ワインを家で飲もうとすると色々準備があると思います。
1. ワインの購入
2. ワインの保管
3. ワイングラスの用意
4. ワインの抜栓
(ここでようやくワインが飲める)
5. ワイングラスの洗浄
6. 飲みきれなかったワインの保管
といった具合にわりかし面倒くさいですが、こういった中で、もしくはこれ以外で困っていること・よくわからないことはありますか?
どのワインが良いかわからない、ワインを飲む温度がわからない、といったことを詳細に教えていただけると嬉しいです。
//回答には私のわかる範囲で、お答えします。
列挙させていただきます。
「明らかに織が大量に発生している場合のワインの扱い方」
「常温になっちゃってる発泡ワインの扱い方」
「サングリア作るのに適したワインは?」
(抜栓に含まれるかもですが)「蝋付けされたワインの抜栓方法」
回答ありがとうございます。
良いワイン飲んでますね!?
「明らかに織が大量に発生している場合のワインの扱い方」
1. 保管:普通のワイン同様横にして保管しておけば大丈夫ですが↓
2. 抜栓準備:飲む2週間前から立てて保管します(レストランに持ち込む場合は2週間前に持ち込んで立てて保管するよう依頼していください)
3. パニエ:パニエに寝かせます。抜栓もパニエに寝かせてやります。
http://www.amazon.co.jp/dp/B001UJK1NQ
4. 抜栓:プルテックスのダブルアクション、もしくはコルクが弱そうならザ・デュランドを使います(60年代以前のボルドーやブルゴーニュ、90年代以前のカリフォルニアなど)。
http://www.amazon.co.jp/dp/B000QXLPD2
http://www.wineac.co.jp/durand/index.html
ゆっくりコルクの様子をうかがいながらスクリューを刺し、死ぬほどゆっくり持ち上げてください
コルクがが途中で中折れしそうな場合はデュランドがお勧めです。折れたらもう一度スクリューを刺し直します。
丁寧にやればこれで1900年とかのワインも抜栓できます。
5. サーブ:パニエにおいたまま、ラップワインをつけてわずかに傾けるだけでグラスにサーブしてください。
http://www.amazon.co.jp/dp/B000KJNJYU
ラップワインは液だれを防ぎ、注ぐ量をコントロールできるので非常に便利です。
また複数人にサーブする場合はパニエを持ち歩くのではなく、グラスを人数分集めて注いでから、グラスを持って行ってください。
6. 保存:ワインが弱い場合・長い時間をかけて飲みたい場合はプライベートプリザーブとアンチオックスで酸化を防いでください。
特に弱い場合は、適時サーブするたびにプライベートプリザーブを使ってください。
http://www.amazon.co.jp/dp/B0091S7VPO
http://www.wineac.co.jp/shopping/stopper/antiox.html
いまのところこの2つの組み合わせが酸化を最も防いでくれます。
7. 澱の扱い:澱の部分は人によって飲んだり飲まなかったりですが、まだ皆のワインが残っているときにグラス1杯分だけサーブして回して比較して貰うと良いパフォーマンスになります。
その上で希望する人に澱の部分をサーブするのが良いです(個人的にはけっこう澱の部分は好きですし)。
「常温になっちゃってる発泡ワインの扱い方」
食事中にうっかり保冷を忘れて常温になった発泡ワインをどう扱うか、ということでしょうか?
ワインクーラーを持っているのであれば氷を敷き詰め、5分ほど適時ボトルを回しながら冷やせば10度程度に下がります。
お家であれば、ボトルにキッチンペーパーを巻き付けて水で濡らし、冷凍庫に入れれば気化熱の作用で10分程度でかなり冷えます。
(ラベルが濡れるので注意してください)
「サングリア作るのに適したワインは?」
これは余り詳しくないのですが、サングリアは果物で酸味が保管されるのでタンニンやコクをある程度持ち・樽があまり効いていないカベルネが良いのではないでしょうか?
コスパとバランスを考えるとチリか南アの1000円程度の物が良いと思います。
「蝋付けされたワインの抜栓方法」
実は蝋封の抜栓は非常に簡単です。
特に何もすること無く、蝋にそのままスクリューを刺して抜栓すると、コルク部分だけボコッと浮き上がって抜栓できます。
その後サーブする前に蝋部分を簡単に掃除するか、ラップワインでカバーしてサーブします。
古酒の場合も基本的に同じですが、コルクが弱っているのでより慎重に抜栓してください。
1.悪酔いするワインがわからない
ワインバーで4種類の赤ワインを飲んだ。酸化防止剤がないもを選んで飲んだが悪酔いした。
急に顔から血の気が引いて吐き気がした。ツマミもたべていたのにどうしてそうなったかがわからない。
2.食べ合わせがわからない
いわゆる魚介以外でも鉄臭くおいしくなくなるつまみにぶちあたることが有るように思う。
回答ありがとうございます。
ワインを飲もうとするも、なかなか美味しいものが見つからず悩んでますね・・・?
「悪酔いするワインがわからない」
吐き気がした後は大丈夫だったでしょうか。。。
ワインで悪酔いする原因は、大きく5つあります。
1. 体調不良
2. 飲み過ぎ
食事もですが、特に適時水を飲むことで酔いを押さえることが出来ます。
3. 過剰な酸化防止剤/酸化
酸化防止剤無添加のワインを飲まれたのは、酸化防止剤が悪酔いの原因と効いての話かと思いますが、酸化防止剤が過剰に使われた安く商業的ワインでなければあまり悪酔いの原因にはなりません。
また、酸化防止剤無添加のワインは酸化しているため、別の悪酔いの原因になる物質が発生しています(フーゼル油)。
4. アレルギー
ワイン(特に赤ワイン)はヒスタミンやチラミンを多く含んでいます。こうした成分(通常は無害です)に過敏に反応する体質の方がいます。
5. 悪いワイン
安いワインの多く、ビオワインの一部などは、品質が悪い(酸化防止剤が多すぎたり、変なアルコール感がしたり、変な味付けをしたり)ものがあり、こうしたワインは多少飲み口が良くても頭痛や吐き気を引き起こします。
正直なところ酸化防止剤無添加をうたうビオワインにはあまりまともな物がありません(現在はビオワインというだけで売れてしまう状態になっているので)。
いつもワインだけは酔うのか(日本酒や蒸留酒と比較して)、赤ワインか白ワインか、安ワイン(酸化防止剤多い)か3000円以上の高いワインか、といったところを水を飲みながら試していくと原因がわかってくると思います。
また、スパークリングワイン/シャンパンは炭酸の効果で普段より酔いやすいです。
「食べ合わせがわからない」
ワインの種類や味わいによって食べ合わせは非常に細かく変わります。
鉄臭く、というところからミネラルの強い白ワインと何かを合わせていると推測します(例えばシャブリと果物)が、普段はどういったワインを飲まれてますか?
果物は合うとおもっていました。意外でした。
わりと初心者なのでワインバーで味見がてら4種類飲み放題にしてみたのですが飲み過ぎたのかな。アレルギーもちでもあるので、ちょっときにしておきます。ビオではなかったので、よくみたら入っていたのかもしれません。
果物はそれぞれ甘さと酸の特徴があるので、意外と組み合わせが難しいです>_<
洋梨の生臭さ、イチゴの酸っぱさなどを際立たせるような事もしばしば。。。
ワインバーはお店によってかなり品揃えのレベルが違うので、平日でもそれなりに混んでいてグラス600円くらいからあるお店でマスターに好みを伝えながら1,2杯飲んでみて、その店が自分の好みに合うか色々お店を巡ってみるのがお勧めです。
「食べ合わせがわからない」
補足です。
鉄臭い感じがする場合、油分(オリーブオイルやサワークリームなど)や柑橘類(レモン果汁とか)を料理に加えることで、鉄臭さの原因となる成分を押さえることができます。
例えばレバ刺し+ワインの時に、レバ刺しにゴマ油をつけるとか。
料理やシチュエーションによっては難しいかと思いますが、緊急回避用に知っておいて頂けると良いかとー
ありがとうございます~。来年早々にもチーズアンドワインの夕べがありそうでそのときまでなるべく覚えておきます。
美味しくないワインに当たっちゃった時の対処法。
→料理に使うとか、他の飲み物と割って飲むとか、サングリアとか今時期ならホットワインにしちゃうとか(その際にはレシピも教えてほしい)
回答ありがとうございます。
「美味しくないワインに当たっちゃった時の対処法。」
実は殆ど美味しくないワインにあたることはないので(たまにチャレンジで中国ワインを買って絶望しますが)、あまりお役に立てないですが知っている範囲で;
・水に流す
せっかく買ったワインですが、色々するのが面倒ならばシンクに流しちゃいましょう。
僕は3000円で買った中国ワインを2口飲んで残りは捨てました。
諦めも重要です。
・サングリアをつくる
詳しくないのでつくれぽ人気レシピをリンクしておきます;
http://cookpad.com/recipe/325898
http://cookpad.com/recipe/1488224
http://cookpad.com/recipe/247629
しかし果物は高いので、ワインより高く付くこともありそうな・・・?
