例えば、VPN Gate 筑波大学学術実験プロジェクト http://www.vpngate.net/ja/ では、IPアドレスはVPNサービス利用者のものになるようです。(利用者同士でIPをシャッフルするんでしょうか?)
となると、自分のIP(生IP)は、主催者である筑波大学に照会しないとわからないことになるのでしょうか?
また、VPNを使った場合、自分が契約しているサービスプロバイダは、使用ソフト・通信内容等の情報を把握している(できる)のでしょうか?
もし「筑波大学に照会しないとわからない」かつ「プロバイダが情報を把握できない」とすると、筑波大学のログ保存期間3ヶ月を逃げきれば、Torよりも完全犯罪ができそうな気がしまして。
やらないですけど。
最低3ヶ月とあるだけで、3ヶ月で確実に削除される訳ではないと考えられます。
※最終的には「いつ」「誰が」「どのように」が分かれば良いため、その部分のログを圧縮して保存しておけば良いのです。利用頻度にもよりますが、現在のHDD容量などを考えると1年分程度は保存できるのではないでしょうか。
ざっくり、サーバが 10000台として、1サーバ当たりの一日のセッション数を、ざっくりと 30(そんなに多くないかな)。
VPN の接続ログは、接続確立と切断時だけということだから、2KB くらいか。
と、一日当たりで接続ログのサイズは 600MB くらい。
三ヶ月で 50GB 超というところでしょうか。
微妙に大きいですが、大きくてやってられないというほどではないですね。
純粋な実験プロジェクトなのか、実利を狙ったうえでのついでに公開実験なのか分かりませんけど、踏み台にされるのは真っ先に考えているでしょうから、対策を打ってるのは当然と言えば、当然というところか。
http でいえば、User Agent に VPN を使っている旨を埋め込んでいるようなので、アクセスされたサイトでも VPN Gate 経由でアクセスされたことが分かりますから、対応は素早くできます。
検索すれば、すぐにひっかかる情報なので、この質問があるから悪用する人が増えるかも、という心配は無用だと思います。