現時点で私が感じている賛成理由は次の通りです。
「違憲って言うけどもそもそも自衛隊の存在自体が解釈で成り立っている状態じゃないか。今さら追加で解釈したっていいだろう」
「違憲か合憲かはともかく、台頭する中国を指をくわえてみていろと言うのか?世界の紛争に巻き込まれた時に対処できるように体制を整えなければならない」
「最終的に憲法改正して明らかな合憲にすれば、先に解釈を変えたっていいだろう。むしろ先に解釈を変えることで憲法との齟齬を発生させて憲法を修正する道筋をつけるべきだ」
「民主的な選挙で選ばれ、しかも連続的・継続的に大勝している与党が下す判断を立憲主義が押さえ込むのはむしろおかしい」
「憲法はざっくりとした方針を書いているのだから、その行間を埋めるのは解釈しかないわけで、状況に応じて解釈が変わること自体に問題はない」
ほかに賛成理由として大きなものには、何がありますか?
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国防の観点から言えば、いくら日米安保があると言ってもここ数年アメリカの世界に対する力、抑止力も含めてかなり存在が薄くなっているのが事実です。
中国、シリア、クリミアを含めたロシア、北朝鮮などが現在対米とにらみ合っていますが、将来においてなんらかの戦闘行為に発展した場合、日本も攻撃対象となる可能性は充分あります。(巻き込まれるという表現はあえて使いません。)
その際今の自衛隊隊員は相手が自分達に攻撃して来なければ、攻撃ができません。
これは現場の隊員には非常に歯がゆく恐怖を感じています。
これは個別であれ集団であれ同じでしょうが、集団的自衛権が可能になれば自衛隊員のリスクは増えるでしょうが、抑止力も増大する事は明らかでしょう。
中国などは自衛隊は攻撃はして来ない事を知った上でレーザー照射などを平気で行っています。
これをもしアメリカに行えば即反撃される事も知っていますので、アメリカに対しては行いません。
この法案が可決されれば、他国も簡単には手を出せなくなるでしょう。
そう言った観点からは充分意義はあると思います。
ただ、憲法の観点から言えば憲法も改正するべきでしょうが、それを待っていたらこの先30年、50年は変えられるチャンスは巡ってこないのも事実です。
それを分かっているので安倍内閣は支持率を下げてまで法案を可決させたいのでしょう。
そしてその後選挙を経て憲法の改正をしたいとも考えているはずです。
安全保障法案に"反対"の人たちの理由は比較的シンプルにカテゴリー分けができるように思います。
・護憲派、左派
「戦争法案には反対!
「こどもを戦場へは送らない!」
「アメリカの戦争に巻き込まれる!」
・立憲主義擁護派
「解釈改憲は立憲主義を根底から脅かす!」
「堂々と憲法を改正しろ」
というような話をテレビで聞きました。正確な文言が不明なのと、
裏付けとなるようなWebページも見つからなかったのでコメントで…
マスコミの偏向報道には国外にスポンサーがいるようだし、なかなか難しい。
「国際平和共同対処事態に際して我が国が実施する諸外国の軍隊等に対する協力支援活動等に関する法律案」のことでしょうか?
そんな長い名前なんですか。調べてみたら関連する法案がいくつもあるみたいなので、その1つだけではないかもしれませんね。