・カレーをつくる
カレーにワインを入れるとコクが出るといったことは聞かれたことがあると思います。
レシピで使う水を全てワインにするとかなり良い感じのものができあがります。
http://allabout.co.jp/gm/gc/7262/
(このレシピの水400mlをワイン400mlに置き換えます)
ワインの注ぎ方
グラスのどこまで注ぐのがおいしい飲み方なのか
ボトルの底を持って注ぐのが良いとか
飲み方
グラスはどこをもつと味がおちないとか
少しづつ味わうのがよいとか
回答ありがとうございます。
サーブの仕方や飲み方はあまり説明されていないですよね・・・
「ワインの注ぎ方・グラスのどこまで注ぐのがおいしい飲み方なのか」
グラスの大きさにもよりますが、赤白ワインであればおおむね60~90ml注ぐのが良いです。
小さいグラスなら、グラスのカーブしている部分かそのちょっと下くらい。
http://www.zwiesel-kristallglas.jp/brand/images/sz_pureloop_top.jpg
大きいグラスなら、グラスのカーブしている部分の半分くらいまでが目安です。
http://www.zwiesel-kristallglas.jp/brand/images/sz_diva_living_top.jpg
これは開いている部分を十分にとることで、グラスを回してワインを広げたときにより多くの面積を触れ合わせるようにするためです。
シャンパンをシャンパン用のフルートグラスで飲むときは半分~7割くらいが目安です。
http://www.kimuraglass.co.jp/system/uploads/photo/image/5430/5571_2.jpg
シャンパンは泡が立ち上るのを見るのが1つの楽しみなので、こうした細いグラス(あまり量が入らないグラス)になっています。
「ワインの注ぎ方・ボトルの底を持って注ぐのが良いとか」
多くのソムリエは↓のようにボトルの底を持ってサーブします。
http://compitum.net/report/ReportImg/0012_03.jpg
マグナム(倍の大きさ)のワインでもこうしたサーブをします・・・しますが筋力が結構必要とされます。
これが出来ればこれをやってみてください。
注ぐ終わり際にワインが垂れてしまうのは、その瞬間に手首を使ってボトルを90度回すと垂れなくなります(ボトルを回転させながら首先を上に向ける感じ)。
※古いワインを飲む場合は澱の問題があるので、両手を使って静かに注ぐか、パニエを使ってください。
http://www.amazon.co.jp/dp/B001UJK1NQ
「飲み方・グラスはどこをもつと味がおちないとか」
基本的にステム(足)をもち、ボウル(ワインが注がれる部分)に体温が伝わらないようにします。
ステムの持ち方は色々ありますが、好きな場所をこうして数本の指でつまんで持つのが楽です。
http://www.riedel.co.jp/wp-content/uploads/2013/01/Georg-J.Riedel_3.jpg
ワインの温度が低いと感じた場合はボウルを両手で包み込み、温度を上げたりします。
「飲み方・少しづつ味わうのがよいとか」
アルコールにどの程度強いか、どのくらいワインに集中して飲むかで飲む速度は大きく変わります。
標準的な速度?としては、2~30分でグラス1杯(90ml)程度ではないでしょうか?
正確に測ったことはありませんが、1口で口の中を満たせる程度の5~10mlを飲んでいる覚えがあります。
コース料理であれば、食事1皿でグラス1杯程度が標準的です。
一度、栓をあけたワインはどのくらいの期間あけても飲むことができるか。
期間をあけすぎた時(腐った?時)はどんな症状がでるか。
回答ありがとうございます。
ゆっくり飲むといつまでワインを置いておけるか気になりますよね。。。
「一度、栓をあけたワインはどのくらいの期間あけても飲むことができるか。」
ワインにもよりますが、短いワインで1日、長いワインでは1~2週間ほど置いておけます(コルクを刺して冷蔵庫保管で)。
概ね、味の薄いワイン・酸の強いワイン・冷涼な地方で作られたワインは短く、味の濃いワイン・甘いワイン・暑い地方で作られたワインは長く置いておける傾向があります。
特に濃いワインは初日より2日目の方がより香りが芳醇で味わいも深みが出たりします。
悪くなりがちなワインを長く飲むには酸化を防ぐ必要があり、色々グッズが出てますがこれが一番お勧めです(弱いワインでも1週間くらい持ちます)
http://www.wineac.co.jp/shopping/stopper/antiox.html
「期間をあけすぎた時はどんな症状がでるか。」
ワインはアルコールなので、放置によって腐ったりはしない・・・はずです。
(コルクや温度が原因で不健全な状態になることはあります)
放置して酸化が進んだ場合は、嫌な感じに酸っぱくなります。
未熟で美味しくない果物を食べたときの酸っぱさのような感じで、またアルコールの嫌な香りがしてきます。
温度管理
グラスに注ぐ量
抜栓に失敗した際の対処
お客を招いた時の注ぐ人、注ぐ順番
こういった所も悩みますね。
あと、一度しか経験はありませんが保存に失敗している(酸化している)ワインに当たってしまった時の対処かな。
回答ありがとうございます。
わいわいやるワイン会は楽しいですが、サーブやグラスの管理やら大変ですよね。
「温度管理」
家でワインを飲むときは温度管理が面倒くさいですよね・・・
平均的には白ワインが7~10度、赤が11~18度(重いワインほど高めの温度で)ですが、イチイチ測るのは面倒です。
なので、冷蔵庫から出した時間で大まかに管理して、あとは飲んでいる時に徐々に温度を上げ、気になったら冷蔵庫に戻しましょう。
白は冷蔵庫から部屋に出して10分後、赤は30分後くらいから飲み始めて調整してください。
「グラスに注ぐ量」
(nnknncさんへの回答のコピペです)
グラスの大きさにもよりますが、赤白ワインであればおおむね60~90ml注ぐのが良いです。
小さいグラスなら、グラスのカーブしている部分かそのちょっと下くらい。
http://www.zwiesel-kristallglas.jp/brand/images/sz_pureloop_top.jpg
大きいグラスなら、グラスのカーブしている部分の半分くらいまでが目安です。
http://www.zwiesel-kristallglas.jp/brand/images/sz_diva_living_top.jpg
これは開いている部分を十分にとることで、グラスを回してワインを広げたときにより多くの面積を触れ合わせるようにするためです。
シャンパンをシャンパン用のフルートグラスで飲むときは半分~7割くらいが目安です。
http://www.kimuraglass.co.jp/system/uploads/photo/image/5430/5571_2.jpg
シャンパンは泡が立ち上るのを見るのが1つの楽しみなので、こうした細いグラス(あまり量が入らないグラス)になっています。
「抜栓に失敗した際の対処」
コルクが中折れした時の話しかと推測します。
下半分ボトルの中に残ってしまったコルクに、もう一度ソムリエナイフのスクリューを刺して下さい。
それもコルクを突き抜ける程度に刺して下さい(多少コルクの破片が液面に落ちますが、直ぐ取り除けるので気にしないで下さい)。
その状態でゆっくりとコルクを持ち上げていって下さい。
「お客を招いた時の注ぐ人、注ぐ順番」
一般的にワインは男性がサーブを担当します。
そして注ぐ順番レディーファーストになります。
例えばあるご夫婦が友人を3人(男1、女性2)招いた場合は。
ワインのサーブ担当:夫
サーブ順:女友達2人(年齢順などで)→妻→男友達→自分
となります。
なお注ぐ際は注がれる側はグラスに触れずに注がれるのが普通です(サーブ側がグラスを持ってサーブすることがあるので)。
日本酒文化とは完全に正反対です。。。
「保存に失敗している(酸化している)ワインに当たってしまった時の対処」
ワインショップで買って直ぐに抜栓して品質がおかしかった場合、ワインショップに連絡して返品できるか確認して下さい。
最近は品質不良のワインはワインショップから輸入業者に返品・交換されることも多くなっています。
自分が長期保存していて酸化させてしまった場合は、飲むのは諦めて捨てるか、料理に使ってください(品質面でお勧めはしません)。
困る事は
ワインコルクが上手く抜けない事
です。
コルクがちぎれたりする事です。
「ワインコルクが上手く抜けない事、コルクがちぎれたりする事です」
コルクの抜栓には何をお使いでしょうか?
実はコルクを空ける道具はは色々ありますが、若いワインの抜栓であればお手軽スクリューかダブルアクションのソムリエナイフを使えばほぼ折れることなく抜くことが出来ます。
・お手軽スクリュー:ガションガションとやると抜栓が終わります。
http://www.amazon.co.jp/dp/B009KJUI40
・ソムリエナイフ(ダブルアクション):2段式でコルクを横に曲げる力があまりかからず、普段の抜栓から古酒まで使いやすいです
http://www.amazon.co.jp/dp/B002CQUKV4
使い方http://www.youtube.com/watch?v=fS9x1__Ab3I
・ソムリエナイフ:標準的なソムリエナイフですが、コルクを横に曲げる力がかかりやすいためある程度弱いコルクは折れます
http://www.amazon.co.jp/dp/B001FYWLKC
・力まかせのT字型:全くお勧めしません
http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/e/e5/Korkenzieher_01_KMJ.jpg
赤ワインを飲むのに気分良く飲めるグラスにはどのような物があるでしょうか?
スタンダードなラインナップや白ワイン用との違いなどを知りたい。
私の現在の好みとしては、比較的容量が少ない重いクリスタルカットの色被せでしょうか?
ただ、赤の色被せだと容量の大きな物が多い。
青の色被せは白ワインの方が似合いそう。
また、バカラも良いけど、薄いグラスは割れそうで気を使う。
薄い方が口当たりは良いんですけどね。
もちろん家飲み用です。
回答ありがとうございます。
おしゃれな飲み方をされてますね!
