢文知識のある医者が(江戸時代の医者は漢文知識があったと思います。日本語で病名を付けるとき、そういう伝統があるとおもうのですけれど・・・・)
「天疱瘡」という病名がある(疱瘡とは別の、自己免疫性疾患)。「天疱瘡に類する病気である」という文章の一部かもしれない
どうして「天」と「疱瘡」がついたのかはわかりませんが、ともかく「天疱瘡」という疾患があり、これはラテン語/英語のPemphigusに相当する。そして、ラテン語/英語でPemphigoidという疾患名があるが、このうちoidは接尾辞で「・・・に類している」という意味、つまりPemphigusに類似の疾患という意味になる。それでPemphigoidの日本語を「類+天疱瘡」にしたのだとおもう。
疱瘡は天然痘の事らしい。天疱瘡は水泡性の皮膚疾患の総称みたいですね。天疱瘡(Pemphigus)と類天疱瘡(Pemphigoid)の違いは棘融解(acantholysis)の有無で説明されているようです。http://en.wikipedia.org/wiki/Pemphigoidhttp://meddic.jp/%E6%A3%98%E8%9E%8D%E8%A7%A3