ずっとこういう風に続けば絶対大学院の入試の時に失敗するのも無理はないですね。
今、本当に悩んでいます。何かいいアドバイスがあれば相談に乗ってください!!
まず質問文をネイティブ日本人風に少々手直しさせてください。
「今まで日本の本を何回も読んでおり、概念を理解できていますが、自分なりの文を作ることについては全然目処が立たないです。
ずっとこういう風な状態が続けば大学院の入試の時に失敗するのも無理はないと思えます。(「絶対」と「無理はない」は普通は併用しないです)
今、本当に悩んでいます。何かいいアドバイスがあれば教えてください(又は、相談に乗ってください)!!」
上の訂正文は私の言い回しですので、別の日本人に尋ねるとまた違う言い方になるでしょう。
似た言葉を重ねて使う癖が見受けられ、きっと漢字圏の方で、意図が確実に通じるよう、丁寧に保険をかけていらっしゃるのだとおもいます。
かといって、失礼なところ、くどすぎるところなどは何もなく、すらっと読める程度の文章です。
日本語をよく勉強されたのですね。
ところで大学院に進学なさるということですが、何の学部の大学院でしょうか。
日本語は目的により多種の語彙があります。
新聞記者の語彙と馴染みがよくなりたければ新聞を読み、
論文の語彙に対して馴染みを持ちたければ自分の書きたい分野の論文を多数読む。
結局、名文を作る能力とは、その分野での名文とされるものの読書体験の積み重ねしかないです。
日本人でも日常会話に慣れきってしまって理路整然としていない文章をしゃべっているのに自分で気づかない人は多数います。
まず相手に何を伝えるか、母語で整理してから一つずつ訳す作業で練習してみるのも良いかも知れません。
母語で考えても伝えたいことが何も浮かばない場合は、自分の母親に向かって母語で説明する場面を想像する手もありますよ。
日本語の作文をある程度のレベルまで上げていくには、日本語の短文を暗記して、単語を入れ替えながら学んでいくしかないのではないでしょうか?