偶然誰かの対戦の盤面が再現されてしまったことってないんですか? そんなときはどうするんででしょうか
当然ながら特にプロの対戦の棋譜は残っていますし、熱心に研究されています。一手一手の意味や後の変化など考えて、途中まで同じ棋譜が再現されることも多いし、解説でもいつのどの棋戦の誰と誰の対戦の棋譜だとか紹介されます。そして、片方がある一手を不満だと思ったときに、あるいは不満ではないけれど別に打ちたい手が生じたときに変化します。
えーっと、将棋しか知らないので囲碁に関しては言えませんが…将棋の場合AI将棋でもない限りお互いがずっと良手、好手ばかりを指し続けるのはおおよそ不可能であるため、悪手がでます。そして、同じ局面・場面で同じ悪手を打つのは(まあ一概には言えませんが)珍しいので、「ない」でいいと思います。こんな答えでよかったでしょうか?
将棋打ち、碁打ち、麻雀打ち、こういった方々は相当の上級者になると棋譜や牌譜(局)を覚えて並べ返せるまでになっていくものだとか。とはいえ、麻雀に関していえば4人で打つものでありまたその4人への配牌自体が原則ランダムなので、同じ展開が再現される可能性は現実として起こりえないでしょう。 しかし将棋、囲碁、チェスなどに置いては開幕の状況が常に一定なので、互いの打ち手が過去の盤面を再現してしまうことは起こり得ると思います。その一部に「定石」が組み込まれている場合、必然的に一致することはあり得るからです。 ただ、相互の打ち手が互いに最初から最後まで過去の盤面を再現すれば、過去の1局で最後にどちらが勝ったかを分かったうえでのことでしょうから、過去に負けた側をなぞっている打ち手は、今自分が敗北しないためにどこかでその再現から外れて行くものと思います。
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