子供(年若い者という意味ではなく、両者の遺伝子を受け継ぐ者)が、観客またはペットの役割に押し込まれ、使われると、非常に心を消耗して、つらいですよね。
行く末は、離婚を検討することにもなるのかもしれませんが、「離婚はイヤか」とか「どちらにつく」などと、いやがらせのような応答がなされたり、それさえもなく身柄を勝手に移動されることも予想されるわけです。
お話をネット越しに伺う限りでは、たぶん、どちらか(というより、両方)が思慮の浅い行動に出られているとおもいます。
「暴力はいけない」という子供でもわかることをやらかしているお父さんの側がネット越しにみるとやはりかなり怪しいわけですが、そうさせるお母さんもどこかおかしいのかもしれません。そして、質問者さんも話に割って入ろうとすると、「おまえがダメだからだ」といわれかねません。家族みんなになにかが足りていないのでしょう。
たぶん、高校くらいだと、「小学校で習ったのとは違う善悪があることはわかる」けど「大人になったことがないので全部まではわからない」のが本当でしょう。大人みたいな判断を求められても困るけれど、子供の判断のままではいられない。
お子さんは保護される側なので、全部の事情はわかりません。
(お金のこと、労働配分などは私が当事者でも全部子供に知らせることはありません。)
警察への通報も「できる」し、DV相談も「できる」。手段は覚えておくに越したことはありません。
でも、この質問者さんにとっては、もうすこし実際的ないくつかの手段をお勧めしたいとおもいます。
一つは、日記をつけることです。お父さんがどんなときに何をしたか。お母さんはどうだったか。自分の調子はどうだったか。家族全員が調子のいい日もあったのか。
本当に困っているのはたぶんお父さんです。
もう一つは、大人の発達障害について調べることです。お父さんは発達障害である可能性があります。お母さんなどの気持ちを「あえて無視する」のではなく「本当にわかってない」のかもしれませんし、それが原因で、会社でつらい目にあっているかもしれません。
最後の一つは、ばかばかしいように見えるでしょうが、内緒で合気道をネットなどで習うことです。よく見ると、激高している大人なんて、音ばかり大きくて、大したことはしていません。
お父さんのやっていることは、家具を蹴るだけでもいやがらせです。でも、別に大きい音がしたから嫌がってあげたり、機嫌をとってあげる必要なんて、本当はないのです。子供に戻りたいんだな、と思うしかありません。
そういうふうにして、自分に自信ができてきたら、話しかけられても「ごめん、今のお父さんの言葉は聞きたくない。もうちょっと頭を冷やしてから話しかけて。」といって、それでも話しかけてくるようなら聞こえないふりか、席をたって距離をとることにしましょう。
同じ家で寝起きせざるを得ないので、本当に苦しくて大変だとおもいますが、親も他人だし、親も子供(ガキ)だ。もちろん自分も親からみて他人だし、自分もガキだ。普通の一般の人間だ。親子でも最低限の礼儀はあるんだ。
そう確信できて、ようやく「ふつうにひとりの人間同志として礼儀をもって、困ったことの解決方法を話し合う」ことができます。事務的、計算高い、冷酷なものでもいいのですが、とにかく、感情に振り回されない、建設的な話し合いをしましょう。
今は「みんなバラバラで話し合いの席にも着けてない」ということがご家族の抱える一番大きな問題なんでしょう。
質問者さん自身にも、成長のさなかの最も難しい局面にあたり、一人で抱えきれないほどの感情の問題があると思います。アドバイスのつもりですが無理を言ってしまっていたらすみません。