先日から話題になっているこのニュースですが、これは死亡したことについて損害賠償を求めているのでしょうか。 骨折した分には損害賠償を起こすのもわかるのですが、その後の死亡の原因は肺炎。骨折と肺炎は何か関わりがあるのでしょうか。2審では「事故と男性の死亡との因果関係も認められている」とありますが、転倒しただけで肺炎になるのでしょうか。それに1年半後なので、この事故と関係があるとは思えないのですが。 長々とすみません。気になってしまったので……。どなたか教えてください。お願いします。
という順序だと思います。
実父の介護経験から察するに、被害者が足を骨折したことにより身体の自由が一時的に効かなくなったと推察されます。
高齢者は寝たきり状態になると認知症を発症します。
そうなると、身体の自由が効かない上に認知症を発症すると、介護者が常に見守る(身体介護)が必要になります。
また、認知症を発症した患者は、誤嚥性肺炎(食べ物が気管に入り肺炎を引き起こす)を発症する割合が高いので、これが元で死亡したのではないかと考えられます。
交通事故と被害者の死亡を間接的な因果関係があると認めたのが、今回の地裁と高裁の判断だと思います。
参考サイト
https://www.tokyo.med.or.jp/publications/genki/backnumbers/0054/03.html
寝たきりにならないために (13)「認知症」を寝たきりへ進行させない(東京都医師会)
http://www.hakusui-kai.jp/1-4.html
誤嚥性肺炎(医療法人社団白水会)
哀れんで欲しくないって言うのが男の矜持だけど、けれども、親族が告訴するのって何か意味が違うような気がする。