「赤ワインを飲むのに気分良く飲めるグラスにはどのような物があるでしょうか?」
お好みのクリスタルカット・色被せのあるグラスよりは、シャンパングラス以外のワイングラスは装飾のない大ぶりな物がお勧めです。
というのも装飾のあるグラスはあまり大ぶりなグラスはないため、赤ワインの香りを十分に引き出すことができないからです。
お好きなバカラもタンブラーでは色々なカットの美しいグラスを出していますが、ワイングラスのシャトーバカラ等ではシンプルなグラスになっています。
http://www.faust-ag.jp/sense/sense/sense172.php
というわけで、赤ワインむけの大ぶりなグラスのお勧めとしては2つあります;
・ショットツヴィーゼル クリュクラシック ブルゴーニュ
http://www.zwiesel-shop.com/SHOP/114606_2.html
比較的安価で非常に大きく、頑丈な素材なので、50cm程度の高さから落としても割れにくいです。やや厚みはあります。家はこれをメインに使っています。
・ロブマイヤー バレリーナ3
http://www.wineac.co.jp/lobmeyr/img/ballerina/page/wine_III.html
最も赤ワインを飲むのに良いグラスの1つです。よく香り、非常にガラスは薄く、僅かに外にカーブしている口当たりは素晴らしいです。意外と頑丈です。
「スタンダードなラインナップや白ワイン用との違いなどを知りたい。」
赤と白の差は、温度の管理と、ワインの香りを引き出すための形と大きさです。
白ワインは室温で冷たい温度を維持したいので、温度変化を押させる小さいグラスになります。
赤ワインは香りの要素をより引き出すために大きいグラスを使います。グラスを回して空気に触れさせ・香りを広げることでよりワインを楽しめます。
グラスの大きさを変えると全く香りの出方やワインの印象が変わるので、赤ワインを飲むのならできるだけ大きめのグラスを使ってください。
グラスの有名ブランドとしては
・リーデル http://www.riedel.co.jp/
・ショットツヴィーゼル http://www.zwiesel-kristallglas.jp/brand/schott_zwiesel.html
・ロブマイヤー http://wineac.co.jp/lobmeyr/
の3つがあり、それぞれ幾つかラインナップがありますので観てみてください。
個人的にリーデルは価格と品質が見合わないのでお勧めしません。。。
他のブランド含めて、ざらーっと見れるリンクも参考にどうぞ!
http://www.mtsco.co.jp/collection/wine_bar/
(pdfです) https://www.google.com/url?sa=t&rct=j&q=&esrc=s&source=web&cd=1&cad=rja&uact=8&ved=0CCEQFjAA&url=http%3A%2F%2Fwww.mtsco.co.jp%2Fcollection%2Fwine_bar%2Fstage.pdf&ei=ratwVLjpEsLs8AW1toHYBQ&usg=AFQjCNE1HEKs5fFFoaz7kIelDcd-7vMZEw&sig2=UbbHI6eUs5JTGTup-tfb4Q
購入ありがとうございます-!(?)
日本酒も純米大吟醸などの香りの華やかなものは是非ワイングラスで飲んでみてください。
より香りが楽しめます。
お使いのグラスは落ち着いた美しさがあるので、食前酒に梅酒を飲んだりすると素敵な感じです!
おお、バカラ美しいですね。
やはりクリスタルの透明度が素晴らしいです。
僕はバカラのペアグラスを買って1週間で両方とも割ってしまったので、買わないようにしていますが・・・・・・>_<
日本酒はかなり香りが立つので、おちょこみたいなサイズでもきちんと香りますからね。
お茶碗だと空気に触れる面積も大きいので軽く回すことが出来て、簡易ワイングラス状態になってると思います。
赤ワインは香りが強い雰囲気ながらも、大きめのワイングラスでちゃんと香りを集めてやらないと思ったほど香らないです。
甘口ワインは日本酒に近い香りの立ち方をするのですが。
赤ワイン用のグラスで香りの薄い冷たいもの、シロップを入れないストレートのアイスティーやアイスフレーバーティ-、もしかしたらアイスコーヒー(飲まないのでわからないですが)を飲むと香りが明確になって楽しいです。
今日、ショットツヴィーゼルが届いたんですが、大きいですねぇ。
磨くのには苦労しそうですが、お勧めのアイテムがあればご教授願えれば幸いです。
割れにくいと分かっていても洗いにくいし、底までキッチンペーパーが届きにくい。
うちには時々クラッシャーが出没するのですが、もろに興味を持ちそうで、隠しておくべきでしょうねぇ。
ついでの質問なのですが、アンチオックスの寿命と言いますか、酸化防止剤の寿命ですね。
例えば一本を2~3日で飲むとして、何回くらい使えるか?・・です。
使い捨てだとかなりの出費になるでしょう。
何度も洗って拭いてラップで包んでジップロックで冷蔵保存して再利用したいといったところです。
>グラス洗浄
ツーゼル、非常に大きいですがその分ワインが美味しくなるものと考えていただければ幸いです。
グラス洗浄用のグッズは下記2つがお勧めです。
・スポンジ(このスポンジはスーパーなどでも売ってます)
http://www.amazon.co.jp/dp/B00215XKO0
・クロス
http://www.amazon.co.jp/dp/B007TST9YY
また、洗い方はこちらを参考にして下さい。
http://sommelier.ovada.jp/trimming.html
ブルゴーニュグラスだと比較的グラスの中に手が入りやすいので、磨きやすいと思います。
お子様の手からは絶対に遠くに・・・!
>アンチオックス
アンチオックスの効果の寿命は、そのまま使われているカーボンフィルターの寿命になるのですが公式には説明はないです。
ただ、他の産業用の浄水用の寿命を見ると3~5年とのことなので、頻繁に使っていると恐らくフィルターより先に外装のゴムが劣化すると思います(2年程度?)。
今度詳しい人に聞いてみます。
この質問の影響なのか・・・現在あらゆるネットショップでアンチオックスが売り切れてしまっています。
ワインの保存でバキュバンなどで苦労した人が多い。
あれは気圧差があるのでゴムが短時間で気密を保てなくなる事が多い。
仕方がないので、次が輸入されるまで待ちます。
クリスマス前にはたぶん次が輸入されると思う・・。
僕もですが、年末年始にワインあける店や人が多いのでみなさんこぞって買ってるんですかね・・・?
僕も以前は小さくてデザインはかっこいいバキュバンを使ってましたが、小さいため無茶苦茶苦労してました>_<
アンチオックスの寿命、代理店の人も「ゴムが駄目になるまで使える」との回答でした。
発売されてからまだ2年経っていませんが悪くなったという話は聞いていないので、最低2年は持つ物だと思います。
詳しく調査して頂いてありがとうございます。
酸化防止剤が何年も持つってことですね。
光触媒でも使っているのかな?
酸化防止カーボンというのが特許でしょうね。
通常のエージレス(酸素吸着剤)だとほぼ使い捨てになるんです。
昨晩、トーレスのコロナスって赤をショットツヴィーゼルで飲んだんですが、かなり強烈な個性があって、なぜかショットツヴィーゼルとはベストマッチではないような感じがしました。
闘牛のフィギュアが付いてきましたけど、正に正面切って挑んでくるような赤で、少し小さなグラスの方が良いのかな?って思いました。
カーボンフィルターというところがミソなんだと思います。
酸素吸収剤を使った酸化防止グッズもあります。
http://winepressjapan.com/archives/112
ただこの製品は(当然ですが)定期的に吸収剤の交換が必要なのと、たまにワインの液面に落ちるのでまだお勧めできません。
酸化防止性能は割りと良いんですが。。。
コロナス、品種がテンプラニーニョとカベルネで、樽のニュアンスが強いのであればかなり香りが強く出るワインですね。
香りが強すぎると感じた場合、ワインの温度を少し下げるか、ボトルを抜栓して翌日まで置いてから飲むと飲みやすくなります。
(もちろん小さなグラスに移すのも手です)。
買って頂いたツヴィーゼルのグラスはワインのポテンシャルを強く引き出すので、それが強すぎる場合は温度や時間でコントロールしてみてください。
一昨日のコロナスは男性的な暴力的な直線を感じさせる香りでしたが、一夜明ければ優等生でした。
強く角張ったのが最大の魅力でしょうね。
今日は"テール・デ・サンジュ”ルージュ 2012 ・・赤なのかな?・・お店のバイヤーがプライス好きらしいのは歓迎できます。
まだ出たばかりの処を素早くゲットしました。
ツヴィーゼルがあれば私は無敵だ・・と言いたいところですが、本当に香りがヨク分かるグラスです。
天使の香りはかなり強くて、若い娘の硬い肌を思わせる・・・気の強い娘にも可愛いところがある・・などと書いていてだんだんあやしい気分になってきた。
さすがにキリスト教圏の酒は女性的な魅力がある。
たぶん天使のお尻にはトゲの付いた尻尾が生えているんでしょう。
ツヴィーゼルを使って気付いたのですが、赤用のグラスは、あれだけ大きいと、サーブするときにはグラスを斜めにしないとドボドボと音がして泡立ってしまいますね。
あれでは切るのは難しそうです。
グラスを傾けてラップワインサーバーを使う方が良さそうですね。
下手に勢いよく持ち上げたらグラスの縁に当たってしまいそうです。
それでなくても私の指は太くて短く、洗うときに第一関節まで4本入れたら・・たぶんショットツヴィーゼルが「変形」する。
底まで指先が届かないので上手く磨けないんですよ。
磨くにはクロスをシリコンヘラで突っ込んで回しています。
先日のテンプラニーニョに続いてローヌということは、濃いワインお好きですね・・・!?
もし機会があったら是非こちらを買ってみて下さい。
[2012] エス (ジャンフランコ・フィノ)
http://item.rakuten.co.jp/fitch/10013731/
タキシードを着た筋肉モリモリのマッチョが激情のままに猛烈に殴りにくる印象です。
僕も幾つかの舌触りの素晴らしいワインで、よく女性のイメージを想起させます。
特にデザートワイン系は幼女の(以下検閲
サーブをするとき、若い・強いワインであれば多少泡立ててもエアリングの内ということで大丈夫です。
また、液垂れはボトルの角度を戻すときに、ボトル自体を回転させながら(手首を捻りながら)もどすと、普通に戻すよりもかなり液垂れを押さえることが出来ます。
(澱のあるワインではやらないでください)。
といっても、ワインラップサーバーを使うのが一番楽なのですが。
僕の場合は手が余り大きくないので、すっぽりグラスの中に手を入れて拭いていますが、大きいと確かに大変ですね。
ツヴィーゼルならシリコンヘラでもそうそう傷がついたりしないと思います。
いつもは勝沼の辛口(コンコード種)もよく飲むんですけどね。
勝沼は国産の中ではでは品質の割には比較的安くて回転が速く、手近でハーフボトルを入手しやすい。
久しぶりに開けてツヴィーゼルで飲んだら、意外に香りが温和しかった。
いつも買うカベルネだと、もっと香りが強いのかな?
ツヴィーゼルが無ければ分からなかった世界です。
ワインだけでは物足りないので炭酸水などと混ぜて飲む時、どれくらいの割合で混ぜればいいか?
ワインに混ぜると合う材料はどれか?
ぐらいですかね
回答ありがとうございます。
「ワインだけでは物足りないので炭酸水などと混ぜて飲む時、どれくらいの割合で混ぜればいいか?」
「ワインに混ぜると合う材料はどれか?」
ワ、ワインだけで物足りないというのは、何が物足りないでしょうか・・・?
