前者は学士と高度専門士を取得できるのですが,具体的な成果が見つかりませんでした
後者は一応就職も良く見学に行ってみたところ環境も良さそうでした
先生に「大卒のほうが就職の戸口が広い」とアドバイスを頂きそれを考慮しつつ選ぼうとしているのですが,うまく決断ができない状態です
どちらが良いと思いますか?
ご回答の程よろしくお願いします。
条件
大阪情報は入学金が5万円
一方ECCは3万円です
授業料は大阪情報が4年間で約435万円でECCは485万円です(資格取得減額制度で例えば20万円免除になったりもします)
授業内容に関しては大阪情報が「午前が専門」「午後は大学」みたいな感じです。
ECCは「1年次のみ少人数制」「6月と9月に復習」という感じでした。
担任制だそうで,学校に来ない生徒をチェックしているらしく退学する生徒は少ないようです。
また,ECCの質問なのですが学費的な都合で2年制に妥協すべきか,4年制を選ぶべきかも助言していただければ助かります。
SEになるために専門学校を行こう
もしかして、質問者様に重大な誤解があるかもしれません。ひとつは、IT業界では一般的に、システムエンジニア(SE)になるのは、大卒のほうが有利です。大企業になるほどその傾向が強いです。
SEには情報系の大学や学部が適していますが、文系大学であっても専門卒よりは有利です。企業によっては学歴より実力重視で、文系大より専門卒を採用するところもありますが、全体的傾向としてSEへの新卒での就職は大卒が有利です。またプログラマ(PG)とSEを比較すると、SEのほうがより学歴重視です。
とくにIT業界の中でも、その分野に進むかどうかは別にして、システムインテグレータ(SIer)は、SEの採用は学歴重視の傾向が強いです。これはウォーターフォールで上流から下流に流す開発工程と関係しますが、長くなるので詳細は省きます。
もうひとつは、その背景として、SEの仕事にはコンピュータスキルよりも、コミュニケーションスキルのほうが重要だと(IT企業の経営層は考えている)いうことです。端的に言うと、技術力より営業力、IT知識より業務知識、と考える経営者や管理職もかなりいます。
SEの業務は、要件定義のためのヒアリングなど、人と接することが意外と多いし、それが業務上重要になりがちなので、パソコンに向かっているだけで済むわけではありません。そして人と接する際に交渉が多いので、高度な対人力が要求されます。
これについて業界内では、ひとつは学歴社会の是非、もうひとつはIT専門スキルの軽視(がシステム開発の失敗の原因になっている)、ということに批判の声もあります。私自身もそれに思うところはありますが、ここでは質問の意図を汲み、個人の進路としてどうすべきかだけお話しましょう。
まず、大学へ行ける学力や経済的環境があるなら、大学に行くほうをオススメします。就職時にかならずしも希望の企業に就職できるとは限りません。あるいは、後で別業種に転職する機会があるかもしれません。そのときに大卒のほうが選択肢が広いです。
それをふまえて、もし何らかの事情でご質問で挙げられている2択しかない場合、「大学併修」ができるほうが良いと思います。「大卒のほうが就職の戸口が広い」という先生と同意見です。
ただし、私はIT業界の一般論から述べているだけで、ふたつの学校についてぜんぜん知りませんので、その選択を押しつける気はまったくありません。
最終的には自分の進路なので、ご自身が決断するしかないと思います。ただこの回答は、その上で誤解しやすい点についてだけ、参考になるようご説明したしだいです。
各学校の学費です。
http://comp.ecc.ac.jp/admission/tuition/
http://www.ocs.ac.jp/other/gakuhi.html
ECCは接点が多く,オープンキャンパスなどで情報を得られているのですが,大阪情報専門学校についてはHPと掲示板などでの生徒の声を聞くことしかできませんでした。
AO入学を希望しているので,その免除を考慮しての学費を質問内容に書きました。(AOなのでちょっと急がなければならないです・・・)
500文字に抑えようと,文章を削ったので拙い文ですが回答していただければ幸いです。
何か質問内容でわからないところがあれば随時補足します。よろしくお願いします。
一応世間一般でいうところのSEの端くれです。
まずは、漠然とした「SE」という言葉に流されずに、業界の研究をしてみることです。
確約はできませんが、私はSEになるのに情報系の専門学校に行く必要は特にないと思っています。
正直、学生の頃に何年か習ったことが仕事にそのまま使えることはないからです。
#1さんの回答と重複あるかもしれませんが、強いて補足するならば、一口にSEと言っても結構裾野が広い ってことです。
