楽器を分類してください(楽器と言う語句はGで省略G)。音の出し方:叩く=打G、吹く:木管G・金管G 発音原:弦G、膜、棒状、電子G、流体の通過 演奏法:音程が飛び値=鍵盤G 演奏中音程が変化できる=変音G,できない=定音G 複数の音が同時に演奏できる=複音G、1音ずつ=単音G の様な分け方です。(まだ、多くあります)
例:ピアノ=打+弦+鍵盤+定音+複音 と言ったようなことです。
問題 オルガン、ピッコロ、トランペット、オカリナ、ホラ貝、オーボエ、バイオリン、ハープ、和琴、大正琴、チェンバロ、水笛、電子ピアノ、カスタネット、タンバリン、ドラム、銅鑼、霧笛、マラカス、マリンバ、笙、太鼓、シンバル、トライアングル、音叉
ハーモニカ、木琴、鉄琴、水琴、その他、付け加えても結構です。回答により適当に配点します。
まず、物理学的にいうと、音とは空気の振動波で、周波数で音程がきまり、波形で音色を表現するものです。(人の声のソとピアノのソは波形が違う)
ところで、空気と一口にいっても、窒素オンリーとヘリウムけっこう混ぜた奴とでは、伝わる速度がちがうので、音程穴の一つしかないホイッスルであっても、通す空気の種類を変更してやることで、実は周波数=音程を変えることができます。(ボイスチェンジャーガスと同じです)。また、振動体の振動している部分を指などで押さえるまたは解放することで周波数を変化させることも可能です。太鼓の革の張り具合を変えると一つの音色しかでない筈の太鼓でも音程が変わるなど。
まあでも細かいことをいってもしょうがないですから、25度の一定湿度で一定成分の空気内、音の発生強度も手を加えない いうことでやっていくと科学的になるかな。
・打楽器= カスタネット、タンバリン、ドラム、銅鑼、マラカス、マリンバ、太鼓、シンバル、トライアングル、音叉、木琴、鉄琴
一応音がさだまっている(単音)のですが、打面の長さ、張りをかえると音がかわります。プロは運送後、ちゃんと調律?してから演奏を始めるのでは。たしか、パーンといい音を出すために革を乾燥させるために火を焚くとかきいたことがあります。
・弦楽器 オルガン、バイオリン、ハープ、和琴、大正琴、チェンバロ。
一応音が定まっているものは「大正琴、オルガン、ハープ、チェンバロ」です。選択肢を選んでメロディーをつくります。
「バイオリン、和琴」は弦を指や柱で押さえて音階を決めることが演奏技術の前提になっている楽器です。演奏者はいつでも自分の耳で調律ができることが演奏技術の初歩に含まれます。弦が複数あるので複音です。
・金管楽器 パイプオルガン、ピッコロ、トランペット、ハーモニカ。 多数の音が用意されており、指で押さえることなどで選択する「一応音の定まっている」楽器です。ただしハーモニカでは舌で穴を半分ふさぐことで半音を出すことなども演奏技術に含まれます。ハーモニカとパイプオルガンが複音で、ピッコロとトランペットは単音です。
・木管楽器 オーボエ、笙 上の金管楽器とおなじく指で押さえて音を選択する定まった音を出す楽器です。笙は複音だとおもいます。オーボエは単音・
・その他の管楽器 ホラ貝(貝製)、水笛(プラスチック製)、ホーン(霧笛)。 空気を吹き込む強度で微妙に周波数がかわりますが、これらでは、いくつかの音をだしてメロディにしようとか、逆に一定の音を出そうという設計思想がないだけです。自由に吹き鳴らすものって感じですね。ホーンなどを数本束ねると複音ですが、単音を出すことができません。
・電子楽器 電子ピアノ 回路をもちいてスピーカーに接した小さな磁石を振わせます。振動数や波形は電子的に制御されます。複音、単音可能です。
・その他の楽器 水琴窟。あえていえば打楽器? 一応音が定まっていますが、水位を変えることで音が変わりますし、たぶん水の粘度を変更すれば音がでなくなるとおもいます。
余談
霧笛は、笛の種類ではなく用途です。たぶん今は電子音も多いでしょう。もともとはホーンとよばれるものですが、豆腐屋さんの笛とおなじです。ホーンは中心部のリードはおそらく金属製ですが、ゴムなどが主材料です。