味のパンチ力でしょうか、それとも炭酸の強さでしょうか。
味のパンチ力が足りないのなら、ジンファンデル(プリミティーボ)やシラーといったブドウを使ってアルコール度数の高い(15度以上の)ワインを飲んでみてください。
価格ははりますがE'S(心理学用語で本能欲求のこと)を試してみてください。
http://item.rakuten.co.jp/toscana/10015561/
炭酸の強さが足りないのなら、ゴッセ・エクセレンスブリュットが炭酸が強いので試してみてください。
http://www.amazon.co.jp/dp/B00N2OQTBU
ワインに他のものを混ぜる場合、ワインカクテルのレシピが参考になると思います。
ミモザ、ワインクーラー、スプリッツアーなどが有名です。
http://www.nomooo.jp/blog/?p=18632
飲み残しのワインの保存方法について、よくわからないことがあります。
普段フランスのお隣の国にいることが多いのでワイン大好きなのですが、
飲み残しのワインはいつもバキュバンで空気を抜くだけだったのですが、
日本の「神の雫」というマンガを読んだ時に、単に空気を抜くだけでなく
窒素ガスか何かのガスを注入して保存しているシーンを見かけました。
似た感じのガスらしきものを見かけたのですが(http://www.winesave.com)
サイトの説明のビデオが安そうなスクリューキャップですしw、
空気よりも重いガスだとしてもガスが漏れそうな注ぎ方だったので、
本当に大丈夫なのかとか、コルクでもちゃんと閉められるのかとか
どのくらいまで注げば良いかとかが謎で、まだ手を出しておりません。
ガス注入ってどうなのでしょう?
また、いったい厳密には、何のガスなのでしょう?(漏れても危険ではない?)
ガス入れだと、やはりバキュバンで空気を抜くのとは大きな違いがありますか?
頂き物のかなり良いヴィンテージのボルドーやバローロなどがうちにあるのですが、
二人で全部飲みきれるか分からないので、ガス注入が気にかかっています。
お料理に合わせて、複数のボトルを開けて少しずつ楽しみ、
ガスか何かで風味を完全にキープできるなら、ぜひ試してはみたいのですが…。
でも失敗はしたくないので、バキュバンでもいいのでは…と今に至ります。
ガスを注入して、更に空気抜きでガス圧さえも下げるとかも可能でしょうか?
あと、クリスタルなどのシャンパンの場合はどうなのでしょう?
シャンパンは空気抜きは無理なので、代わりに泡専用の注ぎキャップ兼栓の
シャンパンセーバーを使っていますが、泡はやはり日が経つと弱ってきます。
ガス注入は、飲み残しのシャンパンにでも使えるのでしょうか?
また、ガスを注いだ飲み残しのシャンパンを冷蔵庫に入れたり、
氷水で冷やして待機させても、大丈夫なのでしょうか。
回答ありがとうございます。
EU諸国在住ですとワインもより楽しめていいですね!
「飲み残しのワインの保存方法」
まず、ワインは空気内の酸素と触れ合うことにより酸化が進み、味が変化します。
ある程度までの味の変化はワインのポテンシャルが出てきて良い変化なのですが、それ以上は悪い変化で最終的には嫌な酸っぱさを感じるワインになります。
どの程度酸化させると良いか(一番美味しいか)は抜栓すぐ~3日、いつまで持つかは1日~2週間とワインによって大きく変わります。
そしてワインの味をある程度維持するため、つまり酸化を防ぐため=酸素をボトル内からなくすために色々なやり方があります。
・バキュバン
空気を抜くことで酸素をなくします。
問題は使うのが面倒なことと、使う際にある程度ボトルをゆらしてしまう為泡や澱のあるワインには使えないことです。
またバキュバンで空気を抜いても完全に抜くことはできず、後述する他の方法にはやや劣ります。
・ガス注入
ガス注入は2種類のガスを使います。
日本で良くつかわれているのはプライベートプリザーブによる窒素ガス注入です。
http://www.amazon.co.jp/dp/B0091S7VPO
これをシューッと一拭きして、あとはキャップをしておけば5~7日はワインを美味しい状態で飲めます。
EUで時々使われているのは貼っていただいたリンクhttp://www.winesave.com/のようなアルゴンガスの注入です。
※アルゴンガスは日本では食品に利用することができないため、日本へのこの製品の輸入は認められていません。
窒素とアルゴンの違いは、窒素は軽いが安価で、アルゴンは重いが効果なことです。
窒素は空気よりやや軽いため、多少ではありますが酸素が液面に触れて酸化が進んでいきます(ポテチなどのスナック菓子も窒素ガス充填で酸化を防いでいます)。
アルゴンは空気より重いため、キャップ等を普通に締めてもボトル内の底に留まり酸化を防ぎます。
酸化を防ぐのに良いのはアルゴンですが、運用コストが高いのがネックです。
どちらのガスも無害ですので、漏れても危険はありません。
ガス注入をより高度にした製品として、業務用の窒素ガスワインサーバーがあります。
http://www.globalwine.co.jp/shop/goods/goods.aspx?goods=07704
本体が40万前後、さらにガスボンベの設置も必要なので大がかりになります。
売り文句ほど効果がない(10日を過ぎたワインは飲める範囲ですがかなり酸化を感じます)。
・アンチオックス
最近キャップをしめる(もしくは酸化防止剤をつるす)だけで酸化を防ぐグッズが発売されました。
http://www.wineac.co.jp/shopping/stopper/antiox.html
ボトル内の酸化を促すプロセスを遅くすることで、酸化を防ぐ(かなり遅くする)製品です。
実際使うとキャップしぱなっしであれば1~2週間程度はワインが美味しい状態で持ちます。
製品も安価で、使用も簡単なので、一番お勧めです。
高価な古酒を抜栓する際は、ガス注入+アンチオックスを用いて状態を維持します。
(ボトルをパニエに寝かせて、ワインを注ぐたびに、都度ガス注入をしてアンチオックスでキャップします。ガスのコストがかなりかかりますが、3,4日はほぼそのままの香り・味わいが持ちます)
「クリスタルなどのシャンパンの場合」
シャンパンの場合も、ガス注入・アンチオックスともに酸化を防ぐのに使うことができます。
ガスを入れた状態でも冷蔵庫やシャンパンクーラーで保管するのは大丈夫です。
ですが、泡が抜けるのは気圧の問題で避けられません(シャンパンは6気圧に保つことで泡を保持しているので)。
ただ、泡が殆どなくなったようなシャンパンの古酒を飲まれたことがあると思いますが、シャンパンは泡が消えていても美味しいものはきちんと美味しいです。
特にクリスタルなどの良いシャンパンは、泡が抜けたとしてもエレガントな白ワインとして十分に楽しめますので、その面白さを知っていただければと思います。
とても詳細なお返事ありがとうございました。とても勉強になりました。
早速、保存用のガスを試してみようと思いました。
シャンパンにも使えるのは助かります。
英国にいるのですが、例のガスは大缶£20位の手頃な価格で売られていました。
赤ワインは確かに少しデキャンターやエアレーターで空気に触れさせた方が
美味しくなるものがありますが、その場で開けて味の変化を楽しむのも
良さそうなので、飲み残しをきちんと保存できるのがベストだと思いました。
ありがとうございました。
どういたしましてです。
イギリスは最近ナイティンバーなどのスパークリングワインが盛り上がってきてますね!
フィッシュケーキが好きなので、次に旅行したときはやや濃いめのスパークリングワイン+フィッシュケーキを試してみたいと主行っています。
ガス以外にも、アンチオックスもお手軽なので是非併用してみてください。
赤ワインはその場で最大のパフォーマンスが求められるときはデキャンタを、そうでないときは仰るように少しずつ変化を楽しんでいくのが面白いと思います。
ローヌ地方やバローロなどの強い赤ワインだと長いと3週間くらいは変化を楽しめますし。
お返事ありがとうございます。
確かに最近は英国産スパークリングワインも、
良いレストランにも置いてありますね♪
普段はお隣のフランス産が一番好きだったのですが、
最近のヨーロッパは変わったお天気だったせいか、
レストランで飲んだ英国産スパークリングワインに
意外と美味しいのがあってびっくりでした☆
ケントとかサセックスとか、ロンドンから国鉄で
そんなに遠くない郊外でも作られていて驚きです。
また、フランスとかの旧家とかだと、お庭に葡萄の木があって、
自家製のワインを作っているおうちもありますね。
ただ、フランスではどこも一家揃ってお酒に強いので、
すぐにボトルを空けますw。フランス人家庭の夕食におじゃまして、
保存が必要なワインの飲み残しが出たのを見たことがありません。
ワインを飲んだ後にもう一本開けるか微妙な時間になってくると、
ブランデーとか別の保存の効くお酒が出てきます。
フランスではワインが生活の一部なので、昔からの知恵なのかもしれませんね。
PulltexのAnti-Ox Wine SaverはEU本土旅行中に見つけまして、
実はうちにも一個あったのですが、
教えていただくまではそんなに良いものとは知らず、
お料理用ワインの栓になっておりました…。
いただいたリンクページのスペックを見ると、
実はバキュバンよりも良かったんですね!
