ふとそう思ったのは、女性セブン2015年9月10日号に、新われらの時代に~うちの旦那がドルオタになっちゃた~のページを読んだからです。そこに「オタク」1人当たりの年間平均消費金額が、アイドル9万4738円でした。
それ以外の分野(鉄道模型、アダルトゲーム、ドール、キャラクターフィギュア、トイガン、プロレス、同人誌、オンラインゲーム、アニメ)では、お金をかけてる割には、アイドルに比べて控えめだなといった印象です。
40代以上の健康オタクもすごそうです。
2013年版 健康食品の市場実態と展望 - 市場調査とマーケティングの矢野経済研究所
2012年度の健康食品市場規模は前年度比100.5%の7,085億5,000万円を予測
2012年度の健康食品市場規模(メーカー出荷金額ベース)は前年度比100.5%の7,085億5,000万円を予測する。今後も高齢化社会の進展に伴い、中高年齢層を中心とした健康維持・増進、美容・アンチエイジング、エイジングケアへの高い意識を背景に、健康食品の需要は高まるものと考えるが、主力チャネルである通信販売が競争激化の影響により成長率が鈍化するものと予測されるため、それに連動して市場全体の成長率も影響を受けるものと考える。
とみんな大好き矢野経済研究所だとメーカー出荷ベースなので、7千億円と控えめですが、2兆円市場という声もあります。
同じころのアニメ市場の規模が2千億円程度だったので、アニメの3倍。
さぁ皆さんご一緒に。
「健康のためなら死んでもいい。」
女性セブンのその記事は読んでいませんが、元ネタは矢野経済研究所のオタク市場調査のデータだと思います。
「オタク」市場に関する調査結果 2014 - 市場調査とマーケティングの矢野経済研究所
上記からもリンクがありますが、調査結果が以下の PDF で公開されています。
http://www.yano.co.jp/press/pdf/1334.pdf
「表3. 「オタク」一人あたりの年間平均消費金額」には、消費金額とともに回答者数も記載されています。
オタクを自称する 2,299 名のうち、マンガが 855名(37.2%)で 1位、ついでアニメが 800名(34.8%)で 2位、3位がぐっと離れてライトノベルの 283名(12.3%)で、アイドルは第4位の 247名の 10.7% です。
一人当たりの消費金額が少ないということは、逆にいうと手軽に楽しめるということですから、人数も多くなるのでしょう。
また、市場への影響を調査したいということから、お金を自分の裁量で使える層ということで対象は15才以上になっていますが、人数調査という意味で対象年齢を引き下げれば、いわゆる「鉄(テツ)」と呼ばれる一群も入ってくるんじゃないかと思います。