トランジスタなどを使った回路に直流モーターを取り付ける場合、
一般にモーターに対してダイオードは逆の向きにして並列で接続するようですが、
モーターに対し直列にしてはまずいのでしょうか?
また、仮によいとしてもなぜこういった回路を組む人が非常に少ないのでしょうか?
モータードライブ回路1
http://pelab.nagaokaut.ac.jp/~nagayosi/robocon/motordrive/motordrive.html
図3 モーター(のコイル)に電流を流している状態
図4 突然電流を遮断すると
というわけで,コイル両端電圧=モーター端子電圧は瞬間的に跳ね上がり,
電源電圧をとうに超えるような電圧となってしまいます。
これがスイッチの絶縁耐圧を超えてしまうと,最悪スイッチが壊れます。
機械式のスイッチならそう簡単には壊れませんが,トランジスタのような
半導体スイッチなら,一瞬でアウトです。
では,どうすればよいのかということになりますが,要はスイッチを切っても,
電流が流れるような経路を用意してやればよい,ということになります。
直列にしてはまずいです。ダイオードを接続する目的を果たさなくなります。
直流モーターとダイオードを並列で接続する目的は「半導体の保護」です。
直流モーターとダイオードを直列で接続すると:
事になります。1号さんの回答にある説明を読んで考えてみると分かります。