確かにポンプ作業に力の要るバキュバンよりも楽ですよね♪
お料理が美味しいのも良いのですが、ワイン用に買い足します☆
バキュバンですが、ボトルを揺らさない方法はあることにはあるのですが、
二人掛かりで一人がボトルの首根っこを両手で持って下にかがみ
カーペットのある床に完全固定してから、
もう一人が栓とポンブで空気抜きするという力の要る共同作業でした。
残りが少ないものの空気抜きの最後のピキピキが鳴り終える頃には、
スポーツ後のように酔いがよく回るのですが、すでに酔っている状態では
どことなく危険ですし、若いうちしかできない力技な気がします。
食用油の保存にも使えるので、そっちで再利用することにして、
これからはワイン保存は、ガス+Anti-Oxでスマートに行きたいと思います☆
シャンパンやスパークリングワインは常に好きですが、
冬は特に、フルボディで暖かな複雑さがある強い赤が格別なので、
シャンパン+赤+お料理によっては白で、
デザートにはスパークリングロゼなど別の種類も飲みたくなることがあるので、
フランス人のようにはボトルを何本も飲みきれないので保存は重要です。
ボルドーの赤やバローロはもちろんですが、コート・デュ・ローヌも
ストックしてあるので3週間も楽しめるのがあると聞き、うれしいです☆
リオハにも少しデキャンタしてからの方が美味しいのがありましたね。
のんびり者なので、セラーにワインを集めて寝かすのは好きでも、
せかされて同じのばかりを飲み切るのはあまり得意ではないのですが、
フランスの諺で、「人間はワインのようなもの。
年を取るほどに良くなる人がいる。
でも、中には酢みたいになってしまう人もいる」というのがあるのですが、
お酢みたいにならないように気をつけたいですw。
今日から我が家も、アルゴンガス+Anti-Oxです♪
色々と参考になる有益な情報をありがとうございました。
>ロンドンから国鉄でそんなに遠くない郊外でも作られていて驚きです。
生活とワイン生産の距離はなんだか近くなってきてますよね。
東京ではワイナリーが最近出来ました(さすがにブドウは県外で作ってるぽいですが)
http://www.wine.tokyo.jp/
海外の方はアルコールびっくりするくらい強いですよね。
ブランデーをつまみに、シャンパンを飲むという楽しみがあると聞いたことがあり、年に数回自分でも試しています。
Anti-Ox、持たれていたようで良かったです。
料理用ワインなどの頻繁に開け閉めするものにも便利なアイテムだと思います(笑)
2人がかりでのバキュバンすごいですね(笑)
必然的に酔っぱらってやることになるので、大変そうです。
冬はやはりフルボディの赤や、濃い白が美味しくなりますねー
ローヌ、バローロ、スペイン、そしてニューワールドのカリフォルニア、オーストラリアなどなど。
カリフォルニアやオーストラリアの赤もきちんと選べば上品で複雑になりますし。
ローヌは手に入りづらいですがバックビンテージが大好きで、90年代以前のものだと力強さと上品さが同時に現れてとても美味しいです。
リオハの隣、アラゴン州のDOカンポ・デ・ボルハのAQUILONも冬に飲むのに素晴らしいワインの一本です。無茶苦茶強いですが。
また、2011は残念でしたが最新の2012のブルゴーニュは良い出来なので、ジュヴレ・シャンベルタンの若いのもお肉に良く合います(特にクロード・デュガが大好きです)。
日本だとジビエに合わせて考えることが多いですが、英国も狩猟解禁とか時期があるのでしょうか?
また、豚肉なんかだと強めの白ワインやロゼも良く合います。
パルミジャーノたっぷりのカツレツ+カリフォルニアのヴィオニエ主体の白など、お気に入りの組み合わせです。
ではでは、酢みたいにならないよう充実したワインライフを!
お返事&いつも貴重な情報をありがとうございます♪
日本のワインも飲んだことがあるのですが、
東京にもワイナリーがあるのは初耳でした!
そういえば、フランスに行った時に、日本のお酒の話が出たのですが、
ライスワイン(日本酒)はもちろんのこと、
最近の日本のウィスキーの製法技術が素晴らしいとのこと。
日本人は勤勉で改善好きで新しいユニークな特殊な製法とかを
考えてきたりするので、将来が楽しみですね☆
良いですね~!Campo de BorjaはChiantiのお隣にストックしてます♪
あと、ニューワールドのワインだとCabernet Sauvignonとか、
Pinor Noirの葡萄種とかにも美味しいワインがありますね。
ビターチョコレートみたいな味のも飲んだことがあります。
そういえば、なんでもその昔フランスで冷害か虫害があって
特定の種類の葡萄の木が全部やられて滅んでしまった時に、
その前にフランスから南米(多分チリ)にその木の原木が
持ち込まれいたのだけが難を逃れて生き残り、
その古い種類の木からとても良いワインがとれたのだそうです。
それで、その木の株が再びフランスにも持ち帰られて、
フランスでもその特定のワイン用の葡萄の木は絶滅せずに
生き残ることができたそうですが、その特定の種類の木の
現存する一番古い原木は今でも南米かどこかにあり、
それで南米でも良いワインができるのだ…とフランスで聞きました。
人から聞いたので、何かを聞き間違えていたらすみません。
それ以降、フランスではニューワールドワインが見直されているようです。
ブランデーではCognacの他にArmagnacが人気でした。
親戚関係だけあって、ブランデーとワインの相性は良いですよね。
本当に美味しいワインはそのものが素晴らしいので何も混ぜる必要はありませんが、
たまに外れ年で、水臭いシャンパンやワインができる時があるのですが、
フランスではその時のためにも、一家に一本、
ブランデーとSuper Cassisが必ずと言って良いほど置いてあります。
Super Cassisは甘いカシスのリキュールですが、これを混ぜるとあら不思議、
外れシャンパンでもおしゃれなKir Royaleのシャンパンカクテルになり、
サングリアやMulled wineを作るよりも簡単にカクテルにできます。
白やロゼにも使えます。甘いので1/5とか、ほんのちょっとで大丈夫です。
ヴィンテージワインは私も大好きです。
セラーも普及してますが、ヨーロッパの気候は長期保存にも向いていて、
地下室から出て来たような誕生年のワインもよく贈られています。
王室御用達の古いワイン屋さんがメイフェア界隈にあり、
90年代やそれ以前のワインもたくさんカタログにありました。
Cote du Rhoneは1999~2000年のならうちもセラーの奥にあると思います。
お店ではものすごい値段でしたが、1945年のMouton等もあるとか…。
例の保存用のアルゴンガスもそういうお店に置いてありました。
店員さんいわく、おっしゃっていた通り空気よりも重いガスなので、
そんなにいっぱい使わなくても表面をカバーすれば大丈夫らしく、
一缶買えば、家庭では何缶も買わなくても結構もつよとのことでした。
例のAnti-Oxは、フランスかスペインの本の付録に付いてました。
EU便の小さな暇暇空港でチェックインの後に雑誌とか本を見ていたら、
おまけでついてたので、面白そうなワインの本だったので買いました。
時々ファッション誌の特集号に化粧品のフリーサンプルとかが瓶ごと
付いてくることがあるので、そういう粗品かと思ってたんですが、
普通に買おうとして探したら、結構な品物だったのですね…!
追加でワイン用に買ったら、結構しましたが、届くのが楽しみです。
英国にも伝統的な狩猟解禁日はあります。
只、最近は裸になるのが好きな某動物愛護団体の影響で、
あまり大っ広げには狩猟解禁日のお祭りはしないだけなんです。
スコットランドのスモークサーモン等も白ワインに合いますが、
同じくスモークダックに美味しいのがあって、
今日はその脂ののったスモーク・ダックで丼wだったので、
こってりめのお肉にも良く合う2004年のBaroloにしました。
おかわりにはもっと濃い飲みかけのボルドーがあったので、
二杯目はボルドーで、残りのバローロはガス+栓保存。
もう、明日か明後日もまた肉にして早く飲まねば!という焦りがなくなり、
初ガス保存のボルドーでしたが、おかげさまで美味しく頂けました。
ありがとうございました☆
日本酒、ウイスキー(特にサントリー)は各地で色々賞を受賞したり受け入れられたりして広がってますねー!
逆方向でも、日本酒の杜氏さんにイギリスの方がなったりもしてます。
http://www.jizake.com/html/tamakawa2.html
ニューワールドのカベルネ/ピノも美味しいですよね。
僕はオレゴンのピノと、南アフリカのカベルネ(ボルドーブレンド)がお気に入りです。
フランスの虫害は「フィロキセラ」です。
アメリカから輸入した葡萄の木にくっついてきてヨーロッパに輸入されてしまい、ワインの根や葉に寄生してフランスのワインをほぼ全滅に追い込みました。
チリのお話は初めて聞きましたので、色々調べてみます。
この辺とかですかね。
http://www.jetro.go.jp/world/cs_america/cl/wine/history.html
Sugar Cassisとシャンパンのカクテル良いですね!
今度買ってきて試してみます。
アルマニャックは先日1930のものを呑んだのですが、非常に優雅で奥深い香りで素晴らしかったです。
誕生年ワインがよく送られているとは羨ましいです。
1945ムートンは素晴らしいですね。
今空けるときっとダシ感が適度に出た、素晴らしい味わいの古酒になっていると思います。
Anti-OXが付録で付いてきていたとは驚きです。
2000円くらいするものなので。
しかもそれなりに長持ちするので、結構いい雑誌だったのではないでしょうか・・・?
全裸動物愛護団体、今知りましたがすごいですね。
何かのイベントとかで全裸通勤をする人がいるのは知っていたのですが。。。
スモークダックとバローロは完璧な組み合わせですね!
私も明日か明後日にエゾ鹿+南アのシラーで冬を感じる予定です。
ボルドーもごゆるりとお楽しみ下さい:)
お返事と貴重な情報をありがとうございます♪
なんと、例のボルドー産の絶滅葡萄種がチリで生き残っていたという、
うろ覚えだった幻のカベルネ葡萄種Carménèreの詳細まで聞けるとは感激です☆
リンクありがとうございました。とても参考になりました。
早速探すとチリ産のCarmenere、どれも安くてびっくりなのですが、
コーヒーとチョコレートの味がするという噂なのを買ってみます。
たまに、キリストの最後の晩餐で飲まれていたような葡萄酒に似ていると
いう例えで、古い製法のRhone地方などのワインの伝説が出てきますが、
チリに生き残っていた大昔のフランス虫害絶滅種の葡萄のワインもまた、
歴史のロマンを感じる奥深さがあります。
チリの新大陸では昔、美味しいワインができたのを秘蔵にするために、
悪魔が住んでいるという噂を流して守っていたワイン蔵もあったそうですねw。
太陽さんさんの新大陸の気候でフランス種は良い変化を遂げたようですが、
故郷のボルドーに里帰りして接ぎ木された希少な古来種もあるそうです。
スーパーカシスは、フランス人のお気に入りのクレーム・ド・カシスの銘柄で、
日本でもお手頃価格で輸入販売されているようです。:
http://www.kinoshita-intl.co.jp/vedrenne/super_cassis.html
これでシャンパンカクテルのキール・ロワイヤルを作る方法には2種類あり、
最初にカシスを入れてからシャンパンを注ぐと全体が薄紅色になりますが、
後からそっと入れると夕焼けのような美しいグラデーションが楽しめます。
1930年のアルマニャック、すごいですね!
