今度ある学会(シンポジウム)に参加しにいきます。私はその分野について関心があり多少の知識はあるけれども大学の専攻とは異なります。
その学会にはワークショップも併設されており、やはり興味のあるトピックがありますが、参加者同士でディスカッションを行うなどとされています。専門外の素人がこのようなワークショップに参加するというのは無謀でしょうか。私はそのようなワークショップへの参加経験がなく、ワークショップがどのような雰囲気なのかよくわかっていません。
ほかの参加者にとって迷惑だったり、まったくついていけなくて無力感を感じることなどを懸念しています。
ワークショップというのはなかなか便利な言葉なので色々な使われ方をします。
シンポジウムのテーマを細分化してもっと少人数で行われる講演発表みたいなものだったり、世話人かリーダーみたいな役割の人を立ててのディスカッションがメインだったり、ハンズオンセミナーとか実地研修みたいな場合もありますし、それら全部を含んでいることもあります。ワークショップという言葉自体に明確な決まりやかたちがあるわけではないと思います。
分野や学会規模によっても雰囲気は違うだろうと思いますが、参加に特に資格が設けられていないなら異分野の人が紛れ込んで聴講に徹しているというのもアリなんではないでしょうか。逆に歓迎されたり異分野の視点を期待される場合もあるかも知れません。
ほとんどが顔見知りとかだと周囲から浮いてしまわないかとか、話についていけないで無力感にとらわれることもあるかもですが、門前払いされていないなら概ね参加自体は問題ないのではないかと思いますが。
本格的な学会であれば、会員登録していない外部からの参加者だと1万円以上(へたをすると10万のオーダー。企業からの寄付の意味合いになります)の学会費を取られますが大丈夫でしょうか。
また会費以外にもいろいろ書いてあるはずの学会のサイトの参加要項をよく読んでみては。そのワークショップだけ「興味があるかたはどなたでも」と書いてあるかもしれませんし、逆に何かしらの参加資格が必要なら最初から学会参加費をどのように都合しようかと悩む必要がありません。
理学系:その分野での常識を問われる。基本的に他人の話を聞かない人が多い。
工学系:理学系に比べて、理論より実践という分野なので一応間口は広い。でも、その分野での常識は問われる。横のつながり多い。
医学系:閉鎖的。専門が違ってると門外漢扱いだし、専門でも大人の事情で学会から締め出されてる人がいたりするし。
情報系:下手をすると大学の先生の方が世間知らずだったりするので、耳を傾けてくれる人は多い。
あくまでも個人的な感想。
文系の学会は顔を出したことがないので知らない。