へえ、男の子で高校生の段階から「そろそろ家事もやらなければ」なんて、良いじゃあないですか。
ぼくが高校生までのときには、学校の調理実習でしか料理を作ったことが無かった。
油揚げの味噌汁と、ほうれん草のバター炒めと、後は何だったかな...
今は、ぼちぼち料理をするようになりましたけど、子供がある程度大きくなってからです。
会社に入るまでは実家暮らしで料理なんてしたことが無かったし、会社に入ってからは食堂がある寮生活でしたけど、寮で食事を出してくれる時間なんかには帰れなかったので、ほぼ 100% コンビニ飯でした(残りは、飲みに行ってた)。
子供ができて、母ちゃんが実家に帰ったときには、久しぶりの独り暮らしだったのですけれど、コンビニ飯+レトルトカレーみたいな生活で。
一回だけ、ご近所に大根をもらって、無駄にするのはもったいないのでおでんを作ったくらい。
電話で母ちゃんに聞きながらおでんを作ったものの、分量の加減が分からずに大根をまるまる一本使って作ったおでんは、独り暮らしにはちょっと量が多すぎて。
四日間くらい晩飯はおでんだったかな :-)
子供が小学生くらいになって、多少は手がかからなくなってから、母ちゃんが仕事を始めだして、一週間 飯の支度を任されたときから、料理をやりだすようになりました。
そのときは、ネットでも色々とレシピが手に入る時代でしたけど、ぼくが主に参考にしたのは NHK の「きょうの料理」です。
レシピ本やネットのレシピだと、手順は分かるものの、「適量」とか「適宜」とか言われても、全然 分からない。
玉ねぎを透き通るまで炒めて、と言われても、本当に透明になるわけじゃないので、実際の絵を見ていないと、本当に分からない。
テレビの画像を見つつ、テキストを買ってその通りに作ってみたり、というのを繰り返しているうちに、レシピを見なくても作れる料理が、ひとつふたつと増えていったという感じです。
きちんと分量が書いてあるレシピを使えば、食えないものが出来上がることは、滅多にありません。
見よう見まねで覚えた料理ですけれど、食えないものを作ったことは、両手の指の本数程度です(最近でも、たまにやらかす)。
最初の頃に多かった失敗は、分量と時間かな。
そこそこ美味しいんだけど、量が少なくて食い終わった後にも物足りないとか、7時にご飯だよ、って言っておいて、出来上がったのが 9時くらいだったとか。
レシピには、お湯が沸くまでとか、切るとかの下ごしらえの時間が書いてないんだよねえ。
ってな感じです。