私が飲んだ戦後のXOには詳細な生産年が書かれていなかったのですが、
コニャックとはまた違った豪華な香りや余韻をともなう奥深さがありました。
北海道の脂ののったエゾシカと濃厚で力強いシラー、冬に最高の組み合わせですね☆
今度ユーロスターでパリにごはんを食べに行くので、ワインが楽しみです。
(日本で言うと、東京から京都とか大阪に新幹線で食い倒れに行く感覚ですw)
楽しいお話と貴重な情報、本当にどうもありがとうございました♪
こちらこそとても楽しいお話ありがとうございました!
スーパーカシス、夕焼けタイプで試してみます:)
4. ワインの抜栓
(ここでようやくワインが飲める)
海外のものでコルク栓が抜けない時がある(近くに力持ちの人がいればなんとかなるが、いないときどうするかという問題が)
5. ワイングラスの洗浄
細い部分をうっかり割りそうになるときがある。もっと安定感があってわれにくいグラスがあると良いのだが。
回答ありがとうございます。
力持ちの知り合いが多いですね・・・?
「海外のものでコルク栓が抜けない時がある(近くに力持ちの人がいればなんとかなるが、いないときどうするかという問題が)」
もしかしてT字型のスクリューを使われてますか?
http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/e/e5/Korkenzieher_01_KMJ.jpg
これはかなり使いづらく、力が必要なのでお勧めしません。。。
お手軽スクリュー、またはダブルアクションのソムリエナイフを使えば、テコの原理で非常に簡単にコルクを抜くことができます。
http://www.amazon.co.jp/dp/B009KJUI40
http://www.amazon.co.jp/dp/B002CQUKV4
特にお手軽スクリューは簡単で力も殆どいらないので、パーティーなどで大量にワインを抜栓するときなどに良く使われています(古酒には使えませんが・・・)
「もっと安定感があってわれにくいグラスがあると良いのだが」
ぴったりの製品があります!
ショットツヴィーゼルのTritanを使ったグラスです。
http://www.webo-kobe.com/dictionary/tritan.html
チタンとジルコニウムとガラスを混ぜたこのTritanというガラス素材は非常に頑丈で、リンクの実験のように鉛玉をぶつけても割れません。
実用面では50cm程度の高さから落としても割れ辛く、飛行機のビジネスクラスやホテルで良く採用され、食器洗浄機で洗うことも可能です。
製品として比較的安価なのも特徴で、1脚2000円程度からありあます。
赤ワインが中心でしたら、かなり大きいですがより香りを楽しめるクリュクラシックのブルゴーニュをお勧めします。
http://www.zwiesel-shop.com/SHOP/114606_2.html
乾杯でグラスをぶつけると、金属音っぽい音がするのも特徴です。
※ちなみに一脚5000円以上する高い方のブランド(ツィーゼル1872)はトリタンを使ってないので避けてください。
パスタの質問では、ボッタルガの紹介を、ありがとうございました。
身も蓋もない質問かもしれませんが、美味しいワインの見分け方のポイントが知りたいです。
ワインを知ってる方だと、銘柄とか、地方と+αの情報で、ある程度分かるのかもしれませんが、どうにも、という感じです。
ピンポイントで、これ、というのを探す場合には、迷わないと思うのですが、店に行って、銘柄を見て、スマホで検索、なんてやってられません。
「美味しい」というのは、個人の感覚だと思うので、ぼくのスペックを晒しておきます。
料理は、それなりにします。
食材の好き嫌いは、ほとんどありません。
酒は、ざるとまでは言いませんが、十年くらい着古したセーターの襟元ていどくらいには飲みます。
スーパーで買えるワインだと、気分によっては美味しいと思いますが、酸っぱく感じます。
赤だと、酸っぱいよりは、渋い方が美味しいと感じます。
7~8千円を超える値段だと、外れが少ない、という感覚はあります。
でも、安いから不味い、というふうには思ってません。当たり外れがあるだけなんだと思ってます。
何かの温度がどうととか、気にするレベルには達してないです。
id:nanoha3 さんが、お手ごろな価格のワインを買うときの気にしていることなんかを聞けると、うれしいかな、と。
後、質問の趣旨からは、ちょっとずれますが、ワインを使うと美味しい料理を教えてもらえませんか。
日本酒だと、ちょっと甘さが立つので、レシピの日本酒を、白ワインに変えてみたり、とかするのですが、こういうワインの使い方があるのだよ、というようなレシピとか、ポイントがあれば教えて欲しいな、と。、
回答ありがとうございます。
こちらこそ、パスタの質問ではすぐに料理していただけで嬉しかったです!
「美味しいワインの見分け方のポイントが知りたいです」
素晴らしい質問です。
実はここ、殆どの方が問題の設定を間違われるところです。
まず結論としては、ワインの勉強をすれば生産地や葡萄の情報でそのワインの味の方向性は把握できるのですが、それでも美味しいかどうかはそのワインを飲まないとわからないと言うことです。
僕も現在年間500種類程度飲んでいますが、初見のワインは味の方向性は想像できても、美味しいかどうかは飲まないとわかりません。
地域と価格で多少は想像ができますが、それでも自分で買うときは打率3割です。
ではどうするかというと、知っている人に聞くのです。
ワインショップの店員(特に個人店)は基本的に仕入れるワインの殆どを輸入業者主催のテイスティング会で試飲しています。
(というよりは試飲して美味しかった場合に発注しています)
なので、店員に聞けば人力googleとして、どのワインがどう美味しいかを聞くことができます。
なので問題は「美味しいワインを売っている/知っているお店/人をどう見分けるか」となります。
ワインショップに行ったらソムリエかワインアドバイザー、できれば一番偉そうな人か他のお客さんから話しかけられている人にワインの購入を相談してください。
(ソムリエ資格は簡単に取れるので、あまり信用度はありません)
相談する際はできれば好みのワインの味や地域や葡萄、そして樽の強弱の好みを伝えてください。
(地域・葡萄・そして味の表現(香り・果実味・ミネラル・酸・樽)を勉強すると、ソムリエが一番理解しやすい表現で自分の好みを伝えることが出来ます)
(それがイタリアの地方のニッチなワイン以外であれば)味の好みを把握してくれるので、予算の中で何本か選んでくれます。
そうして相談→ワイン購入を2,3度繰り返し、そのワインが美味しいのであれば良い店/人です。
(できれば予算は2000円以上で相談すると幅が広く良い物が選ばれやすいです)
「美味しいけど好みに合わない」こともあると思いますが、その際は感想を伝え自分の好みを相手に把握して貰うことで精度が高くなっていきます。
一向に美味しくないのであれば、そもそも品揃えの悪い、ワインに不勉強な悪い店なので、自分の知ってる美味しいワインを買いに行くとき以外は行く必要ありません。
なお、店の設備として、温度管理をしていないお店は基本的にハズレですので最初から外して大丈夫です。
(セール品等や無茶苦茶安い物を除いて、ワインの置いてある場所が温度管理されていない・日光が当たっているなど)
価格については、有名なシャンパンや5大シャトーの価格を幾つか覚えておき、それで定価に近いか割安かを推定することが出来ます。
スーパーについてはワイン担当がいない限り、チャレンジする気分でないのならば自分の好きなワインをずっと買うことをお勧めします。
僕の場合は日本でトップクラスのソムリエがいる店で買っているので、その人の選択した物であればどのワインであれ美味しいです。
1000円のワインを買うこともありますが、他の店で適当に買う3000円のワインより美味しいことが多いです。
ソムリエが居ないとき=ネットで買うときの補助的な手段としてパーカー等のワイン評論家の評価を参考にすることも可能です。
この場合は、その評論家の舌が自分の舌と好みが似ているかどうかを確認してください。
(僕の場合はパーカーの好みと全く違うので、パーカー高得点ワインは基本的に避けています)。
お勧めはヒュージョンソンのポケットワインブックです。
http://www.amazon.co.jp/dp/1845339452
(日本語版は5000円もするので、英語版をおすすめします)。
6000種類がその価格での価値を評価されています(2000円で美味しいと☆☆☆、1万円で普通だと☆☆といった具合です)。
「a-kuma3さんにおすすめ」
教えていただいた好みをもとに入手性を考えてお勧めすると、ローヌの赤ワインが良いのではないかと思います。
ローヌは2人の生産者を是非覚えてください。
ギガルhttp://order.luc-corp.co.jp/shop/m/m10200000/
ジャン=ルイ・シャーヴhttp://www.izumitrading.co.jp/winery/france/rhone/jlchave/jlchave.html
(ロジェ・サボンhttps://www.grandvin.net/sabon.htmlも非常に有名ですが、やや甘みが強い地域の作り手なので好みであればお勧めです)
2人とも低価格帯から3万円近いワインまで幅広いラインナップを揃えてますが、基本的にどれを飲んでも美味しいです。
それも抜栓後6時間~24時間程度経った方が美味しいです。
温度は15~18度、今の季節の室温くらいが良いです。
ビンテージは08.11年以外であれば大丈夫です。
http://www.fwines.co.jp/knowledge/vintage.html
パーカーポイントは比較的参考になると思います。
酸が苦手とのことですが、酸には嫌な酸と、美しい酸があります。
もしまだ美しい酸を感じたことがないのでしたら、ブルゴーニュの良い作り手の赤などを試してみてください。
http://item.rakuten.co.jp/mashimo/am00g06128/
また、タンニンが非常にお好きでしたら、やや珍しいカオールのワインを試してみると面白いと思います。
http://item.rakuten.co.jp/higuchiwine/w24331/
「ワインを使うと美味しい料理を教えてもらえませんか」
すいません、基本的にワインはアクアパッツアやソースを作るときにそのとき飲む用のワインをちょっと使うくらいで、あまり使いません。。。
最近笑いが止まらなくなるほど美味しかったのはパンナコッタのマデイラワイン(ビンテージは1900年!)がけでした。
アイスクリームやパンナコッタに色々なデザートワインをかけるとかなり美味しくなるので、是非試してみてください。
「知っている人に聞け」か。
なるほど、当然と言えば、当然ですね。
最寄りの酒屋に、ワインセラーを持ってるところがあるので、そこから当たってみます。
ポイントで挙げてもらった「ワインの味や地域や葡萄、そして樽の強弱の好み」も、地域やブドウの種類はよく分からないので、ローヌ地方のワインを勧めてもらったのだけれど、という辺りから聞いてみようかと思います。
今年のクリスマスか、年末のために美味しいのが買えると良いな。
酸が苦手とのことですが、酸には嫌な酸と、美しい酸があります。
酸っぱいの全般が駄目というわけではないんです。たまに「これなら、いける」というのはあるのですが、どれ、っていうのを覚えてなくて ><。
唯一、覚えてるのが、五一ワインというところの竜眼というやつで、嫁が好きでよく買ってくるのですが、あれなら酸っぱいというよりはフルーティと感じで美味しく飲めます。
ちなみに、「それも抜栓後6時間~24時間程度経った方が美味しいです。」というのは、デキャンタに移さなくても、普通に栓を抜いた状態で置いておけば良いのでしょうか。
酸はそれ自体の良さと、果実味とのバランスの2つが良くないと美味しく感じられないので、中々難しいです。
赤ワインであれば前述のブリチェックが、白ワインであれば私の日記の白の繊細・酸もしくは赤の美しいものがお勧めです。
http://d.hatena.ne.jp/nanoha3/20140104/1388767705
クリスマス/年末は美味しい泡とかデザートワイン飲みたいですね!