切り口もいくつかあって、扱う機器/装置の違いとか、業界の違いとか、もちろん企業風土の違いとか。
1)扱う機器/装置の違い
例えば私はいわゆる組み込み系(情報処理試験でいうとエンベデッドシステム)ですが、
WEB系とか、データベース系とか、iphoneのアプリとか、広域インフラ(送電システムなど)の管理システムとか色々あるっすよね。
専門学校で習う事、について詳しくないのですが純然たるIT技術要素(言語とか)に限って言えば、覚えることはまったく別です。
私は、高専出て学部に編入したクチですが、都合7年間「機械科」だったので、仕事には全く絡みません。
でもまあ「専門学校行けばよかったかな」とはあんまり思わないです。
2)業界の違い
例えば私は産業用機械(具体的には言えませんゴメン)の制御ですが、金融関連のシステムとか、原発の管理システムとか、自動車のエンジン制御とか、工場の製造ラインとかで様々。
3)企業風土、業務形態
転職したことはないのですが、業務形態にも色々あるとおもいます。
企業の規模にもよるのかもしれませんが、いわゆる技術営業的な仕事の人もいれば、職場でせっせとプログラム書く人もいるし、トラブル現場に飛んで行って調査や改修する人もいるわけで。
こういう点を踏まえて、情報収集するのに専門学校が有利だと判断すれば、専門学校を選ぶのも手だとは思いますが、特に何がしたいと決まっていないのであれば、大学に行く方が無難かな、と思います。
普通の会社だと思ってたら自社開発をほとんどやってない請負という名の派遣業がメインだったり。そういう中小のシステム系会社をあっせんされる確率が(専門学校って就職率とか気にするので)高くなる。
そこそこ大手企業だと、専門卒はほとんどとってなくて普通の四年生大学の理系からのルートが多いような気がしないでもないです。
そもそも二年生と四年生で全然給料も変わるので、わたしも理系(情報系に限った話ではない)の大学行って、基本情報などの資格を独学で取って置く(応用情報ぐらいまでなら、独学で余裕でとれますし、その上も努力次第で狙えます)のが良いかと。
個人的な見解と大昔の事情なので、参考程度に。
偏見かもしれないですけど、私もそれはあると思う。
就職先リストじゃその職場の良し悪しは分からんですし。
10年以上前の情報で申し訳ないけど、
「xxシステムなんちゃら」「xxソフトウェアほにゃらら」(xxは大手の会社の名前が入る。日立とか富士通とかNTTとか)
みたいな1000~3000人くらいの会社だけでも掃いて捨てるほどある。
故に、単にSEになりたいだけなら、情報系専攻でなくても受け付けてはくれます。
逆に言えば、あっしの場合は大学の就職担当のセンセが推薦してくれる仕事か、この業界に応募するかしか選択の余地が無かった感じ。
あと、うちの場合だと、専門学校卒はほとんどいないっすね。
同期が50人くらいいるけど、修士数名、高専卒数名、専門卒1名、あとは学部卒。
学科も数学とか化学とかバラバラ。
ただまあ異業種(娯楽系とか)は専門学校の方が強かったりするかも、なので、
気になるならその受験先の人とかに突っ込んで聞いてみるといいのかな、と思います。
以前、就職活動でブラック企業巡りをしていたのですが、その会社には専門学校卒の人が結構いました。
面接で意見対立しまくりでした。いわゆる「社会人なんだから◯◯は当然」(◯◯は徹夜、トイレ掃除、自腹で営業等、まぁブラック企業でありがちな言葉を並べれば大体当てはまります)みたいな事を面接で言われて、入る気しませんわ。
ただ、最近は「安かろう良かろう」的に専門卒の人を取って働かせる会社も出てきて、かつ大企業も「所詮人月が満ちてればいい」という考えの人も増えてきて、出向SEで専門卒の人はかなり増えてきた印象です。
スキルが明らかに劣ってるというか、例えばデバッグ作業でも明らかに問題なのに「大体いいみたいだから」で通してしまうようなぐらいのスキルの方々がいっぱいいて、どうすんだこれって感じでしたが、結局社会に出して問題化したらベンダに投げるって方向にシフトしてるんですよね。
業界全体への愚痴っぽくなってしまいましたが、僕は「Fランでも大学出てた方が専門よりいいよ」って言っておきます。
離職率の話を聞いたこともあるのですが,「生徒が出て行ってからのことはあまりわからない」と言う答えをいただき,また「同じ業界で働いているとは思う」ともおっしゃられていたので,ブラック・・・の気もあるかもしれません。。。
正直専門の利点の一つに試験が少ないこともありますし,勉強が得意じゃなくても大丈夫なのかな?というイメージはありました。
実際に活躍されている方の意見を聞けてよかったです。
まだちょっと解決しきれていない疑問もあるので,もう少し他の方の回答も待ってみようかと思います。