サザエさんが、放送開始されたのは1969年ですが、当時、私はまだ生まれていませんでした。(私は、80年代半ば生まれです。)私が、リアルタイムで観たサザエさんは、ドタバタ喜劇からかけ離れたおとなしい作風のみです。
一体、いつ頃から作風が、大きく変わったのでしょうか?
1969年当時、テレビアニメはリアルタイムで色々観ていました。
サザエさんも、「ハクション大魔王」の後に観ていましたが、
初期のドタバタ喜劇は記憶にないので、
初回からは観てなかったのかもしれません。
http://www.sazaesanitiba.com/hosolist1969.html
放送開始3か月後の動画を観ると、画風に変化が出てきています。
そして8か月後の動画では既に今の画風・作風に近くなっています。
(おとなしいとまでは言えませんが、初期のドタバタ喜劇感からは脱しています)
https://www.youtube.com/watch?v=1h7mo8E8OIc
★1969年10月5日 (第1話)「75点の天才」
https://www.youtube.com/watch?v=6k8pF3A0leQ
★1970年 1月4日 (第41話)「恥をかきぞめの巻」
https://www.youtube.com/watch?v=nrymKShhk6w
★1970年6月14日(第110話)「サザエ万博に行く」
初期のドタバタな感じのやつは大人になってサザエさんの特番かなんかで見るまでは見たことがなかった。
火曜日のサザエさんは、「まんが名作劇場 サザエさん」で、1975年4月1日からの放送なので、1970年から1974年までのどこかです。
日付なんかはググったんですが、ウルトラマンレオやマッハバロンなんかと一緒に見てた記憶があって。
日付を並べてみたら、1975年3月にウルトラマンレオが終わってる。
時期的にはちょうど入れ替わりで、同時期はライディーンだったか。
そんな貧弱な記憶力ですが、絵のイメージは大丈夫なはず。
あとは、ぼくより年上の人 プリーズ。
昭和の新聞連載で、毎日の連載だった。
町子さんも若かったねぇ。
アニメになって、リバイバルで四コマが復活したこともあったけど、その時には既に温和しかった。
もっとも、アニメには彼女はあまり直接関わらなかったようだ。
「アニメのサザエさんは(すでに?)自分の作品ではない」
みたいな事を言っていたと思いました(昔、そんな話をテレビでやってた)。
町子さんにとってのサザエさんはあくまで新聞に寄稿していた4コマであり、
アニメ作品は他の脚本家の手による二次創作物のようなものだったのではないかと思っています。