はい、デキャンタに移さなくても普通に栓を抜いてボトルのまま置いておくだけで大丈夫です。
朝食時に抜栓して放置(今の季節なら室内でも)、夕食時に飲むといった感じが良いと思います。
デキャンタを使うとこの放置時間を一気に短縮できますが、洗うのが面倒ですしw
お買い上げありがとうございます:)
ギガルはハンバーグやミルク中程度のチョコレートがよく合います。
パスタだとミートソース系。
抜栓6時間後~がおすすめです。
ルフレーヴのマコンは2012年ですか?
であれば、牡蠣のグラタンや白身魚のソテー・バターソースがおすすめです。
パスタだとクリーム系の味の少し強めのものです。
抜栓30分後~、場合によっては少し高めの温度でがおすすめです。
抜栓ありがとうございます。
ブドウ品種はシラーとグルナッシュがほぼ半々、5%以下のムールべードルです。
グルナッシュが入っているのがポイントで、この品種がやわらかさと甘さを出し、そのかわり酸を弱めます(結果、口当たりの良いまったりとした味わいになります。このワインの場合は最後にシラーのタンニンで渋みがきます)。
確かにこのワインの酸はあまり強くないので(どちらかといえば甘い方)、トマトの味がしっかり出ているボロネーゼとかだとやや合わないかもしれません。
カゴメとかの酸の強くないケチャップをちゅー、と追加すると良いかもです。
では、来年も良いお年を!
あけましておめでとうございます。
樽の感じというのは、香りにあった木の香りや、味わいにあった果実以外で強い部分のことです。
と説明するも、いったいそれは何なのかと説明するのはどうしたら良いか悩んでいます・・・
おっしゃるとおり、ルフレーヴのマコンは強さがありながらもニュートラルな味わいで料理に素直に合わせやすいです。
牡蠣のグラタンは確かに生クリームだとちょっと負けちゃいそうですね。
もしベシャメルも生クリームも両方そろってた場合、ワインをテイスティングしてからどちらにするか決めても良かったかもしれません(30分後以降が美味しいワインなので)。
ムニエルは舌平目やホウボウが今の季節良いかと思います。もし味が弱ければバターソースを追加で。
鴨のローストは冷製でしたか? 脂とコクの深さが合ったのかもしれません。
強めの白と肉は色々良いマリアージュがありますので。
僕も試したことないので、今度試してみます。
甘いワインが苦手でフルボディーの赤がメインなのですが、白でも辛いのや旨味のあるのがある事は知っています。
問題は手近に販売されている白が、女性向けの甘い物が主流だって事です。
赤玉ハニーワイン並みの甘いものが多い。
また、輸入品は地方では特に保存状態が悪いものが多く、当たり外れが激しいのです。
量販店のワイン売り場で賞味期限スレチョンまで店ざらしが当たり前の環境で・・。
遠くのワインショップに行く暇もなく・・。
ネットショップのうたい文句では、どれも皆おいしいって・・それじゃあ選べない。
そこで白の「いろいろな魅力」と、比較的お買い得な「あまり甘くない」白を幾つか教えて下さい。
日頃から飲める範囲のお値段の物がうれしい。
よろしくお願いします。
回答ありがとうございます。
白は何も言わないと甘い物か適当に飲みやすいものに留まってしまいますよね。
>そこで白の「いろいろな魅力」と、比較的お買い得な「あまり甘くない」白を幾つか教えて下さい。
白の魅力は3つあります。
・ミネラル
・酸味
・明確な樽の味わい(ワインによります)
ミネラルといわれてもピンとこないかもしれないですが、ミネラルウォーターの硬度の高い物、例えばペリエやサンペレグリノを飲んだときに感じる水の堅さのことです。
このミネラルが強いとドライな味わいになりやすく、水晶のような透明で硬い印象になります。
寒い産地(アルザス、ドイツ、オーストリア)はミネラルが強い傾向があります。
酸味は口に含んで最後の方に感じる酸味のことで、非常に美しい酸はワインの果実の味わいを舌の上で繊細に分解しながら消えていってくれるので余韻が美しく長いものになります。
多くの甘口ワインがあまり美味しくないのは、この酸味が足りないせいで甘ったるいだけのベタっとしたものになっているためです。
甘い物が苦手な人でも。無茶苦茶甘いワインでも強烈な酸があれば、また2口目が飲みたくなることは良くあります。
こちらも寒い産地(アルザス、ドイツ、オーストリア)は酸味が強い傾向があります。
樽の味わいは好みの出る物ですが、バニラや重い木の香りのような味わいのことです。濃い香りと味になります。
これは赤ワインでも時々見かける香り/味わいですが、白ワインの方がより明確に出ます。
個人的には樽の効いた白ワインは余り好みではないです(ミネラルや酸が弱いことが多いので)。
ブルゴーニュの一部生産者やニューワールドの白ワイン(特に葡萄品種がシャルドネの場合)は樽が使われることが時々あります。
生産者次第なので、お店の人に樽が聞いているかどうか確認するのがお勧めです。
樽のきいたワインは味わいが強く、チーズをきかせたカツレツに合うことも多いです。
また、白ブドウの傾向により、赤ワインではなかなか得られない「さわやかさ」や果実の凝縮感(濃さとはちょっと違った感じで)があります。
>日頃から飲める範囲のお値段の物がうれしい。
~2000円程度でお勧めを紹介していくと、
(生産地/葡萄種類ワインポイントコメント)
・ミネラル/酸味:お店の人には「寒い地方でドライなワイン」と聞いて下さい。
ポルトガル/色々 ごく僅かな微炭酸、さわゆやかな酸味
http://item.rakuten.co.jp/wines-r/por1787/#por1787
オーストリア/グリュナーフェルトリナー 爽やかなライムのような酸味
http://item.rakuten.co.jp/wine-takamura/1297280/#1297280
オーストリア/グリュナーフェルトリナー 青リンゴのような強烈な酸味
http://item.rakuten.co.jp/yoshiya/853746/
イタリア・サルデーニャ/ヴェルメンティーノ パッションフルーツのようなギュッと凝縮していく酸とミネラル。温かい地中海のワインですが(笑)
http://item.rakuten.co.jp/budoukan/177295/
アルザス/リースリング ミネラルが強いです
http://item.rakuten.co.jp/mariage-k/393/
デイリーな価格ではないですが、記念日価格で極めて美しい酸があるのは
ドイツ・モーゼル/リースリング のエゴン・ミュラー(生産者の名前)です。
http://item.rakuten.co.jp/e-wine/ad052/#ad052
これはドライなタイプの味わいです(もう1つ高い「カビネット」もドライです。それ以上高いものは甘めになります)。
・樽
樽のきいたワインは原価がかかるため、効果になる傾向があります。
カリフォルニア/シャルドネ 非常に濃厚です。人工っぽさがややあります。
http://item.rakuten.co.jp/esakiwine/10005328/#10005328
ブルゴーニュ/シャルドネ ルフレーヴ(生産者名)の非常にバランス良く樽が効いた1本です。やや高いですがお勧めです。
http://item.rakuten.co.jp/mashimo/10030014/
(ブルゴーニュのワインを買うときは、澱の効いた物なら2012>2010>2009>2011の順で強い味わいになります)
※ネットショップは楽天で安い店を選んでいます。
サルディーニャとアルザス/リースリングを試してみることにしました。
もしかしたら、もっと甘みのあるワインの方が好みかもしれませんが、白の初心者なので、掴みから入るつもりです。
手持ちに小ぶりなクリスタルが多いので、グラスには不自由しそうにないです。
ありがとうございました。
先ほどトリンバック リースリング を開けました。
リースリングのミネラルと酸、実感しました。
微発泡性かと思えるほど爽やかで鮮やかな酸味は爽快でした。
お店で2012はこれが最後の一本だったので、ラッキーだったと思います。
2011や2010もそのうち試してみたい。
今夜はカガミの青を使ったのですが、スッキリと涼しげでベストマッチングと思えるほどはまりました。
白は魚向けとか言われていますが、あまり関係なさそう。
ただ、こりゃあ夏がベストシーズンのワインですね。
もっと汗をかいていて、のどが渇いているときに飲みたい。
サルデーニャ・トリンバック購入&抜栓ありがとうございます。
2012は特に酸や爽やかさの出たビンテージなので、今回のシチュエーションにはぴったりだったと思います。
2011や2010はミネラルと果実味が強く出てるビンテージになります(特に2010)。
カガミクリスタルの青、外見含めて非常に良いマッチングだったと思います。
白は魚もですが、ワインのタイプによっては幾つかの肉類(豚肉・鶏肉系)もいけます。
個人的には、トリンバックはヤリイカの握りを塩スダチで食べる時や、キスのフライを塩で食べるのが良く合いそうな印象です。
(もちろん洋食のカルパッチョやあっさり目の甲殻類系・オイル調理も)
仰るとおり、夏がベストシーズンです(笑)
冬に飲んで、より寒くなる真冬を感じるのも楽しいですが、本命は外で運動して汗をかいてシャワーを浴びて、そして飲むのが最高のシチュエーションです。
また夏になったら試してみて下さい:)
冬用の白ワインをテーマに一つやってみたんですが、辛口限定で、・・。
酸を抑えて甘さも抑えて、華やかな香りのものを・・。
ペイ・ドック ソーヴィニョン2012って手近の量販店で売っていたお手頃価格の白。
キッコーマンが輸入した良く香る白です。
味のバランスは取れているし香りも悪くない。
もらい物の生ハムがあったので、クラッカーを包んで肴にでっち上げて、さてグラスはどうするか・・。
昨日のロイヤルブルーだとシンプルすぎて違和感がある。
そこで、以前オークションで買ったナハトマンという華やかなクリスタルカットのグラスと合わせてみました。
まあ、そこそこ雰囲気は出ました。
しかし、先日のトリンバックもそうですが、冬は白には難しい季節なんでしょうか?
