男気です、ラル大佐です。
広島への凱旋? ザンジバルで地球圏帰還です。
最後の戦いになると覚悟しつつ、自分のもつ最高の武器を研ぎ澄ませ、戦いの地に赴く・・。
哀戦士、そのものです!
冗談抜きに黒田が、黒田の生きざまが受け入れられるのは(広島ファンどころか敵対する阪神ファンですら男気を感じています)その悲壮感と達観した挙手です。
戦いの舞台に対して紳士にむきあい、自分ができる最高のパフォーマンスを繰り出す。
黒田には150キロを超える剛速球も、三振をとれるフォークボールもありません。
それでも撃たせて取る、という日本人好みの「肉を切らせて骨を断つ」投球で、自分より若い=ヒール足りうる相手をうちとっていくからです。
これには日本人観衆の高年齢化の影響も少なくないとは思います、はい。
日銀総裁の名前とかぶっているのは殆ど、というか、全く影響ないとは思いますが、黒田の顔が黒くて表情が平板なのは好印象を与えているのはまちがいないと思われます。
この激動の時代に、毎年一年が勝負といわれるプロ野球に、自分からわざわざ単年契約で男気を見せる黒田に、そのプロフィールを見て何も感じない日本人の方が珍しいのではないでしょうか。