それなりに楽しめたものの、冬場の白はアピールに欠ける。
赤でも白でも冬をテーマにして使いやすい品があれば教えて欲しいと・・。
結局、ストーブにヤカンが載っていたのを幸いと一本浸けました。
ペイ ドック ソーヴィニヨン ブラン 2012、ステンレスタンクの低温発酵にシュールリーとは中々面白い作りをしてますね。
ナハトマンのグラス、アンティークですねー!
素敵なグラスです。
同ブランドのガラス大皿は何枚か持っているのですが、グラスは売っているのを知らなかったので調べてみたら東西ドイツ時代に作っていたとのことでした。
冬は白の一般的なイメージ、つまり爽やかでドライで、といった物はあまりマッチしないです。
炬燵に入ってアイスクリームを食べるのが好きなら別ですが。
なので、冬に向いた白を選ぶ必要があります。
料理から想起して、例えば冬に食べることの多いシチューやグラタン、鍋なんかを考えます。
基本的には酸が強すぎず、果実味があってしっかりした物、樽の効いたものを選ぶのが良いです。
フランス・ローヌ、ヴィオニエ等 ギガル・コート・デュ・ローヌ ブラン
http://item.rakuten.co.jp/kitazawa/1531387/#1531387
南国系果物の香り、フルーティーで複雑。
中華の点心、帆立のソテーなど。
チリ、シャルドネ エスクード・ロホ・シャルドネ
http://item.rakuten.co.jp/mariage-k/712/
樽の効いたまったりとコクのあるシャルドネです。
牡蠣や甲殻類のグラタンやクリーム系パスタ。
イタリア、シャルドネ等 ラディコン オスラヴィーエ(500mlです)
http://item.rakuten.co.jp/shimurasaketen/10005021/#10005021
まったりと、じんわりとした味わいです。澱がある可能性があるため2週間立てて保管してから飲んでください。
出汁系の鍋(ちゃんこ鍋やうどんすきやすっぽん鍋など)
ワインの分類としては、白ワインではなくオレンジワインという種類になります(白ワイン用の葡萄を赤ワインの作り方で作った時の呼ばれ方です)
1本だけソーヴィニョンブランの古酒を試してみるのも面白いです。
フランス・ロワール、ソーヴィニョンブラン サンセール・ブラン・アミラル
http://item.rakuten.co.jp/umemura/312041207252713/
http://item.rakuten.co.jp/wineuki/0106002002872/
濃厚さすら感じる熟成をして、若いソーヴィニョンブランとは全く違います。
シチューや白身魚のソテーを濃厚目のソースなどで。
冬の赤ワインは冬だけにジビエ合わせが多いです。
ローヌ・シラー ジャン・ルイ・シャーヴ・セレクション / クローズ・エルミタージュ・シレーヌ
http://item.rakuten.co.jp/wineholic/9167/
強めの味付けのジビエ料理に。
また、ボルドーの古酒もじっくりとしたぬくもりを感じながら飲むのにおすすめです。
フランス・ボルドー・メドック メルロー中心 シャトー・ベル・オルム・トロンコワ・ド・ラランド
http://item.rakuten.co.jp/tamaki-web/13012503/#13012503
肉系の煮込み料理に。
赤はかなり渋め重め、白は酸味が強く若々しい感じのワインが好みです。
ロゼワインは甘口で乙女の飲み物、という偏見がありましたが、少し前に辛口のロゼワインを飲む機会があって、なかなかおいしいな、と思いました。
そこで、おすすめのロゼワインと飲み方(温度やワイングラス)、合う料理を教えてください。
これまでの回答に対するコメント(アドバイス)がとても丁寧で、興味深く読ませていただきました。よろしくお願いいたします。
回答ありがとうございます。
ロゼとはなかなか手強い質問ありがとうございます(笑)
ちなみに僕はソムリエではないですが、ソムリエのレベルを測るのに使える質問の一つが今回のようなロゼワインについての質問です。
>おすすめのロゼワインと飲み方(温度やワイングラス)、合う料理を教えてください。
おすすめは4本あります。
といっても、僕もそこまでロゼは深追いできていないので今まで良いラインナップを数十本程度飲んだ中では良かった、といったものです。
オーストリア ユルチッチソンホフ ロゼ
http://kleinkeller.com/shopdetail/004000000002/disp_pc/
ラズベリーやストロベリーの香り主体で、優しい果実味と美しい酸のあるロゼです。
いわゆるドライなロゼワインの中でもかなり美味しいです。
軽くチーズを効かせたカツレツ、薬味をきかせたカツオのタタキが合います。
グラスは白ワイン用のグラスで、温度は冷やしすぎない程度の10度程度が良いです。
2011 Collioure Cote Mer Rose / Domaine de la Rectorie
バニュルス(南仏) グルナッシュ・シラー
バラやチェリーのような黒っぽい香りやスモーキーさ、バニラの香り、コクのある味わい。
サーモンのムニエルやローストポークが合います。
・・・と紹介しておいて申し訳ないのですが、このワインはもうネットも実店舗も売り切れてしまっているので、お店で「ローヌの赤の品種を使ったロゼ」で探して下さい。
通常のロゼよりも非常に力強いものになります。
グラスは赤ワイン用のグラスで、温度は12-15度程度が良いです。
プロヴァンス/ コート ド プロヴァンス ロゼ ・ ドメーヌ ミラヴァル
http://www.sp-mall.jp/shop/g/gW2-SFB4-1239/
こちらは飲んだことがないのですが、話のネタになるワインです。
ワイン評論家の評判も良いので、ブラッド・ピットの映画を見る際に是非。
値段的に番外的な話ですが、こちらも紹介を。
シャンパーニュ/ ジャックセロス ロゼ NV
http://store.ponparemall.com/veritas/goods/vajs16z0/
ロゼの範疇ではな美味しさのロゼシャンパンです。サクランボの佐藤錦を極限まで美しくしたような香りと果実味です。
是非とも佐藤錦と合わせたいです。
グラスは熟成シャンパーニュか白ワイン用のグラスで、温度は5-8度程度が良いです。
超余談ですが、ロゼワインは赤白ワインより低価格です。
高いもの3000円、極めて例外的なものでも7000円(チェッカーボード・ロゼとか)といった価格で、赤白ワインより価格帯は低いです。
ですが、シャンパーニュのロゼは全く違います。
普通の白のシャンパンが5000円なら、ロゼは8000円というように高いです。
これは作り方の違いも多少あるのですが(ロゼのためにつくるか、赤を作った絞りカスで作るか)、モエシャンドンに代表されるシャンパン生産者のマーケティングの成果との話です。
あまりにお詳しいので、てっきりソムリエをなさっているものと思ってました。
ロゼのおすすめ、ありがとうございます。
文面を眺めているだけでうっとりするほど美味しそう!(*^_^*)
私はオーストリアの白ワインが好きなんですが(↑No.13で紹介なさってるグリュナーフェルトリナーは特に大好き)ロゼワインもあるのですね。南仏のロゼも魅力的です。
ワインはそれぞれ個性豊かで、美味しいものにめぐり合えると本当に幸せな気分になれますね。アドバイスありがとうございます。
>私はオーストリアの白ワインが好きなんですが
僕もオーストリアの白が大好きです!!!
毎年40~50種類は呑んでいます。
中でも特にお勧めが、Pragerのグリューナー・フェルトリナー ヴァッフストゥム ボーデンシュタイン(長い!)です。
酸が極めて美しく長く、最高のグリュナーフェルトリナーの一本です。
http://www.asahiya-wine.com/frELSE.htm
(ページが長いのでページ内をプラガーで検索して下さい)
オーストリアのヴァッハフの4大生産者(ピヒラー、クノール、ヒルツベルガー、プラガー)の中で、プラガーが最も酸が美しい生産者です。
ドイツの最高の生産者、エゴン・ミュラーのカビネットを超える素晴らしさだと個人的に思っています。
http://item.rakuten.co.jp/yu-un/m-11/
ちなみにヒルツベルガーは果実味の甘露さがたまらないので、リースリングが素晴らしいです(甘口アイスワインのTBAはディケム並で凄まじく美味しいです)。
おお、素晴らしくおいしそうですね!わくわくします!
これまでワインを選ぶ際に、地域と葡萄の品種はなんとなく意識していましたが、生産者なんて考えてもいませんでした。おいしいワインに巡り合うためのあくなき追求に感服してます。
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